イースターの休暇が終わって、
今日から学校が再開したMiaです、こんにちは。
ちなみに私が行ってるのは
VHS(Volkshochschule:フォルクス ホッホ シューレ)といって
簡単にいうとドイツの市民学校です。
どこに住んだとしもドイツ国内なら街に1つはあります。
ドイツ語コースは外国人にめちゃめちゃ人気で、定員はすぐに埋まります。
なぜなら学費が安いから。
コースを修了した所で学位が認められるわけじゃないけど
ここに通う人が欲しいのは学位じゃなくて知識。
テストに合格さえすれば、ドイツ国内でいい仕事に就く事ができます。
みんな、そのために頑張ってます。
学校に通う期間はどのランクの試験を受けるかによります。
ドイツ語の試験はGOETHE-TEST(ゲーテ テスト)といって
A1→A2→B1→B2→C1→C2の順で難しくなるようです。
(どのランクでも読解、筆記、リスニング、スピーキングのテストがあります)
Bレベル以上の試験に合格すれば就職するのに問題はないでしょう。
私は最終的にB2+市民になるための試験も受けるので1年間です。
ちなみに、別のクラスでA2を受ける人たちは
5か月くらいで修了するといってました。
でもドイツに住んで5年くらいのベトナム人の友人は
A2取るのに1年かかったっていうてました。
人によるのかもれない。
わたしは昨日久しぶりの学校で
案の定、今まで習った事の50パーセントくらいを
脳の引き出しの奥深くに仕舞いこんでしまって
出してくるのにかなりの時間かかりました。
30代半ばで学校通うとこういう事になるねん。
(忘れたわけちゃうで…引き出しの奥の方で迷子になってるだけやで)
やっぱり語彙力の引き出しは
常に整理しとかなあかんなーって事で
私も学校の最初の方で習って、
今も毎日のように使ってる挨拶を
少しご紹介したいと思います。
多言語スピーカーは瞬発力が命なのでね。
まずこれから夢を持って
海外移住をしたい人にこれだけは言いたい。
資格試験も大事やけど言語は道具です。
コミュニケーションのために使いましょう。
ドイツだけじゃなくて、全世界どこででもです。
みんなも、小さい頃からお母さんに
「ちゃんと挨拶しなさい!」って言われてたと思うけど
海外で暮らすうえでもめちゃくちゃ大事な習慣で
特に外国人として海外で暮らす場合、
挨拶して損する事はまずないです。
お店に入ったら店員さんに挨拶!
バスに乗ったら運転手さんに挨拶!
切符を確認しにきた車掌さんにも挨拶!
誰でもいいから目が合ったら挨拶!
とにかく挨拶しまくりましょう。
じゃドイツに来た時に
どんな挨拶すればいいのかって話になりますけど
出会い頭の挨拶は
最初は「Hallo!」で十分です。
プライベートなら、誰にでも使えて便利な言葉です。
発音はハローです。
なのでハローハロー言いまくりましょう。
でもこれは結構カジュアルな挨拶なので
年上の方への挨拶や畏まった場面には
「Guten Tag!」(グーテン タグ)が無難。
昼から夕方くらいまでは使えます。
ちなみに・・・・
朝の挨拶したいときは
「Gten Morgen!」(グーテン モルゲン)
夕方から夜あたりは
「Gten Abent!」(グーテン アーベント)
おやすみの挨拶は
「Guten Nacht」(グーテン ナハァト)
ここままではドイツ全域で使われる挨拶ですが
ここ、オーストリアに近いドイツ限定で使われるのが
「Grüße Gott!」(グリュス グット)です。
これはオーストリアで使われてる礼儀正しい挨拶です。
でもここみたいに国境が近い場所だと
汽水域みたいに使う言葉が混じるんです。
次に・・・
別れ際の挨拶ですが、汎用性が高いのは
「Auf Wiedersehen!」ですね。
(アウフ ビィダァセン)
少し短くして「Wiedersehen!」だけでもOK。
それこそ、いつ誰にでも言って大丈夫です。
ここでカジュアルな場面で使える
私の絶対的オススメの別れの挨拶がふたつあります。
それは・・・
「Tschüss」(チュース)と
「Ciao!」(チャオ)です。
かわいくないですか?
注意としては両方バイバイって感じの意味なので
出会い頭の挨拶では使いません。
スーパーとかカフェでも店員さんは
普通にみんなTschüssとかCiao!っていうてくるので
いわれたら照れずにお返事しましょう。
もちろん自分から言ってもいいです。
例えば学校が終わって教室を出るときとかクラスメイトに
「Bis morgen! Ciao Ciao!」(ビス モーゲン!チャオ チャオ!)
「また明日ねー!バイバイ!」とかいう感じで。
一言でドイツ語といっても
まずdialekt(ダイレクト)といってドイツ国内の方言、
そしてドイツ語を公用語している国により
(ドイツ以外にオーストリア、スイス、ルクセンブルク、
ベルギー、リヒテンシュタインの計6か国!)
それぞれの特色が違うので、とても奥が深い言語です。
私が思うに、
言語の勉強はいっぺんに全部しようおもても絶対無理やから
自分が相手に何を伝えたいのかの優先順位を付けて
語彙力を少しづつ付けていくのが大事かなと。
わたしがまず最初に習得したいのが「挨拶」
次が「誉め言葉」
これも挨拶と同じで嫌いな人はおらんから。
誉め言葉含めポジティブな単語は
めっちゃ使い勝手いいです。
新しい言語を学び始めたところだったら
まだ脳内で瞬時に文を作りきれない事も多々あります。
そういう場合でも、一言でリアクションが取れます。
めっちゃ便利。
例えば…レストランで店員さんに「おいしかったです!」とか
友達に「新しい髪形かわいいやーん!」とかね。
「でも一言だけやったらアホっぽく見えるかも」
って心配な人もおるかも…でも安心して!
新しい言語の習得中は誰でもアホっぽく見えるから!
気にしたら負け!
たくさん聞いて、たくさん話して使って覚えるのが近道です。
3つ目は、
「5W1H」みたいなやつ。
ドイツ語ではW-Fragen(ヴィー フラーゲン)といいます。
大阪人にとって大事な
「これナンボ?」もW-Fragenに入ります。
これは文を組み立てて話す必要があるから
少し難易度はあがります。
あれ?自己紹介はないん?と思われると思うけど
自己紹介するのって各人間に1回きりやん。
あった人全員にするわけちゃうし。
使用頻度は低めよね。
でも大事は大事。
なので次回のドイツ語をご紹介する際には
簡単な自己紹介と、
誉め言葉のボキャブラリーを載せたいと思います。
ちょっと今日は真面目にしてしまったので
うちの猫で癒されてください。
名前はオナラです。
なぜオナラかというと
初めてうちに来た日に私の顔の前でオナラしたから。
窓際で鳥を眺めてるけど
捕まえられる跳躍力はもってません。