『2年生存率０％を生き抜いて』
28歳で腎臓の希少がんに罹患。
22年前の発病当時、
一番の希望は生の体験談でした
生還記録の連載は終了し、
ここからは、
出会ってきたがんサバイバーを
紹介していきます
杉浦貴之・生還記録はこちら
はじめに
出会ったがんサバイバーや、
発行する『Messenger』に
登場してくれた方を紹介しています。
強烈に印象に残っている方の１人、
胆のうがん、余命1年から8年目の
愛知県在住の石川利広さんを紹介します。
（表紙が石川さん）
石川さん（以下ロペさん）は、
2015年2月、胆のうがんで
余命１年の宣告を受けます。
早々と終活を始めますが、
どうしても叶えたい夢があり、
夢を叶えるその日に元気でいるため、
ホノルルマラソン参加を決意。
その復活ロードです。
ロペさん自身の手記です。
2015年２月末、
正式な診断が下されました。
「検査結果は胆のうがんです」
「十二指腸にも、
腹水にもがんが認められ、
手術はできません」
死は受け入れたものの、
どうしても叶えたい夢がありました。
前回はこちら
良くなっている？
マガジン『Messenger』から縁が広がりました。
『Messenger』の広告に
掲載されていた枇杷温灸の荒井尚美さんから、
豊田のユーユー健康館を紹介されました。
早速ユーユーさんで施術を受け、
オーナーの前田さんから、
身体、病気、食事、免疫のことを教えていただきました。
前田さんから言われた印象的な言葉。
「がんは自分が作ったものです。
だから自分で治すのです」
ユーユーさんでもたくさんの出会いがあり、
真剣に病気と向き合い、
本気で食事療法などに取り組む決心がつきました。
一方で、
延命のための抗がん剤を４月末より始めていました。
１回目、２回目と
何の副作用もありませんでしたが、
３回目、やっぱり来ました･･･。
白血球の数値が異常に下がり、
口内炎が発生。
自分の甘さに苦笑いです。
そして、
次の投与をどうするか考えました。
完治を目的とした抗がん剤なら、
きっと過酷な苦痛も耐えたと思いますが、
少しの延命のための抗がん剤に
何の意味があるだろうかと思い、
勇気を出して３回で中止することにしました。
病院の担当医には、
「それも選択の一つだね、
しかし胆管の管は１～３か月に一度、
交換の必要があるので定期的に来て下さい」
と言われ、ホッとしました。
そして胆管の管を取り替えるため、
６月、ＣＴ検査を受けました。
その結果、
何と腫瘍の縮小が認められるとのこと。
従って胆汁の流れは
十分確保されているので、
管の取り替えは不要と判断されました。
何の取り組みが良かったのかわかりませんが、
気持ちは明るくなりました。
通院も２か月に一度になり、
おまけに10年前の心臓バイパス手術後、
標準以下だった心筋の値も、
高血圧も標準値になりました。
抗がん剤を止め、
道がはっきり見えると、
あとは前に進むだけです。
杉浦貴之さんのトーク＆ライブに幾度も参加し、
病気と闘い元気になった人、
または元気になろうとしている人に会い、
自分を奮い立たせました。
石川さんが登場する『Messenger』48号
つづく。
11月30日（水）杉浦貴之&Espacio Live in NAGOYA @オキナワAサインバーKOZA
このライブは同時にYouTubeで無料配信します。
遠方で参加できない方、
入院中などで足を運べない方に向け、
オンラインでお届けします。
☆配信アドレス☆
会場参加の方は名古屋へ！
『輝くいのちと音楽と』
シンガーソングライター・杉浦貴之と
愛知県で活躍するインストバンドEspacioとのコラボレーション企画。
『Messenger60号』
がんサバイバーの生還記録
今回、定期購読を申し込まれた方には、
今号に登場されている、
刀根健さんへの公開インタビュー動画
（110分）をプレゼントします！
杉浦貴之・11，12月のイベント出演情報です。
11/30 杉浦貴之＆Espacioライブ in 名古屋（YouTube配信あり）
12/1 鈴木利枝セミナーinリボーン洞戸 ゲスト出演（ZOOMあり）
12/3 スマイルピースコンサートin名古屋 ゲスト出演
12/4 杉浦貴之トーク＆ライブ in 豊田
12/9 杉浦貴之&若渚 in 名古屋（YouTube配信あり）
1/21 杉浦貴之トーク＆ライブ in 和歌山
詳細→
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