迷惑な円安と日本への外国人旅行者 | 和太郎のチェンマイ逃亡記

和太郎のチェンマイ逃亡記

約20年のサラリーマン生活から脱落、無職で常夏の国の生活
に憧れ2008年11月インドネシアのバリ島へ移住し11年滞在、
インドネシア人気質が嫌いで脱出を決意、2019年10月タイの
チェンマイに引っ越し、穏やかな国民性と街の心地良さが気に
入り住み着いてしまった。

2024年3月の訪日外国人客数は308万人、単月では過去最高だった

 

2019年7月の299万人を上回り、初めての300万人超えだが、旅行

 

者数が大きく伸びた要因は、新型コロナウイルス禍のリバウンドと

 

歴史的な円安である。

 

 

和太郎が大学を卒業した1985年、旅行業界は大学生の人気就職先の

 

上位にランキング、その後は人気も給与も右肩下がり、大手旅行会

 

社へ就職した和太郎の友人は45歳で年収は300万円、新卒時の給料

 

を下回ることになったが、今回のインバウンドの激増で給料アップ

 

は雀の涙。

 

 

チェンマイ生活5年目に入った和太郎の生活費は東京の自宅マンシ

 

ョンの家賃収入で円安はチェンマイ生活の出費の増加、インバウン

 

ド激増で日本のホテル業界は儲かっているが、和太郎が帰国時のホ

 

テルである西鉄イン西新宿は、通常1泊8,000円が現在16,000円、

 

円安もインバウンドも海外在住の日本人には迷惑なだけなのだ。

 

 

世界経済が成長する中で先進国では唯一低迷する日本だが、日本を

 

訪れる外国人激増の中、中国人は4年前の65%に留まり、中国経済

 

崩壊が顕著に表れ始め、再び、日本が中国を追い越す時が来た。


がんばれ日本!


↓チェンマイの昼食は辛いさつま揚げとナマズ野菜炒め

↑貧乏生活を耐えている訳ではなく、和太郎にはご馳走なのだよ。

 

 

 

 

【ネットのコメント】


日本がこれほど安い国になってしまったことに危機感を持つ必要があります。脱成長を求める意見もありますが、世界は経済成長を続けており、成長していないのは日本くらいであることを認識するべきでしょう。日本が成長しなければ、企業はインバウンド頼みの経営になってしまいます。今こそ日本はいかにして経済成長を遂げるかを考えるべきです。世界では経済成長に財政資金を投じる傾向が強まっています。理系人材の育成や新産業創出に財政資金を投じて、経済を成長させることが、日本が海外から買いたたかれない方法といえます。

インバウンドにおけるモノから体験への流れ、そしてかつての日本人も海外でのブランド漁りから脱却したように、百貨店のインバウンドはやがて収縮していく。
 J.フロントリテイリングの小野圭一 社長 のインバウンド好調に対する危機感と、将来に向けた成長の種をまくことが重要だという指摘はまったくの正論。
 いまこそ、百貨店の業態イノベーションとビジネスモデルの変革が求められている。

インバウンドと富裕層の高額消費により、大手百貨店は絶好調というニュースはコロナ後、ずっと報道されているが、この恩恵に預かっているのは、一部の店に偏っている。銀座、新宿、梅田、なんば、などの特定エリアは大盛況だが、ちょっとはずれると、それなりになる。郊外や地方の百貨店の戻りは鈍く、近鉄百貨店はあべのハルカス以外の店から百貨店の名前を外すとのことで、百貨店という業態の問題解決になっているとは、業界も考えてはいない。この追い風の間に、引き続き百貨店のありかたについて、長期的な施策を実行し続けることが、重要であるということなのは間違いない。

中国人観光客の完全復活を待たずに、都内や主要都市の商業施設においてインバウンド消費が順調。続く円安、万博効果もあり今後もさらに伸びる可能性がある。ただ、コロナ禍の状況を踏まえると、各企業は安心してはいられないというのが本音でしょう。
一方で、地域の中小企業において、インバウンド需要の回復はまだまだこれから。インバウンド需要も二極化しており、地方誘客が今後のカギになる。

それは良いけど、ただの発展途上国になっているようにしか見えない。
海外旅行は、無いかな。
20年くらい前に、韓国や台湾、東南アジアに行っていたように。その頃はグアムも安いと思った。
もう、そんな時代には戻りそうにないですね。

都会や観光地はいいですよね。海外の観光客がお金を落としていってくれるから円安はむしろ追い風になる。問題は地方。必需品以外はどこも苦しんでいる。円安が続けば石油等の資源燃料、他海外から取り寄せているものは全て負担増。負担が増えれば買い控えが起きる。買い控えが連鎖してお金が回らない。地方にいても幸せにならないということで皆がどんどん離れていく。都会に人口が集まれば地価や家賃が上がり、都会に住む為には更なるお金が必要になってくる。いきつく所、インバウンドで景気が回復すれば円安はおさまるが、結局アメリカで起きている事同様、貧富の格差社会が生まれる。

昨日も適切な為替に関する記事があり、人によって様々な意見があって当然だけど、私は110円から120円/$くらいが適切と考えると書きました。
日本は円安のほうが大企業の利益が増えてメリットがあると言う意見の人もいますが、私は為替が振れるなら円安方向よりも円高のほうがいいと思ってきました。

2010年代の初めころにアメリカやカナダなどの北米や、東欧などヨーロッパに滞在しましたが、当時の為替は80円台~90円台/$、100円弱~110円/EUROでした。
その頃は先進国の北米やヨーロッパでも日本人がブランド品を買いまくり、友人への土産もブランドショップへ買いにいき躊躇することなく即決で購入できたことを思い出しました。

円高になれば別の試練がありますが、円安·無金利のぬるま湯で外国から買い漁られる弱小国に成り下がるより、円高の厳しい環境で勝ち抜ける真の実力がある日本を目指すべきです。

外国人の観光客は日本の格安物価に驚くので、免税店など優遇制度を撤廃しても良いと思います。
国は物価高騰と連動する消費税やガソリン二重課税など、過去最高額の税収があるのに、今なおデフレ脱却が必要だと言い訳し、国民よりもインバウンドの方が大事なんでしょうね。

インバウンド恩恵の観光地で商売をしているが、周囲の店は軒並みインバウンド価格に値上げ。
ウチも仕入れ価格上昇分程度の値上げはさせてもらったが、これまでの地元客のことを考えるとインバウンド価格にはできない。「いつもの店で飲食ができなくなった…」という声もよく聞く。

自営でインバウンドの波に乗れる人たちは潤うかもしれないが、地元のサラリーマン家庭や年金暮らしをしている高齢者にとっては、驚異でしかない。
いつものスーパーも、他の同系列店とは違う価格設定になっている(同じ牛乳が観光地近くだと50円ほど高い)ことはザラで、風邪薬が500円近く高く設定されていたとも聞いて驚いている。

インバウンドで好景気なのは良いが、元来そこで営みをしている地元民にとっては、ただただ迷惑なだけなんじゃないかと思う。

子供のおやつのたこ焼きが…6個で1000円(コロナ前には4個で200円)。もう子供には買えない。

政府としてはこれがあるから円安を止めることに消極的です。日本の経済成長は松下電器をはじめとして、MADE IN JAPANというある種のブランドが作れたこと。しかし日本の技術は以前の発展途上国であった中国や韓国、さらに東南アジアへと自ら流してしまい、もはや日本ブランドの魅力も大きく減少している現代。しかし大企業が円安による恩恵を受けている=企業努力なしでも利益を上げられる。この時を政府はチャンスと捉え、例えば牧草を国内消費の足りない量を補うために海外から仕入れるなど、方向転換する必要があると思います。米や野菜、いわゆる農業の衰退は直接的に海外から仕入れる必要に迫られますが、政府や大企業がここに投資して、若者が安心して暮らせる事業にすることで、円安の恩恵に国民が預かれる形が作れます。円安を悪と騒いだところで、この状況は止まりません。だからこそ利用すると頭を切り替えなければならないと思います。

良いことのように見える反面、日本が買われているような気分。
20数年前に海外に行った時の「安い」って感覚が、逆転したかのよう。
100ドル10000円で買えたものが、今じゃ15000円か。老後は海外旅行ってのが夢になりそう。

過度な円安が日本経済にとって是と言えない中、足元円安なのでインバウンド客が増えている現状の中での立ち回りとしてはうまくいっているのでしょうが、おっしゃるとおり、日本経済全体としても今の円安はネガティブだと思いますので目先上手く乗りきりながらの先の展開にどう誘いをつけるのか、本当に大事な局面だと思います。どうすべきなのか想像もつきませんが、大手のリーダー達がどのような采配を振るうのか楽しみでもあります。

百貨店は儲かっているのなら従業員の給料を大幅に上げる必要がある。
将来の成長のためというけれど、まずは賃上げこそが第一のはず。
可処分所得が上がって初めて日本国内の好景気のサイクルが回り始めるのだから。

円安に加えて、電気の補助金も無くなるし再エネ賦課金も値上げ、国民にはいいことないですね。
円安って一部の輸出大企業と観光業が儲かるだけでしょう。
消費税も半分以上は輸出大企業に還付されてるし。
資本主義が度を超すと、こうまで貧富の差ができるんですね。

 

円安効果によるインバウンド需要の急増は、一見経済にプラスと映るが、実体経済における持続可能性に疑問符が付く。確かに、大手百貨店は外国人客の消費拡大で利益を伸ばし、表面的には繁栄している。

しかし、この状況は国内の低所得者層や年金受給者には逆風だ。彼らは物価上昇の波に直面し、生活コストの増大が厳しい現実となっている。このような経済の二極化は社会的な不均衡を招き、中長期的な視点での健全な経済成長を阻害しかねない。政府や企業がどのようにしてこれらの問題に対処し、全層にわたる経済的利益の均等化を図るかが、今後の大きな課題となるだろう。

今の円安を好機と見るのは良い事ですが、円が安くなっているという事は、日本の資本が外に出て行ってしまっているという事でもあります
今のうちに賃金を上げて消費者物価も上げておいた方が良いのかなとも感じます
最悪なのは日本の安くなった労働力をそのままで働かせようという動きでしょうね

これって、バブル期に日本人が海外に行ってどんどん物を買い漁っていたのと同じ状況ですよね?
百貨店だけでなく、不動産や美術品、株などどんどん外国に買われていく気がします。
せっかく海外から流入した資金が上手く国内経済に回っていかないと、
もう日本はダメかな?
アメリカも長期低迷から脱したけど、日本との一番の違いは日本ほどの少子高齢化では無いと言う事でしょう。

首都圏在住で都内勤務してます
出社途中の電車、駅から会社までの道すがら、休日での外出先…至る所に海外からの旅行客が溢れてるのを目にしてますが、でっっっっかいスーツケースを複数持ち歩いて道を塞ぎ、でっっっっっかい声で騒いでる人の多い事!
前は平日休み取って街でゆっくりショッピングやランチをする楽しみがあったんですが、もはや落ち着いて過ごせるのは我が家だけになってしまったのかもしれません

空港直通の電車を使っていますが、外国人がすっっっごく多くて流石にイライラします…。
通勤はしにくいし旅行もホテルが高騰しすぎて取れないし、生活を圧迫されている。インバウンドで世の中全体が少しでも潤うなら我慢しますが…。

浅草や京都なんかは風情を楽しめなくなり大勢のマナーが悪い外国人観光客に害されていると思います。トイレもきたない、ゴミ箱もあふれている、お店には日本語表記がない、コインロッカーは埋まって使えない、タクシーはつかまらない、大きなスーツケースを持ったまま観光する人に地元民が遠慮している状態。
受け入れる態勢が整っていないのに受け入れて破綻している気がします。
将来的なことを考えたら入国制限をして観光地のクオリティを保ったほうが長い目でみて日本自体の価値はあがると思います。

インバウンド税みたいなのをとっても今の日本には問題なく外国人観光客くるのでは。他国の一部地域でもしているみたいなのでまずは京都や東京、大阪などでしてみても良いのではないでしょうか。
その税金でインバウンドに関係ない職種や住民にも利益になるような使い方をすれば。

日本人が京都に観光に行きたいという気持ちが犠牲になってる気がします。ゴミと酒気が臭う街並みは残念ですし、舞妓さんを無理やり引き止めて写真を取ったり、木の枝を折って持ち帰ったりと、好き勝手を許すのは違うと思います。日本人がその場所が大切だから保全したいと思っているうちに、きちんとルールを設けて欲しい。

Jフロント社長の考えは正しいと思う。
百貨店は今まで金持ちの老人しか相手にしてこなかった。普通に暮らしている人にはほとんど縁が無いのが実情だろう。特にデフレが続いたこの30年の間に生まれ育った人にとっては無縁の存在と言っていいかもしれない。
逃げ切り世代と呼ばれる金を持ってる老人はだんだん減少していくのは当然で百貨店もその老人達と共に倒れるだろうと思っていたが、まさかのインバウンド需要が救ってくれたわけで。
でも結局、百貨店は老人と外人をターゲットにしているのだから多くの人には遠い存在、消費者側から言わせてもらうと無用の長物だという事には変わりない。
あとはこのインバウンド祭りがいつまで続くのかだろう。でもインバウンドで過去最高利益!とかやっているのを見るとますます国内消費者からすると「面白くない」と正直思ってしまうのではないだろうか。

これは喜んでいいことなのでしょうか?外国人が日本で高級品を買ったり高級料理を食べ、日本人はなるべく安いものを買う。ついには、外国に出稼ぎ売春する状況にもなっている。先人たちが血と汗で築いてきた日本をアベノミクスがいとも簡単に発展途上国に戻してしまった!政府、日銀は金融政策の大転換を即刻図るべきです!