リュートを練習して弾いているんだけれど
自分でいうのもなんだけど、音が汚い。
タッチが汚い。
1年前の録音と比べるとずっとやわらかくなっているのがわかって
少しは進歩したんだと自分で慰めているけれど
やはり不満だ。

低音弦を弾く時の音の濁りや、きちんと正しい弦を弾けないことがあること。

高音弦をきれいに音をだせないこと。

ちょっと複雑な運指だとついつい指だけでひいてしまうこと。

何回も1小節を弾いて満足な音を出そうとするけれどなかなかでない。

理想は、
「ちょっと弾いてよ。」
と人にいわれて、
「うん。」といってきれいな音で曲を弾けること。(暗譜で)

これは、私にとっては、まだまだ先のことのようだ。

私のリュートはナイロン弦だけれど、最近1,2コースのdのあたりがわずかにささくれはじめた。
というより摩耗しはじめたというか。

音的にはまだいけるとおもうけれど、いつかすりきれないかと不安。

エレキギター系の金属製の弦だと古くなると音が露骨にわかる。
値段の高い弦だとその寿命が延びる。

リュートの場合はけっこう長く持つらしい。

いつ張り替えるかは自分の耳と感覚なのだろうか。

楽器の買い替え時期はどうなんだろう?

私は、原則的には自分の気に入った楽器だとずっともっている。
好きなギターは高い値段でリペアしてもらった。
逆に、さわってとてもいいギターだとよくよくわかっていながら、
どうしても自分とあわないと思って手放したものもある。

これは不思議な心理だなあ。

でも、いつか、もっといいものを欲しいというときがくるかもしれない。

そのときに、ギターだと楽器屋さんで出会えることがあるけれど
リュートだと注文品だからどうやって出会えるのだろうか?

注文していた"The Collected Lute Music Of John Dowland"がきました。

思ったより厚い本でした。

Go From My Window やCome Awayも入っています。

Go From My Windowに挑戦してみたのですが、
ちょっと弾きにくい感じです。
ひょっとしてDowlandって指がすごく長かったとか、
楽器が特別にエレキギターみたいにネックが細かったとか
あったのでしょうか?
ネックの長さも短かったとか・・・

まさかそんなことないですよね。

私は、Thomas Robinsonのと、Fokger"Dowland"とそして、この本のと3つ楽譜を持っているわけですが、
皆それぞれ微妙に違うので、面白いと思いました。

全部を完全に弾いたわけではないのですが(すらすら初見で弾けるほど腕はありません)
個人的にはFolger "Dowland”が好きかも。

いつかきちんと弾くことができるように今の課題をしっかりやろう。



今日は雨でした。
仕事は屋内なので、天候はあまり関係ないのですが、
空から静かに降ってくる雨はけっこう好きです。

ずっと前に京都にいったときに、雨の中、縁側でずっと山の景色を見ていたことを
思い出します。

女3人でいったのですが、お互いに黙って静かにじっと雨の景色を見ていました。

自然はどんな形でも美しいとその時に思いました。


湿気があると体調は落ちるのですが、
それでも静かな雨の日は好きです。
今日は整理券をもらえば、誰でもステージの上に5分間だけたてるというイベントに出た。

以前、ソロギターでステージに立った時に、第一音が練習のとき違って聞こえて
パニックになったことがある。

今回もそれに近いことがおきた。
幸いに短くてそれぞれ雰囲気のちがう曲を3曲選んだので気持ちを切り替えて
最後の曲はなんとかなった。

ああ、こわい。

自分ではだめだったなあと思ってステージから降りてきたけれど、
待ち時間のときにちょっと話をした人たちが拍手で迎えてくれた。

意外だった。

帰り際に私の次に演奏する人でリコーダーの男性が
声をかけてきたくれた。
「やさしい音でよかったですよ。」

ああ、お世辞じゃないみたいだ。
うれしい。

そのあと、庭園でリベンジのつもりでリュートを取り出して弾く。
一人でこっそりのつもりが、
私の目の前に娘さんを連れたお父さんが飲み物片手にどっかり座りこんで
しっかりお客さんになっている。

弾くと、屋外なのによく響く。
ステージのときよりよほどましに弾けた。

あのステージは音を吸収するステージなんだと思う。
だから、弾いている人には音が響かなく感じる。
そして、下手なタッチが増幅されて感じる。

ああ、こわいなあ。

前回のソロギターよりはすこしはましになったけれど、
次回はもっと前進しよう。