松居一代さん、どうなっちゃったんでしょう?
ああ、今ワイドショーをにぎわしているアレですね。すみません、私はほとんどそれを見ていないので知らないのですが、あなたはそれを見て何を感じたのですか?
ちょっと狂気がかってて怖いなぁと思いました。
思い込みが激しいと人ってああなっちゃうんだな、と。
人は霊的に進化するために生まれてきましたが、進化のためのメッセージやお知らせって実は何段階かに分かれています。
はぁ。
あなたのハイアーセルフや守護してくれている方々や宇宙が常にあなたの魂を進化させようと出来事を起こしてくれています。
一番軽いもの、つまり第一段階のお知らせは、ニュースや芸能人を使って送ってくることが多いのですよ。
えっ?そ、それは知りませんでした!
目に映るものに偶然はありません。
すべてが必然なんだとしたら、あなたは何故その松居さんをテレビで見て、しかも反応しちゃったのでしょうね?
そんなふうに考えたことありませんでした。
でも松居さんのことはほぼ日本中の人が目にしてるはずですが、それでも私へのお知らせとして捉えたほうが良いってことですか?
もちろんそうです。
彼女を見て感じる感覚は人それぞれです。可哀想だと感じる人もいるでしょう。
湧き上がる感覚がその人のテーマなので、同じ出来事でも人によってお題が違ってきます。
なるほど。
第一段階のお知らせで他人事ではなく、我が事として自分を振り返り気付きや恩恵を得られると、そのテーマはそれで完了です。
ですが、ここで「人ってああなったらお終いだ。怖い怖い」で終わらせたり、心の中で小馬鹿にしてしまうと、もっと身近な人や、最終的には自分自身が似たような体験をすることになります。
それは嫌だな~。
でもどうやって自分にフィードバックしたらいいんですか?
あなたは「思い込みが激しいとああなっちゃう」と言いました。
思い込みの激しさをあなた自身も持っていると考えると分かりやすいと思います。
「そういう人を見たということは偶然ではないのだから、自分の中にも必ずあるはずだ。
それはどこだろう?」と謙虚に振り返ってみると、かならず気付けるはずです。
私自身の思い込みって言われると難しいですが、確かに周りにいる女性で思い込みの激しい人が多いということに気が付きました。
母も姉もそうでした。
女性ってそういう人多いですよね。でもそれで何回も嫌な思いをしてきたんです!
私たちは皆、思い込みで生きているといってもいいくらい、思い込む生き物です。
ですがそれはエネルギーブロックに支配された、目覚めていない生き方なので、結局は自分がしんどくなっていきます。現実が不調和だらけになってしまうのです。
「それを強調して身をもって教えてくれたのが松居さんかもしれない」で腑に落ちる人もいます。
『自分の中にある思い込みに気付いて、それをひとつひとつ手放していこう!』と決めるだけでもその出来事から恩恵を受け取ったことになるのです。
まだそこまでは腑に落ちないです。
でも誰もが思い込みの動物だ、というのはなるほどそうだな、と思えます。
私がさっき「女性って思い込み激しい人が多い」と言ったことも、もしかしたら私の思い込みなのかも・・・と思い始めてきました。
一つボタンを掛け違えるだけで、誰もが松居さんのようになる可能性はあります。
そう心から思えたとき、あなたは松居さんをバカにしなくなるでしょうし、心からエールを送れるはずです。
確かに私自身もまだたくさんの思い込みがあって、でもまったく気づかずそれが当たり前だ!と思って生きてきているのかもしれません。
人から「一途」とか「思い込んだら一直線」と言われたこともあります。
物事にはかならず両側面があるので、ポジティブな表現をするとそうなりますね。
松居さんもある意味一途だったのではないでしょうか、特にご主人に対しては。
でもそんな一途な思いを裏切られたと思い込んだから、そうなってしまったのかもしれません。
実際に裏切られたかどうかは神のみぞ知るですが・・・。
ですが、ここで大事なのは真実ではありません。裏切られたと思い込んだというところです。
裏切りに反応した人は、その部分をやっていけばいいです。
でも皆に同情してもらいたいのか何か分かりませんが、何度も動画を挙げて、ちょっとやりすぎな感じがします。
それも「周りを味方につけたい」とか「分かってもらいたい」という気持ちの暴走ですね。
もしくは「相手を血祭りにあげたい」などもあるかもしれません。
そういう思いもあなたの中に少なからずあるはずです。そしてそれをあなた自身が否定しているのではないですか?
そこもそうやって投影として捉えるのですね。
そうです。外側の出来事は自分の拡大鏡として映し出されるので、たいていの場合「私はあれほどひどくない」と思って自分の投影として観れないのです。
ですが、人は自分の波長と同調するものしか見ることができないので、投影として観るととても自分自身が成長していきます。
何か少しわかってきました。
松居さんは、とてもポジティブに頑張ってこられた方だと思います。
ですが物事の陽、プラス面だけを求めてこられた結果、その歪が爆発したのではないかと感じます。
自分の中にある闇、陰の部分から目を背け、陽の光だけを目指して頑張ってきたのだと思います。
彼女を通して宇宙が私たちに伝えたかったメッセージは、そういうこともあると思います。
遠くの自分とは関わりのない出来事ほど、浄化や価値観の解放がやりやすい。
出来事は自分に近づけば近づくほど、到底冷静には観られなくなり俯瞰が難しくなる。
すべてを投影として観る必要はない。
出来事によっては、セルフイメージや世界観、内なる主張の部分が大きく関わっている場合もある。
でも元をただせば、すべては傷ついた体験、痛みから発生している。
ちゃんと観てあげよう、自分のこと。
自分のことを自分が観てあげなくて誰が観るの?
愛を世界に求めても、それは得られない。
あなたが自分自身を受容したとき、はじめて愛が世界からなだれ込んでくる。
包み込まれるような絶対的な安心感として。
世界各地で起きている異常気象も予測不能な出来事も、すべては浄化のためなのだ。
一人一人が様々なことを我が事としてとらえ、真摯に自分と向き合えば、それはかならず減っていく。
今日もありがとうございました。
残席僅かです。