人工波でサーフィンを楽しめる、新世代サーフ施設「サーフ スノードニア」へ! | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

イギリスを車で巡る
一人旅。

まだやってるの?
と言う声が聞こえてきそうですが、
今回が遂にイギリス旅の最終回です!!

ロンドンから北上して
スコットランドに行き、
折り返してパリへ、

と予定していましたが、
イギリスでどうしても行きたい所があり
最後にそこに寄ってから
パリに戻ることに。

その行きたい所、
と言うのは
人工波でサーフィンが
できる施設!!
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人工波のサーフィン施設!!

実は今、世界は
人工波でサーフィンを楽しむ
新世代サーフ施設の開発が
急ピッチで進んでいて、

日本でもかつて宮崎などに
大きな波のプールはありましたが
本格的にサーフィンをするためのものではなく、
しかもそれらは全て既に閉鎖。
(現在、神戸でウェイブプールの開発が進行中)

世界ではなぜかドバイに
本格的なウェイブプールがある程度で、
(ほんとに稼働してるかは不明)

商業施設として本格的に運営している
サーフィン専用のウェイブプールは
イギリスのウェールズにある
"サーフ スノードニア" が唯一の施設!!

てなわけで、
サーフィンをしにウェールズへ
行って参りました!!ウインク

ウェールズとは
イギリスの南西にある地域。
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ちょっとぐちゃぐちゃになりましたが、前回のホイットビーから一気に西に進路をとってウェールズへ!

そしてお目当のサーフィン施設
"サーフ スノードニア"は
ウェールズの北、リバプールの
近くにあります。

リバプールからウェールズに入ると
これまたのどかな風景が
広がります。
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なーんにもない荒野が広がります

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その荒野には、やっぱり羊だらけ

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柵がない所も多く、道路脇に羊がいます

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羊多すぎ、、、

サーフィン施設の
"サーフ スノードニア"と言う名前を聞くと
「"スノードニア"って、スノーボードの
施設も併設されてるの?」
と思ってしまいますが、

スノーボードの施設はなく、
"スノードニア"と言うのは
「スノードン」という山を擁する
国立公園がある地の名前。

広大な自然が残る
「スノードニア国立公園」の
すぐ脇にあるので
そのような名前が付いています。

と言うわけで、
このサーフ施設は山のすぐ横にあります。
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自然が広がる道をぐぐぐぐーーーっと走って行きます。

しばらく走ると、
現れました! 「サーフ スノードニア!」。
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こちらがサーフィンが楽しめる施設「サーフ スノードニア」

施設の中に入ると、、
どーーん! と人工の巨大なプールが!
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巨大な人工プール! 真ん中のレーンの中にマシンがあり、そのマシンが動いて波を作り出します

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プールの全長は300m。幅は50mです

サーフィンをするには
サーフボードが必要!

受付を済ませたら
サーフボードを借りに行きます。
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サーフボード。1日レンタルして10ポンドです

そして、もう水が冷たいので
ウエットスーツもレンタルします。
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長袖長ズボンタイプのウエットスーツです

板を借りて、
ウエットスーツを着て、
いざプールへ!!
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こんな感じでサーフィンを楽しみます!

その波の感じが写真では
伝わらないと思うので、
撮影した動画も貼り付けておきます!

こちらは横から撮影したもの


料金は1時間40ポンド。
(上級者ポジションで)

40ポンドというと
約6000円ですが、
「1時間で6000円!?」と
思う方も多いと思います。

しかし!!!

サーフィンというスポーツは
海という自然相手のものなので、
普通、波は全然来ません!!

また波が来たとしても
サーフィンは
「ワンマン ワンウェイブ」
(ひとつの波に一人しか乗れない)
という厳格なルールがあり、
(このルールを破ると、事故になるし、ローカルに殴られます)
※ローカル=地元のサーファー

波のピークから乗ることができる
そのポイントで一番うまい人が
いい波を全部持って行ってしまう
厳しい戦いがあるので、

低気圧が来ている
いいタイミングであったとしても
(低気圧が近づくと波がたくさん来る)
1時間で数本しか乗れなかった、、、

なんて日もたくさんあるのです!!

さらに言うと、
低気圧が来ていない夏などに
海に行くと
(夏は波があまり来ないし、来ても波は小さい)

「今日は3本しかいい波に
乗れなかった、、、」
なんて日もあるわけです。

というわけで、
この6000円は高すぎる!
とは言えないわけです。

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20代の頃、
10年間ほど毎週末、
雨の日も風の日も、
1月、2月の雪が降る日も、

毎週末毎週末、
陽が登る前に海に行き、
朝日とともに海に入り、
腕が動かなくなるまで海にいて

時には海外にサーフィンの遠征にも行き、
毎週毎週、
波に乗っているときの
あの空を飛んでいるような
地上では体感できない疾走感を
求めて、

何度も何度も
波に飲まれて、
時には何度も死にかけて、

多分、サーフィンを
ちゃんとやっている人は
みんな同じことしてると思いますが、

20代のころ
そんな10年を過ごしたわけです。

しかし、その後
やんごとなき理由で
海から足が遠のき、

ウェールズでリーシュコードに
足を通すことうん年ぶり。
※リーシュコード : サーフボードと足を繋ぐ紐

相当サーフィンから
遠のいていたわけですが、
妙にイメージだけは
頭の中にはっきりあって、

このプールに入っていったわけです。

もちろんポジションは
上級者レーン!

もう、確実に波が来るわけですから
テンションはマックス!!

そしていよいよ、
マシンが動いて、波がやってきたわけです!

おっしゃ!
キターーー!!!

と、パドルを開始し、
おりゃーっと、テイクオフを試みますが、、
※パドル : 手で水をかくこと
※テイクオフ : 波へ滑り落ちるアクション

パドルが弱すぎて
波が捕まらない!!!!!

え???
えーーーーーー!!!???
あり得ない!!!!
何でこんなパドルが遅いの!?!?

そして、
何と!!!!!

プールに入って
ものの10分で腕がパンパンに!!!

う、腕が動かない、、、

信じられない、、、

完全に筋力不足でした。
そして、ウエットスーツが5ミリのもので
(5㎜は真冬用で、かなりゴムが分厚い)
そのゴムの厚さもあって(言い訳ですが)
パドルが重くてできない!!!

そして、何とか波を捕まえても、
ゴムが厚くてスッと立てない!!

いや、、ゴムのせいでは
ないかもしれない、、、

確実に動きが鈍くなってる、、、

結局途中で腕が動かなくなり、
そうなるともう波は捕まらないので、
水から上がり、
あとは遠い目で波を見てることしか
できませんでした。。。

ここまで来て、、、
こんなに波があるのに、、、

一緒に入ったサーファーと
仲良くなって、
水から上がったあと
シャワールームで話していたら
フランスのボルドーからきた
フランス人とのこと。

「007カジノ・ロワイヤル」以降
ジェームス・ボンドを演じてる
ダニエル・クレイグに顔がそっくりで、
シャワールームで見た肉体は
まさに鋼のごとく、
そちらもダニエル・クレイグそのもの。

歳もクレイグぐらいで
二人の子持ちの実業家。

かっこよすぎる。。。

何より、とてもフレンドリーで
ぜひボルドーでサーファーを
一緒にやろう!
と名刺をくれて、

私が女性だったら
完全に惚れていたでしょう。

そんな話は置いておいて、
とりあえず
今回のサーフィンは、
その夜寝付けなかったほど
悔しい思い出となり、

パリに帰ったら
絶対筋力を取り戻して、
もう一度必ずここに帰ってきて
リベンジしてやる!

と心に誓ったのでした。
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ただただ悔しい思い出となったサーフ スノードニア。。。

最後に巨大な波の
サーフィン動画。
超危険です!!

こんなポイントでは絶対にやってはいけません!!

以上で長かった
イギリスの旅は終了!

パリに戻ります!!

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