「読書サポーターズin港南台」1周年記念行事 | 図書館利用促進プロジェクト横浜・鎌倉版

図書館利用促進プロジェクト横浜・鎌倉版

永遠に残していかなければならない人類の知的所産「図書」。
さまざまな図書が集積する「図書館」のあり方が
近年、著しく変貌を遂げています。
図書館の魅力を再発見!
それが「図書館利用促進プロジェクト」の狙いです。

 

開会のあいさつは事務局長・竹内義裕さん

 

平成29年1月15日(日)午後1時、港南台地区センターにて「読書サポーターズin港南台」1周年記念行事が開催されました。

 

読書サポーターズin港南台については「港南台地区センター図書取次サービス開設!」記事で以前ご紹介しました。「図書館の本をもっと利用したい」という港南台地区の住民が図書取次サービスポイントの開設を目指し「港南台駅周辺に図書取次サービスの設置を推進する会」を発足、行政や港南台連合自治会、株式会社有隣堂等の協力のもと、9年の歳月を経て、平成28年1月13日、港南台地区センターに実現しました。それと同時に推進する会は「読書サポーターズin 港南台」となり、この一年間活動してきたのです。

1年で会員は44名となり(平成29年1月10日現在)、取次サービスの周知、地域住民の本を通じての交流を中心に様々な活動を行ってきました。           

 

          

港南台テント村での「古本市」や移動図書館周辺で「図書取次サービス案内」ビラ配りなど地域での活動の記録

 
 
メンバー同士の交流をメインに行われた記念行事では、自己紹介に続いて、港南区役所区民利用施設係長大島氏、斎藤港南台連合自治会長参加のもと2グループに分かれ、持ち寄った本の紹介に。初対面となる人もいる中、様々な分野の本が紹介されて話が弾み、メンバー同士の交流時間となったようです。
       本の紹介で盛り上がったあと、休憩をはさんでハープの美しい音色を堪能
 
最後は、お茶とお菓子を囲みながら、活動報告とこれからの活動について意見交換。読書の世界に関するそれぞれの想い、図書館や学校などとの連携、ビフリオバトルについて…などなど、話題は尽きず多岐にわたっていました。
 
                    港南台地区センター布留川館長のあいさつ
 
より多くの地域住民に図書取次サービスを知ってもらうことも活動の重要な任務ですが、本を読むこと、本をとおしての交流についてメンバー皆さん関心が高く、今後の活動ではその点にも重点が置かれていくようです。さらなる活動の充実を今後も見守りたいと思います。
 
なお、港南台地区センター1階では毎月、「読書サポーターズin港南台」メンバーが選んだ本が「わたしのおすすめの本」として紹介されています。それぞれ解説や展示に工夫がされており、必見です!ぜひ読書の参考にしてみてくださいね。
 
 画像提供_菅野裕子さん/取材_安木由美子