世界中から観光客が集まる
パリですが、
年に一度、9月第3週の週末に
ここパリを訪れた方はとてもラッキー
かもしれません。
というのも、この二日間は
普段は入ることができない、
フランスの歴史的建造物に入ることが
できるからです!!
例えば、
マクロン大統領がいる
大統領府の"エリゼ宮"や
パリ市庁舎"オテルドヴィル"、
首相官邸、外務省などなど。。
どれも、国が誇る歴史的な建物に
入っていて、外から見ることしか
できませんが、
この二日間は
「ヨーロッパ文化遺産の日」と言って、
パリだけでなく、
フランス、そしてヨーロッパ各地で
上記のように普段は入れない
建物に無料で入れるのです!
そんなわけで、
先日の文化遺産の日、
近所にあって、ずっと入ってみたかった
「エコール・ミリテール」という
あのナポレオンも学んだという
旧陸軍士官学校に行ってみました!
他のエリゼ宮などの人気スポットに比べると、全然並んでません
エコール・ミリテールは
18世紀末にルイ15世の命令によって、
貧しい貴族たちのための
士官養成学校として作られました。
フランス革命前の建物です。
歴史がありますね(^^)。
今は、
フランス軍関係の諸機関が入っており、
また今でも士官養成所として
機能しているとのことです。
いきなりロックな音楽全開でお出迎え
兵隊服の方が、当然ですがたくさんいて
軍の施設であることを再認識します。
中はかなり質素ですねー
お! 何か変な格好の人たちがいます!
聞くと、
「第一次大戦の衛生兵部隊の再現だよ」
とのこと。
第一次大戦時の軍服を着ています!
さらに第一次大戦時の、
なぜここに、そのリアリティー。。
気を取り直して、
さらに奥に行くと、
何か昔のレストランの入り口のようなものが!
昭和感が凄いです!
おー、迎賓館的な場所ですね
ここでゲストをもてなす、というわけですね
芝生が綺麗なガーデンが!
建物はとても質素ですが、
広い芝のガーデンなど、やはり
贅沢です!!
その建物を出て、
馬がたくさん!!
馬小屋に入ると、
もちろん、馬がたくさん!
綺麗な馬たちがたくさんいます
ここから先は、
馬小屋や乗馬の訓練所。
そこでは、軍人さん(or 職人さん)が
馬の蹄を修理してました。
熱して、トンカチでカンカン打つ! そんなことも、ここでやってるんですねー
もちろん、馬がたくさん!
馬小屋の外に出ると、
そこは馬の訓練所。
エコール・ミリテールがあるのは
パリの一等地。
こんなところに、
こんな広い馬のトラックがあるなんて。
なんて贅沢な!!
トラックの先に見えるのは
エッフェル塔!
エコール・ミリテールは
エッフェル塔がある公園、
シャン・ド・マルスの延長線上にあります。
もともとシャン・ド・マルスは
2000年前、ローマ軍がパリに住んでた
原住民を倒した戦場。
↓
その後、その場所は練兵場となり
その周りに軍の施設ができた、
というわけです。
そんなわけで、シャン・ド・マルスの
すぐ隣にエコール・ミリテールが
あるわけです。
アンヴァリッドもエコール・ミリテールの
すぐ近くです。
アンヴァリッドは、もともとは
負傷兵の養生を目的に建てられた
旧軍病院。
ここもやはり、
軍関係の施設なので、
シャンド・マルスの近くにあるわけです。
エコール・ミリテール内には
教会もあります。
と、フランスの軍の施設は
こんな感じでした!
文化遺産の日は
もっと華やかなところに行けるのですが
今回はちょっと地味でしたねー😅
年一のこの日に
パリに行くチャンスがある方は
やっぱりオテルドヴィルなど
定番の所をお勧めします!!