今日は私達の気持ちというか
愛護活動をするうえでの志を改めて
書かせて頂きます。
私達が本格的に活動をはじめ
もうすぐ２年目になろうとしています。
最初は何もわからない事だらけで
動物、目の前の命を助ける為に
突っ走っしるだけでした。
でもその時、愛護活動をされている先陣の方に
『無理しては続かない、後先も慎重に考えれば
助けられない命もある』と言われた事がありました。
その当時は
何を言ってるの？？助ける為にできない事はないと
思っていたんです。
しかし、現場で活動をするようになり
生で持ち込まれた飼い主さんと話す事があり
啓発中、色んな意見を聞くようになり
あの時、言っていただいた意味がわかるように
なってきたんです。
根本的な信念（どの子も諦めない）という
スタンスは今でも最優先ですが、それでも
どうしても線引きをしなければならない場面に
ぶち当たります。
以前なら咬む犬だろうが、救えるのなら
考えなしで、何とかなると行動していたと思います。
現実は違います。
本当に人間を咬むほど凶暴性の強い犬を
譲渡しようとなると、訓練所や継続的な
ドッグトレーニングをしなければなりません。
それが成犬になればなるほど
時間はかかり、３ヶ月、半年、１年スパンでの
訓練になると思います。
その期間のお世話、費用、スペース
それを考えると、今の私達には到底無理です。
できなかったです。
そして私は休息や睡眠・食事も
きちんととります。
多少寝不足もありますが、人間が生きて行く上で
必要な事はします。
なぜなら、私達が倒れてしまえば
家の子、保護っ子、全てを守る事ができなくなります。
一個人宅で、朝、夕、７頭の散歩と
７匹の猫の、お世話、正直時間もかかります。
それが終わり、今は主に多頭飼育崩壊現場の犬達の
お世話に回っています。
外での活動をしていくには許容範囲以外のレスキューだったり
愛護活動はできないんです。
長く続けていけなければならないからこそ
目先だけの感情だけでは動けない時もあるんです。
昨日の、とらきちさんの記事 にも
目を通してみてください。
現場では現場にしかわからない苦悩や葛藤があります。
そして、長崎の猫に対しての批判もある方も
いるようですが、知っていますか？
２１年度の処分数と２２年度の処分数が
激減している事を。
１０００頭以上減っています。
これはボラさんだけが頑張った結果ではありません。
行政側の指導や啓発、TNR、地域猫、ご寄付
関わっているの方、全ての努力の結果だと思います。
不幸な動物を減らしていく、なくしていく為に動く事は
人それぞれ違います。
なので私達は私達の信念の元に
これからも活動を続けさせて頂きたいと思っています。
今日の記事は、活動報告ではなく
個人的、会としての考え方なので
コメント欄は閉じさせて下さい。
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