面白い奴 | ひねくれ適当女子大生日記

ひねくれ適当女子大生日記

自分では誰よりも真面目に生きているつもりですが、それを言うとなぜか鼻で笑われる女の日記です。
客観的に見て、私の日常ってそんなに自由奔放に見えるのかを知りたくてブログを書いてみてます。
あの・・・私、一応努力してますよね?

私はもう友達ゴッコなんかしたくなかった。
別にクラスメイトが嫌いな訳じゃない。
ただ、彼らが信じてる友情が、私には下らなく思えて仕方なかった。
気を使ったり、相手を思いやったり、となると、急にわずらわしくなった。
でも、こっちから近づかなくたって、私みたいな奴に話掛けてくる物好きもいる。
アズサだ。
昼休み一人でMDで音楽を聞きながら外を眺める奴に話掛けるなんて、相当物好きだ。
『何聴いてるの?』から質問は始まり、質問攻めになった。
よくこうも質問が思い浮かぶなぁと思うくらい、沢山聞いてきた。
本当に適当に答えてると、『へ~、変わってるね』で質問攻めは終わった。
確かに変わってた。
私がその時聴いていたのはビートルズだった。

アズサとの付き合いは、アイやミキとの付き合いとは大きく違っていた。
グループも関係なく、アズサが話掛けてくれば、私もそれなりに喋った。

ある日、またアズサが話掛けてきた。
歩いていた私は立ち止まって、話を始めた。
少し離れた所にアイやミキ達のグループがいた。
私に話相手がいる事が気に入らないらしい。
そんなに私が嫌いなら、無視すればいいのにと思うが、そうはいかないらしい。
わざと私達に聞こえる様に私の悪口を言い始めた。
『ウザい』だの『キモい』だの言う。
しまいに『ブス』と言うので、私はアズサに『顔は悪いとは思わないんだけど』と笑って言った。
私は、アズサがこういう状況になって、どう対応して良いか分からなくて困ってると思って、気を使わせないようにした。
アズサもアイやミキに逆らうのは当然嫌だろうと思った。
しかし、アズサはアイやミキを睨んだ。
すごい目付きで睨んだ。
私は面白い奴と思った。
しかしそれだけではなかった。
アズサはアイやミキ達よりももっと大きな声で私に向かって喋り始めた。
『悪口とかちょーウザぃょね。キモーぃ。因みにあんた、ブスどころか、めちゃめちゃ可愛いよ!』
私が『文脈めちゃくちゃだけど。』と笑って言うと、『目には目を、歯には歯を!』と自信満々で答えた。
答えになってないよ、と思ったが、私は笑ってアズサを見てた。
本当に面白い奴だと思った。

LIFE
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