Shower of tears.5
しばらくの静かな空気にバズーの笑い声が響いた。
「…そんなに笑うことないだろう?」
「いや、まだそれ言ってるとはな…久しぶりに聞いたぜ、Lier」
「…I want to kill you」
「なっ…!?お前本気だろ!!物騒なこと言うなって!!」
煩いバズーを無視して立ち去ろうと背を向けた時だった。何かを決心したように立ち上がり、処理班から腕を振りほどくMs.リーナ。
「Rui!…Good luck」
涙を堪えて叫ぶMs.リーナにルイは一瞬驚いたものの、微笑んだ。
「…Thank you」
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Shower of tears.4
「…極度の女好き」
「バーカ、こんなことすんのはパートナーであり、想い人であるお前にしかしねぇよ」
「この前受け付けのシェスカをエスコートしてたのは誰だったかなっと…」
「はぁ…俺がシェスカなんかに興味を持つとでも思うか?」
「お前それ失礼極まりねぇぞ」
バズーの手を払い除けて、もう一度処理班の様子を見る。肩を打たれただけのMs.リーナが意識を取り戻し、屋上にいるルイを見て怯えていた。
ルイはニッと笑い、助走もつけずにそこから飛び降りた。
「おいっ!!」
バズーが声を上げてる時にはMs.リーナの目の前に片膝をついて着地しているルイの姿があった。Ms.リーナは勿論、処理班の者たちまでもが驚いていた。
「Hell,Ms.Leena.How are you?」
不敵な笑みでMs.リーナの気分を伺うルイ。ふざけてるとしか思えない行動にバズーは溜め息をついて煙草に火をつけた。
「ア…I'm fine.Thank you…」
ひきつった笑顔で返事を返すMs.リーナに満面の笑みを浮かべる。
「ah…Sorry.But,Don't stray from the path of virtue.」
「―――…!!」
ルイは相変わらず笑顔で、Ms.リーナは目を見開いている。
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……ふう。←何
Shower of tears.3
明らかに嫌な顔をしてバズーを睨む少女、ルイ。右肩だけ腕を通したぐらいのファー付きコートが小さな風に揺れる。片目しか見えないその顔は中性的で、緑色の瞳は強さに満ちている。
「さっさと連絡しろってのが分かんねぇのか?」
「はいはい分かりましたよー」
右手で橙色のオールバックに着けられたヘッドホン型の無線機を整えながらボタンを押す。
向こうから聞こえる受け付けの声にバズーは快く報告をする。
「Nobody Namber.02 ルイ=ゼアル、List:2652、Ms.リーナを始めとした家族は全滅。現在は処理班が動いている。…以上」
バズーが報告をし終えてルイを見ると、驚いたかのように目を見開いてバズーを見ていた。
「おま…減給されるだろっ!?」
「金ならいくらでもあるさ」
「だからって…主導者様から呼び出しだな」
「おいおい、せっかくかばってやったんだぜ?そう肩を落とすなって」
溜め息をこぼすルイの肩を然り気無く笑顔で抱くバズー。
バズーには見えない隠れた右目でにらみつける。
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なんか中途半端…;;
よし、いっそ4も書くか。