フルトヴェングラー盤「魔弾の射手」を聴く・・・! | マンボウのブログ

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フラヌールの視界から、さまざまな事象に遊ぶ

今度はこの録音である。チョキ

 

 

   

 

 

ヘッドフォンウェーバー:歌劇『魔弾の射手』全曲

オットカール(アルフレート・ペル/バリトン)
クーノー(オスカー・チェルヴェンカ/バス)
アガーテ(エリーザベト・グリュンマー/ソプラノ)
エンヒェン(リタ・シュトライヒ/ソプラノ)
カスパール(クルト・ベーメ/バス)
マックス(ハンス・ホップ/テノール)
ザミエル(クラウス・クラウゼン/語り)
隠者(オットー・エーデルマン/バス)
キリアン(カール・デンヒ/バリトン)
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)

録音時期:1954年7月26日
録音場所:ザルツブルク、フェストシュピールハウス...

 

 

 

 

 

 

   メモ・・・フルトヴェングラーは、<フィデリオ>への強い関心が、決定的とも言える普遍的な演奏を導き出したが、これが<魔弾の射手>になると、究極の民族主義的な演奏になる。フルトヴェングラーにかかると、オペラはひとつの儀式、ゲルマン民族に関わるものを祝福する場になる。ドイツ的なという意味で、これを上回る演奏は想像できない。ふだん聴き慣れている演奏に比べると、とりわけこのオペラを元気がよくて風変わりなものととらえていると、テンポは果てしなく遅く感じられる。・・・(アードイン p.224)

 

 

この録音を聴いてると、何だかローカル・オペラのたどたどしい演奏のようにも思えるのだけど。

ザルツブルク音楽祭ライヴ(しかも、フルトヴェングラーが亡くなる年の)で、番号オペラのように随所に拍手が収録されて、音楽の流れは止まること暫し。舞台上のさまざまな音も入っていて、ライヴ感は満載だけど。口笛

 

歌手では、エリザベート・グリュンマー(アガーテ)とリタ・シュトライヒ(エンヒェン)がいいかもね(^^)ニコニコ

 

 

      

 

フルトヴェングラー没後1周年に発行された記念切手(1955年

 

 

 

実のところ、私にとっての「魔弾の射手」は、この名盤に尽きるなあ。。。グラサン

 

 

メモフランスの世界的クラシック音楽専門雑誌である「ディアパゾン(Diapason)」が音楽史に輝く名曲の歴史的名演を選出し、新たなマスタリングを施して復刻するシリーズ「レ・ザンディスパンサーブル・ド・ディアパゾン~ディアパゾンが選んだ決定盤」。シリーズ第153巻では、ドイツ・ロマン派の作曲家ウェーバーの代表作『魔弾の射手』を取り上げています。ドイツの民話を題材に悪魔との精神的戦いと魂の救出を描いたこのオペラは、ドイツのロマン主義的なオペラを確立した記念碑的作品であり、後のワーグナーを中心とするドイツ・オペラ作品に大きな影響を与えたとされています。
 数ある名盤の中からディアパゾンが選び抜いたのは、カラヤンと同年に生まれ、ベルリンやバイエルンの主要な歌劇場の音楽監督を歴任したドイツの名匠ヨゼフ・カイルベルトと、名門ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団による1958年の録音。ドイツらしい硬派な響きを備えたオーケストラの演奏はもちろんのこと、カラヤンにその才能を見出されたソプラノ歌手エリーザベト・グリュンマーと、フルトヴェングラー、セル、ベームらと共演するかたわら、オペレッタやポピュラー・ソングまで幅広いレパートリーを持ち、ドイツ国内で絶大な人気を誇ったテノール歌手ルドルフ・ショックと言った往年の名歌手たちの洗練された歌唱で贈る、この作品のひとつの理想像とも言える名盤が堂々の復刻です。(輸入元情報)

【収録情報】
● ウェーバー:歌劇『魔弾の射手』全曲


 ルドルフ・ショック(テノール/マックス)
 エリーザベト・グリュンマー(ソプラノ/アガーテ)
 カール・クリスティアン・コーン(バス/カスパール)
 ヘルマン・プライ(バリトン/オットカール)
 エルンスト・ヴィーマン(バス/クーノー)
 リーザ・オットー(ソプラノ/エンヒェン)
 ゴットロープ・フリック(バス/隠者)
 ヴィルヘルム・ヴァルター・ディックス(バリトン/農夫)
 フリッツ・ホッペ(ザミエル)
 ベルリン市立歌劇場(現ベルリン・ドイツ・オペラ)合唱団
 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヨゼフ・カイルベルト(指揮)

 録音:1958年

 

 

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LP時代に親しんだ演奏・録音でも、グリュンマーの名唱が堪能できるわ!グッ

 

ベルリンフィルの堂々とした演奏と、豪華な歌手陣による決定盤と言えるだろうて。。。花火

 

 

 

 

   <フルトヴェングラー没後70年に寄せて・・・!>・・・12