パリのブーローニュの森にある
"ロンシャン競馬場" が有名ですが、
フランスで最も古い競馬場と言えば
"シャンティイ競馬場"。
また"シャンティイ競馬場"には
シャンティイ城という美しい城があり
それも見どころ。
先日、奥さんの友人の
Yッキーが日本から遊びに来て
「シャンティイに行きたいねん!」
というリクエストを受け、
車で出かけることに!
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シャンティイがあるのは、
パリの北、約50㎞。
だいたい
東京-横浜間の距離ぐらいです。
車で約50分。
東京で車を50分走らせても
まだ永遠に街が広がっていますが、
パリだともうすっかり周りは緑です。
パリは本当に小さい!
(フランスは大きいのに)
というわけで、
やって来ましたシャンティイ!
競馬場は、、
馬は、、走ってませんね、、、
まー、
競馬場の日に来たわけではないので
当たり前ですが、、、
と、競馬場の横を歩いてると
ででーーーん! と大きな建物が出現!
何だ何だと近づいてみると、
それは何と何と!!
馬小屋!
いやー、さすがおフランス。
まるでルーヴル美術館のような
美しい建物ですが、
中にはお馬様がお住まいだそうで。
馬を見ることも
Yッキーの目的の一つだったので、
早速中に入って見ることに。
入場券を売ってたお兄さん、
日本大好き人間で、
来月日本に行くって言ってました。
やっぱり多い、日本好きの
フランス人!
と、入場券を買おうと思って
料金を聞くと、
「今日はシャンティイで
イベントをやってるので
城とのセット券を買うと50€(約6700円)
になります」
イベント?
んー、何何?
なるほどーーー!
通りで周りの人が
やけにオサレさんばかりだと
思いました。
イベントの
パンフレットを開けて見ると、
イベント側がイメージする
来場者の格好はこんな感じ。
エレガント!!一方の私たちは
Yッキーだけはジャケットを着てきたので
周りに馴染んでましたが、
奥さんと私は完全に油断した格好。
中国人に間違われても
仕方がないレベルです。。
しかし、私はアウターを脱げば
白いシャツだったので何とか
馴染めましたが(寒かったけど)、
奥さんは完全に周りから
浮いているスタイル。。
それ、ドレスコード引っかかって
中に入れないんじゃない??
まー、とりあえず
チケットを買えたので大丈夫でしょう。
と、そんな感じで
チケットを購入し、まずは
先ほどの馬小屋へ。
また、中には馬の博物館もあり
見応え十分!
と、馬はもうすぐに
お腹いっぱいになった
Yッキーと奥さん。
サササササーーーっと馬小屋を流し、
いよいよ"エレガント コンクール"を
開催しているシャンティイ城の方へ!
と、その前に、ドレスコードチェック!
と、心配しましたが、
入り口では何も言われずセーフ!
多分服は見てない、、
セキュリティーだけですね。
やれやれ、、、です。。
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中に入ると、
今世でなくても
来世ではぜひクラシックカーに
乗りたい!
と思ってる私ですが、
はやる気持ちを抑えつつ
クラシックカーの側へ!
と、思っていたら
どうやらこれらのクラシックカー、
今からオークションにかけられる
とのこと!
すげーーーーっ!!
どんな世界だよ!
というわけで、
オークション会場に潜入
と、何も言われなかったので
大丈夫だったみたい。
さらに調子に乗って、
来場者に振舞われている
シャンパンをゲット!
オークションは、というと売られる車が入って来て、
司会者の掛け声で、
値段がアレヨアレヨと上がっていきます。
電話での参加もありで、
会場の人と、電話の一騎打ち。
日本円で6000万などザラ。
もう上がらない! というところで
司会者が、例のハンマーで
"コン!" と木槌を売って
売買完了。
そんな金額で、
次から次へと売れていくので
「世界にはたくさん金持ちがいるんだなー」
と、驚いた次第です。
ちなみに、オークションに
参加していた紳士のひとりを激写!
ウン千万の金額を
ハイ、ハイと上げていくおじさま。
どんな暮らしをしてんだか、
見てみたいものです😆!
そのオークション会場には
車以外に、時計も出品されていました。
パテックやピゲ、ブレゲ、カルティエ、
など、そうそうたるコレクションが並ぶ中、
目玉商品として出ていたのが、
こちら!
ロレックス サブマリーナの限定モデル、
いくらかと見てみると、、、
453万円から604万円の間ぐらい、
とのこと。。。
誰が買うねん!
と思っていたら、紳士なおじさまたちが
ショーケースをしきりに
覗き込んでました。
やっぱり男子は車と時計が
好きですよねー。
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と、オークション会場を後にし、
少し歩いたその先は、
クラシックカーのオーナーたちが
ヨーロッパ中から、
このイベントのためにパリに
やって来たようです!
自慢の愛車の前で
食事をするオーナーたち。
リシャール・ミル。
シェルブールとは、パリのずっと西、
ノルマンディー地方にある
港町です。
お金持ち相手に
アピールしているわけですね(^^)。
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車のイベントはそのぐらいにして
そろそろお城に向かうことに。
城の中は、「コンデ美術館」という
豊富な名画コレクションを誇る
美術館があります。
名画に目を向けると、
ラファエロの3作品は
特に必見です!
と、作品を紹介してると
長くなるので割愛。
疲れたので、
城のカフェで、シャンティイ名物
"シャンティイ(ホイップクリームのこと)"を
いただくことに。
美味しー!(^^)
まー、別にシャンティイが発祥なだけで、
味は日本で食べるホイップクリームと
同じですが、、、
(しかも、城のカフェが発祥場所ではない)
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帰りに、駐車場に向かって
歩いていると、
突然競馬場がざわめきだち
まさかと思って見ていると、
やはり!
最後にギリギリで見れて満足そう!
よかった(^^)!
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今回のシャンティイは見所が多くて
かなり端折りましたが、
特にロワールまで行かなくても
十分、と感じさせるほど
美しいので、
パリ近郊でどこかに行こう、
と思っている方には
ぜひおすすめです!!