サルニ ザンブルに滞在中、現地部族の人達が住む村へ連れて行ってもらいました。

私達のガイドさん2人、ザンバラとロバートはどちらもザンブル部族。今回連れて行ってもらった所は、ロバートの生まれ育った村だそう。右から2番目の白シャツがロバート下矢印


村では、歓迎の歌や垂直跳びのダンスを披露してくれ、人々が生活する家、家畜と供に生きる暮らし、古くから変わらない伝統や習慣を説明してくれました。


ザンブルの子供達は、赤ちゃんの頃から母親におんぶされ、家畜の世話を始め、2歳にもなると、一人で子ヤギや子羊の世話の仕方を習い、大きくなるにつれ、それが大人のヤギやヒツジ、さらに男の子は牛を任され、面倒を見る家畜の数も増えるんだそう。

男の子は13歳で、下の歯を一本抜き、15歳になると、割礼をする。どちらも麻酔無し!!ガーンこれが大人の男と認められる為の、大切な儀式。

この時、痛みで少しでも呻き声を出したり、身をよじったりすると、意気地無しの役立たずとして、一生村人に馬鹿にされ、頼りにもされなくなるんだとかガーン

割礼が終わると、両親の家を出て村の外の藪で暮らします。同じ年頃の男の子達と集まって暮らす事もあるらしい。

そして、最初に自分一人で仕留めた獣を村に持ち帰り、その肉を母の口元へ持って行き、私は大人になりました。もう貴方達に養って貰わなくても、立派に食べ物を狩ることができます。という証明をする。


これが終わると、一人前の成人男性と見なされ、両親が息子の妻を選ぶんだそう。ザンブル部族は、一夫多妻。最初の妻だけは両親が選び(近親者を避ける為)、以降の妻は自分で選べるそう。


木や草が育たないサバンナの為、穀物や野菜を育てて食べる習慣は無し。基本は牛のミルクと血を飲むだけ牛

勇敢なウォリアー(戦士)となり、村や家族を守る事が男性の1番の誇り。ライオンやハイエナが、家畜を狙って村を襲う事があるそう。村人の纏う、鮮やかな色の服は、反射により野生動物を怯ませる効果があるんだとか。家畜がライオンに殺されてしまった時は、その肉を神様からの贈り物として、村人で分け合って食べるそうです。

ビーズのカラフルなネックレスやブレスレットは、両親が家畜を売って子供達に買い与えるそう。女性は、結婚している証明として大きなピアスにチェーンが垂れた物を着用します。男性はアンクレットかな?


現代のハイテクな世界とはかけ離れた生活。同じケニアと言っても、ナイロビの都会から車でたった6,7時間走るだけで、今でもこういう暮らしをしている人達がいるって、何だか不思議。

正に、今までテレビでしか見た事の無かった世界。勉強になりました地球

ゾウ昨日はサファリマラソンで動物達の写真を一気にアップ。1日で3回ブログを更新しましたよウインク


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