演奏する人間と演奏を聞く人間といる。

演奏する人間はたいてい人の演奏を聞いている。

演奏せずに演奏を聞くだけの人もいる。

とある本を読んでいるうちに、この二つの種類の人間の間には、超えられない溝があるのかもしれないと
思うようになった。

また、以前TVでBBキングのインタビューを見たのだけれど、
インタビュアーがブルースの歴史や分析のようなことを客観的にややウンチクを混ぜながら話していると
BBキングが
「お前はなにか楽器を弾くのか?」
「ギターを少し。」を答えるインタビュアー。
「それなら、今度はギターをもってこい。そして、一緒に弾こう。それでブルースというものがわかる。」
と答えていた。

ああ、
そうなんだなあと

その時思った。

どんな整然とした理論や、細かい批評よりも、いっしょに音楽の音の中に入るということで
すべて、わかる。

うまい・下手じゃなくて、なにか違った「雰囲気」なんだなあと思う。

聞くだけの人間はそれがわからないのだろうなあと思う。

以前金澤先生の講演で、
「ルネサンス時代の人間は聞き手と弾き手の境があいまいだった。」
といっていた。

ほんとうは、そいういう状態がいいのだろうなあ。












この週末は家の用事でとても忙しかった。

そういうときもあるさ。

今はギターの練習をしている。

なかなか難しい。

楽譜が手書きで読みにくい。(ごめんなさい)
耳で原曲を聞いてみると間違っているところもある。

それはきっと急いで書いたからに違いない。

おまけに普通演奏するkeyと違っているので、聞く音源のPC上の加工も必要だ。

しかし、それ以上に悩むのは、アドリブ。

だんだん自分なりに欲がでてきて満足しなくなる。

いろいろなアプローチを考えてみる。

これはいいことなのに違いない。

たくさんの時間をつかって、ゆっくりやっていきたい。


$ちょっと一休み-あ

1月21日(土)には新潟で恒例のジャズストリートがあります。
私が、去年の冬と夏に参加したバンド、Blues Walkが出演します。
音楽文化会館練習室11で18時30分からあります。

今回は私は参加しませんが、お時間のあるかたは是非行ってください。

親しみやすいスタンダート曲ばかりです、きっと楽しい時間が過ごせると思います。
The lute SocietyのLute News No.100 Decemberが届きました。

今回は私にとって特に有益な情報が載っていました。
5thサークルを使ってのリュートの3コードのダイアグラムが載っています。
それを利用してグリーンスリーブスを弾いてみようという記事なのですが、その歌詞がなんと、新年を祝う歌詞でした。
メロディはグリーンスリーブスでも、歌詞はいろいろなものが伝承されていて、その一つなのだそうです。知りませんでした。
また、インターネットでスカイプを使ってリュートのレッスンをする計画をしているとか。
保守的という印象があるイギリスですが、なかなか、、、です。
リュート製作家の住所もグーグルマップを利用して、どこにあるかわかるようにするそうです。
紙媒体だけじゃなくて、Webもチェックしておかなくちゃ。

また楽譜は、ダウランドの同じ曲ながら、いろいろなヴァリエーションの楽譜が載っています。

正直、字が小さくてレイアウトもイマイチなLute Newsですが、やはり、読んで損はありませんでした。

$ちょっと一休み-z
とある人とジャズってなあに?

と話をした。

アドリブの話から入っていった。

「アドリブに昔の人のフレーズを真似てちょっと入れて作るべきか、それとも、自分の心のままに弾くべきか。」

「アドリブ初心者のうちにこういうことで悩んでおくのはいいことだ。成熟してから直そうと思っても、アドリブのように瞬間的に集中してやるような演奏は、頭でわかっても直すのが難しい。」

ということから

ジャズとはなにか、
音楽での聞き手、と弾き手との関係、
バンドのこと。

など話す。

自分がどういう立場でジャズと対峙するかで決まるという結論だったけれど、
面白かった。

そういう疑問はそもそも

私がアドリブを弾いたときに
ある人が

「あんなに単純な音しか出していないのに、コード感があって、アドリブになっているのはなぜ?」
という質問を発してくれたからだ。

今思うと、
すきまいっぱいのアドリブで、それは、私が指が動かないからだねという意味もこめた質問だとおもうけど。

16分音符でスケールの上から下まで走り回ることだけがアドリブじゃないとおもう。

テーマの曲の歌詞を読んでそれにあったアドリブをしたつもりだったんだけど、
その人は
「アドリブ=速弾きとゆっくり弾きの組み合わせ」がアドリブのセオリーと思っているらしい。

でも、きっとそれもジャズのひとつなんだろうし、私は否定はしない。

言えることはジャズは「生もの」。

その人の今が出ているってこと。