「運命」と「田園」を聴いてきたので、ついでに?「7番」も聴いてみることにしよう!
ベートーヴェン「交響曲第7番」
フルトヴェングラー&ベルリン・フィル(1943.11.3)
戦時中の旧フルハーモニーでのライヴ・レコーディンである。
ベートーヴェン「交響曲第7番」
フルトヴェングラー&ウィーンフィル(1950.1.18-9)・・・<CD-3>
・・・「第七」ではフィナーレのアッチェレランド効果が見事で、この音楽はフルトヴェングラーのような表現を待ち望んでいるのでないだろうか。さらに第二楽章の高貴な哀しみの情も忘れられない。「エロイカ」の緩徐楽章と並んで、フルトヴェングラーの粋を示した部分といえよう。・・・(宇野功芳「私のフルトヴェングラー」 p.34)
なお、私にとっての「ベト7」は、メンゲルベルク盤(1940年録音)がイニシエーションだった。
第二楽章のすすり泣くような演奏と第四楽章コーダの畳みかけには、一聴するだけの値打ちがあるような気がするけど。。。
戦前・戦中のベルリンフィルとの演奏と、戦後のウィーンフィルとの演奏に大した違いはないような印象を受ける。どちらを取るかとなれば、音質の上回るウィーンフィルとのスタジオ録音だろうか!
<フルトヴェングラー没後70年に寄せて・・・!>・・・10