インドネシアはイスラム教の断食月ラマダンが明け、断食明け大祭
レバランの時期、ラマダンやレバラン期間中は犯罪が増加、休暇で
田舎へ帰る前、悪党どもがスリや置き引き、空き巣や泥棒で一稼ぎ
を目論み、テロへの警戒が高まる時期でもある。
比較的治安が良いサヌールの我が家の近所でも、数年前、我が家の
住人が歩いている時に引ったくりの被害に遭い、別の住人は自転車
の前カゴに鞄を入れて走行中に引ったくりの被害、さらに、バイク
を停めてスマホで地図を確認中にスマホを引ったくられ、3件とも
犯人はバイクに乗って犯行に及んでいる。
やはり、バリ島も治安が悪いのは実際に被害に遭う日本人の数から
見ても明らかであり、用心深い和太郎は短期の旅行で行くことさえ
躊躇している程、バリ島を訪れる日本人客が増える気配が無いのは
日本人の懐事情の問題だけではなく、遠い、高い、治安が悪い、飽
きたなど、他にもたくさんの理由があるはず。
南国バリ島極楽生活、そんなものは夢に過ぎないことを、11年間の
バリ島生活で和太郎は身に染みて感じたのである。
↓チェンマイは小雨がぱらつき少し空気が洗われたかも。