バリ島の我が家のアパートとビラの従業員は二人、管理責任者の
マーリンと庭師は彼女の父親、給料は世間より高い上、住み込み
で家賃無料、電気、水道、ガスは無料、浄水器があるため飲料水
も無料、バイクも買い与え、維持費は和太郎が負担、福利厚生は
バリでは最高レベルと自負している。
マーリンはバツ2で我が家で5歳の子どもが同居、毎日決まった
勤務時間や作業もなく、1か月平穏無事なこともあれば、連日に
渡り想定外のトラブルが起きるのも現実、仕事にうるさい経営者
である和太郎は異国タイで暮らし、労働者の立場では天国かも。
我が家の日本人の入居者様から直接和太郎宛てに苦情が来なけれ
ば許容範囲と考え、入居者同士のトラブルは経営者が関知する事
ではなく、経営側の仕事は建物や設備の管理と敷地内外の迷惑行
為の防止、収益を上げるための入居者の募集もマーリンの大切な
仕事である。
唯一の経営的な問題は、収入の割に維持管理費が嵩むこと、原因
はバリ島の建築レベルが低く、頻繁に修理が必要、それらを管理
する従業員も必要であり、バリ島の賃貸住宅の経営は手間暇が掛
かるということになる。
結論として我が家で一番恩恵を受けているのは従業員のマーリン
なのだ。
↓チェンマイのセブンの冷凍スパゲッティ