ゆうちゃん入院 2日目 手術 | LICOブログPowered by Ameba

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私と子どもたちとの日々の何気ないやり取りや
私の考える
「穏やかな気持ちで子どもと向き合う」方法や
「穏やかなこころが育つ」子育て法について
つらつらと書いていけたらと思います(*^^*)


今日、12時45分から手術室に入って行ったゆうちゃん。

手術室の前でゆうちゃんの手を握って「がんばれ。みんないるからね。」と見送った後、親は病室で待機だったのですが、1時間ほどの手術のはずなのになかなか帰ってこない。。。


もう、ずっとソワソワしっぱなしで待ち呆けていたら
手術開始から2時間半近くしてから看護師さんが病室に顔を出して下さり

「手術は無事に終わりました。
ただ、まだ全身麻酔から覚めていなくて眠っているので、目が覚めて呼吸と血圧が安定してから病室に帰ります。」

との連絡を受ける。


ほーーーーーーーっ(涙)
よかった 無事に手術は終わったんだ
と、安堵 安堵 安堵。。。

でも早く顔が見たいし
自分のこの目で無事を確認したくて引き続きソワソワしていたら

少ししてまた看護師さんが来てくださり

「先生から手術の説明があるので来てください。」と。



今回、ゆうちゃんの膝の手術は膝をメスで切るのではなく、膝に5ミリほどの穴を2つ開けて内視鏡を挿入して行う右膝鏡視下半月板手術というものだったのですが

ゆうちゃんの膝は

◯半月板が円板状であったこと

◯半月板のサイズが人より大きかったこと

◯膝下が膝よりも前側に反っているタイプであったこと(過伸展というそうです。細身だったり柔軟性が高い子に多いらしいです)

◯その上筋力がしっかり付いているタイプではないので、ジャンプした時などの衝撃が筋肉で吸収されず膝に直接来てしまっていたこと


など、様々な原因が重なり、ただの円板状半月板なだけでなく、半月板の前面が断裂していたことが内視鏡手術を実際にしたことで分かった、とのことでした。



先生からも「中を見てみないと分からないこともある」と手術前に言われていましたが

MRIだけでは分からないこと

実際に中を見てみて分かることってあるんですよね。。。



ゆうちゃんの場合は、手術をしたことで半月板がえぐれていることが分かり


断裂した部分の縫合

円板状半月板を、通常半月板の形になるように半月板の中心部分をくり抜く


という処置を鏡視下にてしてもらいました。



手術後、担当の先生から「このまま放置していたら断裂が広がってしまっていたかもしれないので、このタイミングで手術して良かったと思います。」と言っていただき、


手術を今するべきなのかどうか

温存しながら様子を見たほうがいいのかどうか

膝が今より悪化したり痛みが出る可能性はないのか

ゆうちゃんの今後にとって何を選ぶべきなのか。。。

夫婦で悩み、迷っていたけれど


膝を真っ直ぐ伸ばして立てないこと、常に膝が伸び切らないように意識しながら生活することは、身体が大きく成長する成長期の今、そしてこれからのゆうちゃんの身体のためにならないのではないか。

膝の手術をしたことで例えば50メートル走のタイムが落ちてしまうなど運動面での不具合が出てしまう可能性があったとしても、真っ直ぐ立てること、膝を気にせず歩けること。そんな普通の日常を送ることが出来る様に。


そう考えて手術することを選んだのですが、先生からの言葉で、この選択で良かったのだと思えて心から安心して力が抜けました。



子どもが小さければ小さいほど、子ども自身のことを親が決めなくてはならない場面ってあると思います。


子どもの人生に関わることを親が責任を持って選ばなくてはならない時。

我が家ではゆうちゃん自身も手術することに前向きではありましたが、私も、この選択が,この子に最善だったのかどうか。果たしてこの子の未来のためになるのかどうか。そんな不安が心の中にずっとありました。


だからこそ、先生からこのタイミングでの手術したことを肯定してもらえた時、ゆうちゃんの為になる選択ができたのかもしれないと思えて、本当に安心しました。。。涙



きっとパパもそうだったのだと思います。


先生からの話を伝えた時、「はぁーーー。。。そっか。よかった。手術して良かったな。。。!」と、心から言っていたから。



今回、ただの円状半月板の手術ではなく縫合もしたので、予定よりも長くリハビリも必要になるようです。


これから色々な不便さと不快さと、ゆうちゃんは闘わなくてはならないし、大変な思いをするのはゆうちゃん本人で何も変わってあげられないのがもどかしいけれど、家族一丸となってゆうちゃんのこれからの毎日をサポートしていけたらと思います。



先生からの説明を受けた後病室に戻った私の元に、ベッドに寝かされた状態のゆうちゃんが帰ってきました。


手術室に行ってから3時間。

まだ麻酔が完全には抜けてなくて、ウトウト、黒目がボヤッとしたようなぼーっとした状態でしたが、


「よく頑張ったね。」

と、おでこを撫でると


「。。。うん。。。」


と、酸素マスク越しに小さな声で答えてくれたゆうちゃん。



入院する前、入院してからも「全身麻酔ってどんな感じだろう?」と何度も口にしていたゆうちゃん。

手術して治してしまいたい気持ちと、不安な気持ちと、ゆうちゃんの中でもたくさん揺れ動いていたこの数ヶ月だったと思います。




そんなゆうちゃんが逃げずに臨んだ今回の手術。



ベッドに横たわるゆうちゃんは、全身にたくさんの管が付いて、右脚は固定されて動けない状態だけれど


顔が見れて、声が聞けて、おでこがちゃんとあったかくて、手が動いていて、

(あぁ、ちゃんと帰ってきた。)

と、私は安心して力が抜けて、涙が滲みました。



ゆうちゃん!


本当によく頑張りました!!!



その後、12時間したらすっかり目も覚めて、おしゃべりも普通にできるように。



前の日の夕飯を最後に24時間何も食べておらず、今日の朝9時から何も飲んでいないゆうちゃんは、「お腹すいたぁ〜。。。喉かわいたぁ〜。。。」と訴えているものの

術後病室に戻ってから5時間後に水分摂取、更にその1時間後に食事を取るようにと言われているゆうちゃんは我慢続きで辛いと思いますが、何かを口にしたいと思えるほどには元気そうで、少し安心。。。



空腹を気を紛らわすためにお気に入りのYouTubeをひたすら見てます。


ちゃんと笑ってる。


安心。



右膝の痛みはあるみたいですが、痛み止めをもらい、「痛いけど我慢できるくらい」だそう。


痛みも少しずつ減っていくそうなので、ゆうちゃんの痛みが少しでも早く無くなるといいなと思います。






今日の夜も、痛みなく眠れるといいね。