門司港の旧三井倶楽部で河豚。 | ジャンクの女王

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 日曜恒例のグルメブログも、私の北九州滞在がコロナのせいで長引いているせいで、ネタ不足に。そこで市内の美味しい店紹介から、近郊観光地の美味しい店に取材地を変えて見ました。

 

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 北九州で一番の観光地は、やはりレトロ地区の「門司港」でしょう。その門司港のシンボルとしてあるのが国鉄駅舎の門司港駅と、その目の前にある「旧三井倶楽部」の建物でしょうね。

 三井物産門司支店の社交クラブとして、大正11年に、門司区の高台の方に建てられていました。現在は、その地区には、三菱倉庫の旧保養所等が建っています。そこを借りて「国立カボチャドキア美術館」がありますけど2022年には閉館の予定です。

 

 そして、大正12年には、ここの2階にアインシュタインが宿泊した事で有名ですね。

 相対性理論は知らなくても、この写真は知っている。って人も多いんですよねww

 

 その後、国鉄の所有を経て北九州市に譲渡されてから、このレトロ地区に移築されたんです。

 

 現在2階には、アインシュタインメモリアルルームと、林芙美子資料室があって有料で公開されていて、門司港の観光スポットになっています。

 そして1階はというと、ここに「レストラン三井倶楽部」というのが入っているんです。ここに行って食事をして来たんですよ。

 

 まずは、朝10時半に電話をします。席の予約じゃなくって、駐車場の予約をね。この辺りにはレトロ地区として大きな駐車場がいくつか有るんですが、この三井倶楽部の敷地内にも観光バスが数台駐車できるスペースがあるんです。電話をしたら「今日はバスの予定がないので、一般の車も停められますので、引き戸を開けて入庫してください」と言われたので、30分ほど車を走らせて、三井倶楽部の裏手へ。

 うん。とっても重くて頑丈な入り口引き戸なのねww

 洋館の裏手には、従業員用の日本家屋があるんです、その間に駐車場が、今回は私以外は誰も駐車していません。裏手から脇を通って正面玄関へ。

 玄関から入って、数段の階段を登ると、右側に入場券売り場がありますが、そこを無視して左側に進むと、レストラン入り口です。

 大正浪漫溢れる室内に、無粋な令和風のアクリルパーテーションが並びますww

 テーブルに座って、外を眺めると、綺麗に修復された門司港駅駅舎と、汚いまま放置されたJ.R.九州のビルが見えます。このJ.R.九州のビルってホテルに改装するって話だったのに、オリンピックと共に延期されて、このまま立ち消えになっちゃうのかなあ。

 

 門司港の名物料理と言えば、近年は「焼きカレー」が有名ですが、昔っから有名なのが「ふく」です。ここいらも一応「フグ」と発音せずに験を担いでか「ふく」って呼ぶんです。

 この河豚料理ですが、大抵はコースでの提供で、刺身、焼き河豚または河豚の唐揚げ、そして鍋になって、シメに雑炊ってのが一般的なんですが、私って少食なので、最後の雑炊はパスしちゃうんです(ヒレ酒を飲みすぎるせいかもww)しかし、みなさん、最後の雑炊が一番美味しいなんて言うんですよ。

 

 そこで、ここでは「ふくの雑炊」なるメニューがあったので、注文して見ました。母は、洋食を希望されていて今回は「ふくのステーキコース」を注文。

 「ふく雑炊」が来ました。しかし、この見た目の色合いの悪さwwwあまり食欲が湧かないよねえ。もっと工夫できないのでしょうかww

 しかし、味は良いですよ。ちゃんと河豚の出汁でしょうか、旨味が濃い美味しい汁でした。

 でもね、このアクリル製パーテーションの近くで、固形燃料を燃やすってのは、どうかなあ?そのうち火災事故にならなければ良いんですが、アクリルって燃えやすいからねえ。この料理の場合のみ自己消火性のあるポリカーボネートのパーテーション(売っていないのかな?私が作ってやっても良いけどww)に変えるべきでしょう。

 こちらは、母の注文した「ふくステーキ」です。洋食ってより、味付けは和風らしいですが、母には好評だったようです。

 門司港には、もう一つ名物がありまして、それは「バナナの叩き売り」発祥の地だそうです。昔は台湾バナナの陸揚地であった門司港で始まったそうです。

 だからって、この「バナナのゼリー」ってのは。。。

 あら、意外と美味しい(失礼だったねww)そしてコーヒーまでついていて、この素敵な洋館での食事って、ちょっとした観光気分になりました。

 

 これで自宅まで30分で帰れるんだから、門司港も良い場所だね。

 

 今回は、観光地シリーズの幕開けでした。如何でしたでしょうか?面白かろうが、つまらなかろうが、どっちにしても、ここは押してから帰ってね。


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 連休だし、桜も咲き始めたのに、天気だけが悪いなんて。。。