ゴールデンウィーク、パリにいらっしゃる方へ。必読です | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

これから始まるゴールデンウィーク。

パリは最近、
日本人旅行者が戻ってきており、
街中にたくさんの
日本人観光客を見かけます。

しかし!!

パリは本当にスリ被害が多い街です。

私の日本から来た友人、
そして慣れている出張者の方でさえ
頻繁に被害に遭われます。

と言うわけで、
今回は、パリにおける
日本人の3月の被害状況が
日本大使館より送られてきたので
添付させていただきます!
(一部パリ以外での報告も含む)

これからパリにお越しの方、
ぜひチェックしていただき、
被害に遭われないよう
お気を付けくださいませ!

——————————————-
【3月の被害例】
1.サンミシェル橋付近にて、若い男女2人から署名を求められた。早足で立ち去ったが気づいたらウェストポーチ内から貴重品が盗まれていた。(男性旅行者)

2.リール市で車を停めて食事していたが、戻ったところ、車の窓ガラスが割られ後部座席に置いていたバッグが盗まれていた。(男性在留邦人)

3.RERのB線内で男性にぶつかられた。落とし物をしたふりをされたため、一緒に探していたが、気づいたらカバン内から貴重品が盗まれていた。(女性出張者)

4.シャンゼリゼ通りのラデュレ店内にて食事中、椅子の背もたれにかけていたバッグをいつの間にか盗まれた。(女性旅行者)

5.Parc Des Expositions内にて展示会場の準備をする際、鍵付きの小部屋にバッグを保管していたが、鍵を開けられバッグを盗まれた。(男性出張者)

6.エッフェル塔付近のホテルでチェックイン手続きをしている際、後ろの席に置いていたカバンを盗まれた。(男性出張者)

7.オペラ座付近のマクドナルドにて飲食中、男性に声をかけられ気を取られている隙に隣の席に置いていたショルダーバッグを盗まれた。(男性旅行者)

8.コンコルド広場にて3人組の女性にアンケートを頼まれた。囲まれたので振り払って逃げたがポーチから貴重品が盗まれていた。(男性旅行者)

9.サンジェルマン・ノートルダム駅の下りエスカレーターに乗っている際、男性がスーツケースを運ぶのを手伝ってくれたが、スーツケースに気を取られている隙に背中のリュックサック内から財布を盗まれた。(女性旅行者)

10.パリ北駅にてメトロの改札を通ろうとしたが切符が受け付けなかった。後方から男性が声をかけてきて他の改札に行くように教えてくれたが、やり取りをしている間にコートのポケット内から貴重品を盗まれていた。(男性旅行者)

(転載終わり)
————————————————-
パリは日本人旅行者への暴力事件は
ほとんど聞きませんが、

スリ被害は本当に多い街。

私も過去に、何度も未遂でしたが
バッグを開けられました。

また、日本人がスリに遭う被害を
撲滅させる目的で
スリ集団を撮影したビデオも
貼り付けておくので

どんな奴らかを把握しておくためにも
ぜひチェックしてみてください。


このような輩を見かけたら、
速やかに奴らから離れてください。

決して近寄っては行けません。

離れて意識することが一番です。

(暴力を振るうことはないので、必要以上に怯える必要はありません)

そして、街で話しかけられても
話に応じないことを
強くお勧めします。

どうしても外国人に話しかけられると
一生懸命返そうとしてしまう、
そんな方、いらっしゃるかもですが、

基本的にスリは
何かアクションを起こして
足を止めて、注意をそらして
その隙にスリをします。

奴らはプロです。
素人がプロの技を見抜くのは困難です。

奴らは、マジシャンのように
巧みに財布や携帯を
すっと盗んでいきます。

なので、
道で話しかけられたり
サインを求められたり
助けを求められて
足を止めるのは

奴らにチャンスを与える、
ということです。

その行為が
非常にリスクが高いことを
肝に命じてください。

何年も住んでいる駐在員も
多くの人は基本的にその考えです。


また、財布は見栄えのいい
ブランド物はお勧めできません。

すられてもいい、
中身の入っていないダミーを
持っていて、

現金やカード、身分証などの
貴重品は服の中に仕舞える
旅行用のものを使う、

もしくは開けるのが困難で
かつ体の前に持ってこれる
ポシェットなどに入れることを
お勧めします。

スリ被害に遭われると
せっかくの旅行が台無しになってしまうので
ぜひ、その点だけは
ご警戒くださいませ!


それでは、GW期間に
パリにいらっしゃる方、
楽しいパリでの時間を
お過ごしくださいませ!

それでは!