ゾーキャスラー -20ページ目
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アレの始まりは・・・

ちょっと古いことから書いていく

 

2023年の1月の事、土曜日で仕事は休みだったが

次週からの仕事の段取りをしようと工場の中をうろうろしていて、うっかり鉄のレールで躓いた。

レールは″コ″の字型で、つま先が引っ掛かり出てこない。

目の前には厚さ3mm程の作業台の鉄の天板がせまり

手の下には開いて工具があふれている工具箱。

 

仕事が終わったら、ちゃんと工具箱はかたづけろよ。

こりゃ、鉄板で頭を切るわ。

作業台の下に収まってるジャッキ類の上に体が突っ込んだら痛いやろな。

土曜日に病院あいてたかな。

そんなことを一瞬のうちに考えた。

 

そして、側頭部に強い衝撃、工具が飛び散る音、ジャッキ類が体に突き刺さる感覚。

静寂、そして、ゆっくり起き上がりふらふらと事務所に戻りリクライニングの椅子に深くもたれこむ。

頭を触ってみるが血は出ていない?体中が痺れたような感じでどこにも痛みは感じない。

むしろ、フワフワした感じで気持ちがいい。

そしてそのまま小一時間ほど眠りこんだ。

 

やがて眼がさめ、椅子から立ち上がると体が軽い、スッと立てた。

腰、肩、肘、膝、シニアと呼ばれる年代になって抱えていた痛みがなくなっていた。

 

ひょっとして俺って死んじゃってるんじゃないか?

そう思って作業台に戻ってみたが、そこに倒れている自分はいなかった。

 

しかし、この体の爽快感はなんだ!セルフカイロプラクティックかよ!

そう思った時、左手の甲に痛みが走った。

 

 

手の平の小さな血豆と、腫れあがった手の甲、

確かに転んだ証拠はあった。
 

 

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