保険はムダだらけ FP乾の保険講座 -3ページ目

必要な保障額っていくら?【ここまでの“まとめ”】

こんにちは!乾です。


昨日は番外編でしたが、メッセージを頂いたハッピーママさんノリ子さんナガオヨウコさんばぶままさんレイママさんちんたろうさん  さん、ありがとうございました!


次男もすくすく育ってくれることを祈ります☆


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さて、生命保険の加入方法についての続編です。

これまで生命保険の必要額として


「毎月の必要生活費-遺族年金 (-住宅ローン妻の収入 )=不足額」


となることをお伝えしてきました。


もう一度、今までと同じ設定で考えられる不足額をおさらいします!


【例】

  家族構成:夫(35歳・サラリーマン)

 妻(32歳・専業主婦)

         子供2人(5歳・2歳)

     収入:月35万円

    住まい:マイホーム所有(団体信用生命保険加入)

 住宅ローン:10万円


この家庭のご主人が亡くなられた場合の不足額は

上の要領で計算すると、

35万円(生活費)-15万円(遺族年金)-10万円(住宅ローン)=10万円(不足額)となりました。



【例2】

 又、賃貸住宅のお住まいの方だと、同じ要領で計算すると

 

 35万円(生活費)-15万円(遺族年金)=20万円(不足額)となり


持ち家の場合:毎月10万円。

賃貸の場合:毎月20万円がそれぞれ不足するということが考えられます。


そして、妻の収入 がこの金額を上回る場合は生命保険の必要性は極めて低いということでした。


又、別途考える金額として、“ボーナス”があります。

ボーナスに頼って生活をしている場合などは、ボーナスとして受け取っている金額を上乗せする必要があります。


今回は妻の収入やボーナスといった+αの収入は考慮せずシュミレーションします。


そうすると、持ち家の場合で年間に不足する額は

 ・10万円×12ヶ月=120万円


賃貸の場合だと、

 ・20万円×12ヶ月=240万円となることが解ります。


家計の中心者が亡くなった場合は毎年これだけの金額が不足することが計算できたので、この金額を生命保険で準備すれば良いことになります。



-持ち家の場合-

 月々:10万円

 年間:120万円


-賃貸の場合-

 月々:20万円

 年間240万円


ここまで計算できた金額が、生命保険で準備する基になってきます!


この金額を基に、最後に「いつまで遺族の生活資金が必要になるか?」を考えればOKです。


そこで、考えるのは定年退職の時期。


遺族の必要生活資金というのは、家計の中心者を失った場合に不足する金額のことですので、生命保険は給料代わりと言えます!


なので「いつまで遺族の生活資金が必要ですか?」=「いつまで働く予定ですか?」と言えます。


すると60歳や65歳といった、ある程度お年齢は見えてくるのではないでしょうか。



同じ例で不足する額を考えてみます!

【例】

35歳サラリーマンの家庭なので、60歳で定年退職すると考えましょう!


持ち家の場合は年間120万円、賃貸の場合は年間240万円が不足するということは計算できています。

この金額を60歳まで毎年もらえれば、残された妻や子供は生活することができると考えられますね。


すると、35歳時点で


持ち家の方の場合場合は

 ・年間120万円×25年=3000万円


賃貸の場合は

 ・年間240万円×25年=6000万円


が必要と算出できます。



これが計算できれば必要保障額の算出まであと少しです。

                             続く…




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*必要保障額の無料算出も行います

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