市バスの旅 それは冒険 | The yoko's room〜もっとdeepに感じていこう〜

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路地に惹かれ、珈琲が好き♡

そして、何より、
感じること、気づきが大好きです。
心が、喜んだり、悲しくなったり、怒ったり、笑ったり…丸っと自分を受け止めて、自分のまんま、deepに味わって生きたい。わたしの想いです。


(電車の旅がしたくて)息子に「旅をしない?」と聞いたら…


彼がいまおおいにハマっている「市営バス」の旅に出かけることになりもした真顔

なんのバスに乗るか

おおいにワクワクしながら迷い決めた「六郷小学校行き」のバスは

残念ながら
私たちが始発のバス停に着いた頃には、すでに夕方までは出発がなく

息子、衝撃を受けます。


(だいたい、その終点地がどこにあるかさえ分からない2人。彼の中で広がるバスワールドについてくのは…わたしもかなり冒険で…ワクワクより…不安です滝汗


そんなこんなで
彼には乗ってみたいバスがいくつもあり

ショックをうけつつも
すぐに次の候補が決まるという
素早さ真顔
(決められんないわたしには尊敬する部分です)

彼が乗りたいと思うバスについて語りたいのですが

かなり長くなるのでやめときます。

なんかディープな話だし…

新幹線の話は
彼よりも詳しくなった気がするわたしですが、

市営バスは…かなり難解で
わたしに理解できるまでかなり苦労したり…

彼が手にしているのは
「系統図」です。

市営バスでは、行き先表示のところに3桁のナンバーが表示されてて、そのナンバーは「系統」なるものを表現しているのですが…この先、どう説明していいかわからないので笑い泣き…割愛させていただいて、

その系統について書かれているパンフを読みながら、彼は大いに興奮してバスに乗ってるところであります  ↑


わたしも馴染みのある終点地についてホッと一息。

さ。近くにある神社でも寄ってから戻ろうかな、なんて思ってたら…

このバス停から出てるバスに萌えだした息子は、さらに旅を続ける気満々に笑い泣き


どんどん辺りに何もなくなっていく見知らぬ行き先。

路線バスじゃないよね?
市バスだよね?

そんな母の不安は次第に大きくなる

乗ったときから貸切状態のバスは
(一度だけ私たち以外の人を乗せ、そして、その人はすぐに降りてしまった笑い泣き

バスの運転手さんと我ら2人の不思議なバス旅となったバス

何にもなくなっていく景色。

多分、ここは2011の震災で津波が来たところなのかな…

終点地…なんもない真顔真顔真顔

吹き流れる風

さむい

タクシーも店もない
お昼を過ぎて空っぽのお腹

慌てる母は、
このバスが折り返す出発時間を
一緒に旅する運転手さんに確認

30分ある…

なんもないところで
やたらテンションの高い息子と
過ごすわたし


さむい。

この写真のお隣に
(なぜか)伝書鳩らしき鳥たちがいる小屋があり
バタバタする羽の音を聞きながら過ごした30分。


息子は遠足気分で
お菓子を食べる


運転手さんと無言な親近感が生まれたのを感じつつ、Uターンする私たち。

行きとは違って、途中からわんさか人が乗ってくるバス

「旅って楽しいね!!」

息子の言葉に嬉しくなりつつ

「今度は○○行きに乗ろうね、ママ!」

という、またも知らぬ名前の行き先におののきつつ、息子にいい顔をしてしまうわたしなのでした。