今日も一日、母親業お疲れ様でした！
今日は何かひとつでも、「自分を大事に」する行動、できましたか？
今日は、銀座コーチングスクールにて勉強会でした。
ということもあり、これから毎週１回程度４回シリーズで、私が子育てに活用している、コーチングの基本スキルについてお伝えしようと思います。
第一回目の今回は、「認める」です。
子どもの声に耳を傾けて、認めてあげる→そうすると、泣いたりわがままを言っていたのが、落ち着きます。
実例を挙げますね。主に幼児の場合の例ですが、もっと大きい子供にも応用できると思いますよ。
転んでしまって泣いている状態のとき、どう声をかけますか？
A）「大丈夫、大丈夫、たいしたことないよ、ほら立って」
B）「痛かったね、ほんとに痛かったね」といって抱きしめる
答えはBです。
Aって、急いでいるとき、そして祖父母世代がやりがちなんですが、これだと余計に泣き止むまでの時間がかかってしまいます。子どもは、「痛かった」という気持ちを認めてもらえると、安心するんです。これは、私が当時2歳の息子に何度も何度も実験して、検証済みですので、ぜひ急いでいるときもBを使ってくださいね。
もうひとつ。
今日は出かける予定があってもう出発する時間なのに、公園に行くと言い張っている状態のとき。
A）「もう、ほんとに時間ないから早く行こう。公園はまた後でね」
B）「そっか、○○くんは公園に行きたいんだね。じゃあ、ほんのちょっとしか時間ないけど、先に行く？」
こちらも、答えはBです。
私も正直、ついついAのように言ってしまうこともあります。しかも語気を荒げて（苦笑）。
でも、結局はBの方が、子どもが「動いてくれる」んです。Aだと、家を出る準備さえままなりません。Bのように対応したときは、結局外に出てからは気持ちが落ち着いたのか、私の予定の方向に素直に歩いてくれて、無事待ち合わせ時間に間に合った、ということもありました。
全然季節感ありませんが、長女２歳３か月の頃、わがまま言ってスーパーのレジの床に寝転がる、の図（笑）。
さらにもうひとつ。
当時2歳の息子が祖父母宅で「帰りたくない。お泊まりしたい」とごねた状態で、一緒に行っていなかった私に電話がかかってきました。祖父、祖母、父親、姉がいくら説得してもお泊まりすると言い張っていたようなのですが、私が電話口で
「今日はおばあちゃんち、楽しかったんだね～。いっぱい遊んだんだね。プラレール遊べて良かったね。それでお泊まりしたくなっちゃったのかな？もっと遊びたいんだよね？でも、それだとママがさみしいから、おうちに帰ってきて、何して楽しく遊んだのかお話してくれる？」
と話すと、すんなり「うん」と言ってくれました。
共通するポイントはすべて、「子供の気持ちに耳を傾けて、その気持ちを認めてあげる」
です。大人は、自分たちの都合で子どもの行動を制限しがちです（ある意味当然ではありますが）。
でも、急いでいるときでも、ぐっとこらえて子どもの気持ちに寄り添ってあげて、「痛かったね、公園行きたいんだね、もっと遊びたいから帰りたくないんだね」という言葉をかけてあげるだけで、ずいぶんと状況が変わります。
最後にもうひとつ、息子が３歳になって幼稚園に入園してからの、つい最近のお話。
今まで数回、「幼稚園行きたくない～」っていう日がありましたが、その状態のままバスに乗ったことは一度もありません！（泣いてる状態で着替えさせたことは１回だけありましたが）
これも、「そうか～、幼稚園行きたくないんだね。そういうこともあるよね～」と、ただひたすらその気持ちを認める。
年齢にもよると思いますが、「どうして？」とか聞いてもあまり意味がないというか、行かない理由を作り出す可能性もあるのでおすすめしません。ただ、認める。
息子の場合は、それで安心するのか？そのうちすんなり準備をして、先日は、エレベーターの前まで行ったところで、「あれ？今日幼稚園行くことにしたんだっけ？」なんて言い出したので、笑ってしまいました。
だまされたと思って、ぜひ試してみてくださいね♪
ではまたこちらでお会いしましょうね！