今が2023年なので、2011年はもう12年前のことのか…と思いつつ
3月11日が近づいてくると
あの日、世の中が変わってしまったことももちろんなのですが
その翌々日に控えていた、コンサートのことを思い出します。
わたしのふるさとで大規模なコンサートを開催する予定になっていて
そのために、わたしは日々町中を奔走し
役場や教育委員会にも色々と掛け合うことをしていました。
町中の小中学校、老人会、社会福祉会など
チラシを回覧してもらえたり、ポスターを貼らせてもらえたりしないか
広報に公演案内を掲載してもらえないか
町長と教育長からプログラムの挨拶文を頂戴できないか
などなど
自分の育った町で自分が主演のコンサートを盛会させたいために、
わたしはあれやこれやと自治体に提案しまくっていました。
実は、他の自治体であればこんなに奔走しなくても
申請用紙一枚あれば解決してしまうことです。
でも、当時のわがふるさとには、そのような後援、共催、支援の手段が皆無。
なので、行く先々で
「前例が無いんで…」と言われまくっていたのです。
そこでわたしは役場と教育委員会のカウンターにしがみつく勢いで訴えました。
「前例が無いのなら、前例になります。
任意団体の主催公演に対する自治体の後援であれば、何か資金援助などということも全くありません。
ただ、この町で公演する、ということに対して自治体が快く思っているという言葉ひとつをいただきたいだけです。
成功しようと失敗しようと、自治体にら何らご迷惑はおかけいたしません。よろしくお願いします!」
と、訴えて、何とか首を縦に振ってもらいました。
結果的に、超満員御礼の大盛会のコンサートとなり
大きな余震も起こらず
みなさまに、地震の怖さを忘れられた楽しい2時間だった、とおっしゃっていただきました。
自治体側が『こんなのは初めてです』と驚いていたのは言うまでもなく
以降、
僭越ながらわたしが前例になったことで、任意団体の公演は行いやすくなっているようです。
3月になると
あの時の自分の勢いはどこから湧き上がってきたいのだろう
と、我ながら毎年思います。
でも
前例が無いのなら前例になればいい
これは、自分の人生には絶対必要な起爆剤です。
ただ、行いを真摯にすれば良いのだから。
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