港南台地区センター図書取次サービス開設! | 図書館利用促進プロジェクト横浜・鎌倉版

図書館利用促進プロジェクト横浜・鎌倉版

永遠に残していかなければならない人類の知的所産「図書」。
さまざまな図書が集積する「図書館」のあり方が
近年、著しく変貌を遂げています。
図書館の魅力を再発見!
それが「図書館利用促進プロジェクト」の狙いです。




1月13日(水)港南台地区センターにて図書取次サービスが開始、開設式が行われました。



パソコンやスマートフォンで事前に予約すると横浜市立図書館の本を港南台地区センターで受け取りや返却ができるというサービスです。

横浜市立図書館は平成7年(1995年)に1区1館を達成、港南区にも図書館はあります。しかし港南台からは遠く、実際は3キロ離れた栄図書館を利用していると言う住民の声もありました。


2009年、港南台地域の図書環境の改善を目指し、地域住民が「港南台駅周辺に図書取次サービスの設置を推進する会」(共同代表廣畑成志さん・竹内義裕さん)を発足。港南区役所、横浜市立図書館、株式会社有隣堂の協力を得て、地道な活動によって港南台地区センターでの図書取次サービスを実現しました。地区センターでの図書取次サービスとしては横浜市内第1号となります。

そして「推進する会」は、地域住民ボランティアグループ「読書サポーターズin港南台」へと移行し、今後も地域の本に関わる活動をしていきます。


爽やかに晴れ渡る空の下、

港南区役所、横浜市中央図書館、港南台連合自治会、株式会社有隣堂、読書サポーターズin港南台の代表者が出席して開設式が行われました。

 
   12時30分、取次サービスが開始。住民が、予約した本の受け取りをしました。



 

 図書予約のデモンストレーション         センター内の返却ポスト



「街頭アンケートや行政との会合を経て、地域住民の願いが叶いました。ぜひ他の地域にも広がるよう盛り上げたいですね」と話すのは「推進する会」の呼び掛け人のひとりであり、「読書サポーターズin港南台」の事務局を担当する竹内義裕さん。





地区センターの図書の利用がもともと多い港南台。これからは約400万冊の横浜市立図書館の本も手にすることができます。人と地域を本が繋ぐ、そんなモデルケースになりそうです。


1月21日(木)には、「読書サポーターズin港南台」の第1回会合が行われました。港南台地区センターでの取次サービスの普及や活動報告等をニュースとして地域に発信していく…など、活発に次々と意見があがっていました。今後の活動にも期待したいですね。


     

「読書サポーターズin港南台」が作成した港南台地区センターでの図書取次サービス開設記念のしおり  は、地区センター受付等で配布中です。


 

港南台地区センター

住所:横浜市港南区港南台5-3-1


図書取次サービス

図書の受取

月~土曜・・・12:30~20:00  日・祝・・・12:30~16:00

*第4月曜日(祝休日の場合は翌日)、年末年始(12/28~1/4)は休み


図書の返却

月~土曜日・・・9:00~21:00   日・祝・・・9:00~17:00

*時間外はセンター内の返却ポストに返却