多頭飼育崩壊が起こり、あっという間な
日々が流れていっています。
まだまだ地元長崎では飼い主さんに対しての
経過観察・行政との話し合いなどを行って
いっていました。
先日は行政との、罰則に関しての話し合いなど
動物管理センターに飼い主さんが来られました。
当会も現場に携わった為、今回はスタッフが
同席させてもらいました。
立ち会ったスタッフの話しによると
所長からの話、1つ1つを真剣に耳を傾け
もう2度と同じ過ちを犯さないようにしますと
話していたそうです。
自分自身の生活の立て直しを第一に
これから残った子達の為に精一杯頑張りますと
様々な約束事の書かれた、行政との誓約書を
交わしていました。
犯した罪の重さを重々に反省し、今の気持ちを
絶対に忘れることなく、心から気持ちを入れ替え、
残された子達に生涯向き合ってほしいと思っています。
そして、これで終わりではなく
当会としても出来る限りフォローし
経過観察も行っていきます。
前記事でもお伝えしていましたように崩壊現場の残った
3頭のうち♀の子達、ナノ・ルカちゃんの避妊手術の
助成へ、先日病院へ行って来ました。
この子がナノちゃん3歳♀
崩壊現場の子達の元々の母犬だったそうです。
ナノの子供のルカちゃん1歳♀
ルカは警戒心も、かなり強く飼い主さんに
ベッタリなワンコです。
初めての病院に2匹とも興奮と不安とで
落ち着きがない様子でした。
飼い主さんの側から離れようとしません。
先生には事前に、状況説明を済ませて
いたので、そのまま2匹の避妊をお願いしました。
無事に避妊手術も終わり、飼い主さんと
一緒にお迎えへと行って来ました。
飼い主さんを見るなり、もう2匹の喜び方が
尋常じゃないほど凄かったです。
それだけこの子達にとって飼い主さんが全てで
飼い主さんしか見えていないのです・・・・。
犬って本当に感情を正直に表す
生き物なんだなぁ~と思います。
術後とは思えないほど元気で、飼い主さんが
側にいる事が嬉しくて、嬉しくてしかたがない笑顔(ρ゜∩゜)
この満面の笑みで穏やかな表情が
何も言わなくても気持ちを語っているんだよね(ρ゜∩゜)
再出発した子達も含め、この子達に
約束してほしいと思っています。
適正飼育を心がけ、一生涯愛して
あげてください!!!
ご自宅に戻る車内の中で、飼い主さんが
言われていた言葉がありました。
それは、犬達がいなくなった現場を振り返り
あの糞尿まみれ、割れた食器の数々、壮絶な現場の中で
生活をしていた事に、改めて言葉を失ったそうです。
当時、犬達も溢れかえり、精神的にも混乱し、鬱状態にもなり
感覚が麻痺していたと話されていました。
冷静になれたことで、ようやく目が覚め、劣悪な環境・
犬達に対しての責任をひしひしと感じていますと言っていました。
たしかに冷静な平常心であれば
ゴミの山、糞尿の中に寝ることなどできるはずも
ありません。
当会としても、一般家庭の多頭飼育崩壊に
2度携わってきましたが、どちらの飼い主さんも
年配・高齢の単身の方で、心の病が大きかったです。
動物に依存し、癒しを求め、最初は普通の生活から
どんどん気持ち・感情のコントロールができなくなり
何かに攻撃したり、放置したりと悪循環していく。
とある精神科の先生によると、癒しの為に
動物を飼うと良いでしょうと、勧める先生も
いるそうです。
誰かのサポートや、何かあった時に代理でお世話が
できる状態であれば、それも1つの方法かもしれません。
ですが身寄りもいない、サポートもいない
ただ人間のメンタル面を改善する為に、動物に
頼れば、そこにいる犬や猫達は行き場を失いかねません。
現代社会、中々難しい面を多々あるのかも
しれませんが、動物の命に対して地域ぐるみでの
取り組み・向き合い方が、もっともっと活発化してくれば、
何かあった時、行き場を失うことなく過ごせるかもしれません。
私も以前から記事には書いてきましたが
高齢化社会に伴い、高齢者とペット問題も
大きな課題となると思います。
当会に寄せられる相談も、ほとんどの方が
高齢者の方からで、ご自身の入院や怪我
飼育していた犬の飼育ができなくなった。
飼育されていた方が他界した為、
犬だけが取り残されているなど、本当に
連日のように電話が鳴ります。
ご自身に何かあった時の愛犬の将来ことも
十分に考え、向き合っていってほしいと強く思います。
行き場を失えば待っている所は
命と隣り合わせの管理センターしかありません。
そうさせない為にも、この問題解決の突破口を
これから先も探し続けます。
自宅へ戻り、ナノちゃんもようやく落ち着いた
様子でした。
ルカちゃんは相変わらず飼い主さんの側から
離れません。
また10日後、抜糸の時に来るから
傷口をガジガジしないようにね!!
そして飼い主さんの本格的な生活の立て直し中
ではありますが、罪滅ぼしの1つとして
いつかボランティア活動も手伝いたいと話されていました。
もちろん生活を安定させるのが第一ですが
ご本人からの要望もあり、いつか犬達の為に
何かしらの活動を一緒にできればとも考えています。
まだまだ再出発した子達の見守りや
飼い主さんの経過観察は続きますが
崩壊現場のレスキュー時の様子も、そろそろ
まとめていければと思っています。
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