Saci Pererê(サッシペレレ) は、東京・四ツ谷にあるブラジル音楽のレストラン。
オーナーは小野リサさんのお父様です。


サッシペレレには、かれこれ25年ほど前、日系ブラジル人の友達に連れられて何回か行きました。

ちょうどその頃、吉祥寺にあるアジア・アフリカ語学院の土曜日コースでブラジル・ポルトガル語を習っていたのでした。(今はブラジル・ポルトガル語は開講していません)

その頃知り合ったブラジル人は、慶應大学の医学部に留学しているお医者さんなどの高度な知識を持った専門家が多かったです。
その後、語学の勉強に明け暮れていた私が方向転換し、会計や金融関係の勉強に励んだのは、彼らの姿を見て一念発起したからでした。

そんなこんなで、ブラジル関係のイベント参加やポルトガル語を一緒に習っていた仲間との交流も途絶え、サッシペレレからも足が遠のいておりました。

昨日の午後はそのサッシペレレにて、野沢知子さんと吉野幸子さんのデュオ、Duo Mosaicoによるランチライブがあり、25年ぶりくらいに再訪しました。


ドアの奥に描かれた一本足の男の子は、ブラジルの民話として伝わる黒人男性のお化け、サッシペレレです。

階段を降りると、レストランの入り口があります。
懐かしいな、この店内。



ランチメニューはこちら。
やっぱりブラジル料理を色々盛り合わせたマリアランチに惹かれますよね。


ライブは12時からでしたので、始まる前にいただきました。
懐かしいブラジル料理が盛り合わせになっています。



まずはFeijoada(フェイジョアーダ)。
黒豆の煮込みで、炒めたケールを添え、ファロファと呼ばれるキャッサバ芋の粉末を炒めたものをかけて食べます。



Frango Assado(チキングリル)
ブラジル人はビーフだけでなく、チキンも大好きで、専門店もあるほどです。



サラダには、ブラジルでは欠かせないビーツが入っています。



Coxinha(コシーニャ)のセットにしました。

チキンのもも肉(coxa)を茹でてほぐし、じゃがいもなどを混ぜてあげたコロッケです。もちもちで美味しいんですよねー。



食べ終わる頃に、ライブが始まりました。



この日の演目です。


<1st Stage>
・Eu Quero um Samba
・Sambou Sambou
・Fato Consumado
・Samba de Verão
・A Banda
・Um Calo de Estimação
・Favela (O Morro Não Tem Vez)


<2nd Stage>
・Bim-Bom〜Ho-Ba-La-La〜Valsa
・Você
・O pato
・Samba de Uma Nota Só
・Noite dos Mascarados
・Mas Que Nada〜(Chove Chuva)
・Garota de Ipanema〜(Samba do Avião)
・Trem das Onze
・Alguém Me Avisou

<アンコール>
・Acreditar


1st Stageが終わった頃に、デザートのPudim(プジン)とコーヒーのセットを頼みました。
ブラジルのスイーツはどれもかなり甘いです。
それがちょっとクセになりますね。



週末のお昼、ブラジル料理のプレートランチを食べながら生音に耳を傾けるのは、なかなかいいものです。


次回のDuo Mosaicoのライブは3/11(土)の予定となっています。

ちなみに、今のサッシペレレの営業は、ライブ等のイベントがある日に限られており、変則的になっていますので、ご注意ください。

Saci Pererê(サッシペレレ)
03-3353-7521
東京都新宿区四谷本塩町4-40 光丘四谷ビル B1F

❤️