『2年生存率０％を生き抜いて』
28歳で希少がんに罹患。
発病からの生還記録を綴っています。
今日は現在の活動日記です。
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今日はがんサバイバーで
ホノルルマラソンを目指す
「チームメッセンジャー」の仲間で、
かすみがうらマラソンに参加しました。
この大会は３年ぶりの開催、
そして久しぶりのチームでのマラソン参加は
本当に楽しかったですー🏃
普通にみんな笑っていますが、
いや、いちばん笑っていた集団だと思いますが、
たくさんのがんサバイバーがいました。
ステージ４の大腸がんから10年の方、
原発不明がん・余命３か月から５年の方、
ステージ４の卵巣がんから５年の方、
ステージ３の食道がんから８年の方、
悪性リンパ腫、乳がん、子宮がんの方などなど･･･
一瞬一瞬の積み重ねに、
奇跡を噛み締め生きるからこその笑顔がそこにあります。
ほとんどの方が
ホノルルマラソンにも参加されています。
チームメッセンジャーは2009年に結成され、
2010年から「がんサバイバーホノルルマラソンツアー」を企画し、
コロナ前まで、仲間とともに９回のツアーを実施しました。
完走を果たした参加者は約５００名！
なぜホノルルマラソンなのか？
それはこのブログでも書いたことがきっかけです。
看護実習生から
「夢は何ですか？」
と聞かれたことをきっかけに
入院時に描き始めた、
「いつかホノルルマラソンに参加したい！」
「ゴールでパートナーと抱き合い結婚式を挙げたい！」
という夢。
ホノルルマラソンの夢は2005年に叶えました。
ゴール後の結婚式の夢は2008年に叶えました。
2005年の帰国後、
周囲の方々に言われたのが、
「何でそんなにフルマラソンを走れるほどに元気になったの？」
という言葉。
見違えるほど元気になっていたからです。
ぼくはこう答えていました。
「走れるほどに元気になったのではなく、
走ったから元気になったのです！」
ホノルルマラソンのゴールで、
自分はこれで大丈夫！と、
確信したのでした。
自分の中にこんな力が内在していた！
人間の可能性は計り知れないんだ！
自分の中でマインドセットが起きたのです。
この体験、体感を分かち合いたい。
がん患者さんに、
治すことを
生きる目的にするのではなく、
「治った」向こう側を見てほしい。
治すために生きるのではなく、
生きるために治していってほしい。
自分の力を制限しているのは自分自身。
その制限を自分で外してほしい。
そんな思いで、
仲間を募ってホノルルマラソンを目指そうと考えました。
ぼくの本を読んだり、
『Messenger」を読んだり、
ラジオや新聞でこのツアーを知ったり、
ぼくのライブや講演で知りったりして、
たくさんのがん患者さん、
経験者さん、家族、
医療関係者さん、
サポーターが参加されています。
2015年のがんサバイバーホノルルマラソンのムービーです。
本当に感動します！
心を前に向けるために
分かち合うことが必要です。
喜びも、幸せも、悲しみも、苦しみも、
分かち合うことで、
支え合うことで、
生きる力が高まります。
ホノルルを走ったメンバーそれぞれ、
これからも大変なことが待っているかもしれません。
でも、そんなときこそ、
このツアーで生まれた
「自分への自信」と「仲間の絆」
という宝物を思い出してほしいと伝えています。
それが壁を乗り越えていく力になるはずです。
病と向き合っている方、
目標設定を変えてみるのも良いかもしれません。
治すことではなく、その向こう側に。
マインドセットしてみてください。
自分はまだまだこんなものではないと。
もしよろしければチームメッセンジャーに入ってくださいね。会費は無料で、メーリングリストが届きます。
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