パリのクラシカルフレンチにある、ナプキンキープのサービス‼︎ | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

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フランス人好みの
典型的なクラシカルフレンチへ!
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私にはフランス人の親友が
一人います。

親友って、なかなか簡単には
できないわたくしですが、

とてもラッキーなことに
パリに来てすぐ彼と出会い、
意気投合。

元はといえば
日本語とフランス語を
お互いに勉強し合おう、
ということでカフェするようになり、

そこから色々な話をする上で
考え方や趣味嗜好が合うこともあり
仲良くなっていったわけです。

彼の名前はロロ。

フランス人にはよくある
多言語習得者で、
英語、イタリア語を話せます。

日本語も、かなり上達してきて
ちょこちょこ話せるようになりました。

生まれも育ちもパリ中心部、
という生粋のパリっ子で、
さらにパリが大好きなので
パリのことは知らないことはない、
ぐらいの勢い。

パリには、重要な建物にはそれを説明する
"案内板"が建てられており、

なぜかそれは全てフランス語なので
結構読むのがかなり大変なのですが、
いつもそれを英訳して
説明してくれるわけです。

彼のお陰で、私のパリライフは
本当に楽しいものになっていて
感謝してもし切れないのですが、

そんなロロが、
先日の私の誕生日に
お祝いに、と連れて言ってくれたのが
トラディショナルな典型的な
フレンチレストラン。

そこは、
フランス人しかいない
もろフランス人好みのレストラン。

フランス人に大人気のようで
席は予約で満席。

客が食べ終えて席が空いたら、
すぐにまた埋まるという
大盛況の店でした。
{118150F1-B5BA-497E-BE21-F7B5BD7A4C35}
典型的なフレンチレストランです

このレストランを見渡していて

何だあれは?
と気になったのが、
こちら!
{50FEB830-9C8F-4989-9E34-4FBBD000EDFB}
入り口にあった棚。なにやらナプキンらしきものが入ってます

ん?
何これ?

とロロに聞くと、
「あー、コレは
常連客のためのナプキンキープだよ」
とのこと。

ナプキンキープ?

「そう。毎日来るお客は
ここにナプキンをキープできるんだよ」
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各ボックスに名前が付されていて、そこにマイナプキンか入ってます

へー、そんなシステムがあるんだー。
フレンチレストラン、色々行ってるけど
知らなかったなー。

「外国人が来るようなとこには
あまりないんじゃないかな。
典型的な昔からのフレンチには
結構あるよ」

へー。
面白いシステムだね。
あ、でも日本にもあるよ、
そうゆうシステム。
ボトルキープっていうのがあってさ、
レストランじゃないけど、
飲み屋なんかで見かけるんだよ。

「へー、日本では
ボトルをキープするんだ。
フランスでは僕は見かけたことないなー」

まー、ロロはお酒をあまり
飲まないので、
バーに行かないから、
もしかしたらパリのバーにも
あるのかも知れませんが。

でも、フランス人は
基本はワインとビールで、
ワインは開けたらすぐに飲み干す
ものなので、
ボトルキープは適応しないのかも
知れません。

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クラシカルなフレンチしか食べない
保守的なフランス人
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そのロロのお母さん、
生粋のフランス人で、
かなら保守的らしく、
何と、
クラシカルなフレンチしか食べない!
とのこと。

イタリアンも食べない。
イギリスは嫌い。
アメリカはもっと嫌い。
日本をはじめ、アジアその他に関しては
全く興味なし!

さらに、
今風のモダンなフレンチすら食べない!

今回行ったような
クラシカルなフレンチしか行かない!
と言うのです。

そして、実はそのような
フランス人は、特にお年寄りに
たくさんいるとのこと。

ロロのお母さんは
昔はウィーンとかプラハとか
ヨーロッパをかなり巡ったようですが、

最終的には
クラシカルフレンチしか
興味がなくなった、

と言うわけです。

典型的なフランス人のお年寄りは
そのような方が多いのかもしれません。

なので、このような
典型的でクラシカルなフレンチが
今でもフランス人の間で
人気がある、のかも知れません。

何しろ毎日ランチで足を運ぶ方も
たくさんいるとのことですから。


ちなみに、この日ご馳走になった
クラシカルなフレンチというのが
こちら!
【前菜】
{EBBA2019-19E3-4FF7-8985-77DBD44E93F7}
牛肉のパテ

【メイン】
{CCA031D5-DD4B-4772-A26E-2A68DDB56BE8}
鴨のコンフィ

{E3D88A4F-7EF6-4DE2-AE5C-7369AF03E0D4}
二人でびよーーーんと伸びる "アリゴ" をシェア

【デザート】
{B6151EBE-8EBF-4512-97E8-18B1AAF0654B}
フランボワーズとピスタチオのミルフィーユ

という料理でした(^^)。

印象としては、まず
かなり量が多い!!!

いま、ダイエット中で
1日1食生活をしてるため
お腹が好きすぎて失神しそうな状態で
レストランに向かったにもかかわらず、

もう前菜のパテを食べ終えた段階で
8分目状態。

このパテだけで、
3日は生きていけそうなサイズです。

さらにメインの鴨が
デカイ! し、ポテトの量が
半端ではなく、

トドメのアリゴ!

ロロには申し訳なかったですが、
メインのポテトは食べきれず。。

しかし、ロロは
「まだ食べられます!」
と頬張る頬張る!

いつも日本食レストランに行くと
「日本のレストランは
量が少ないです」
と言って、まさかの2セットオーダーする
彼ですが、

なるほど、
クラシカルなフレンチは
このボリュームが基準なので
そりゃ日本レストランのメニューは
少なく見えるわ。

しかし、デザートは別腹ラブ
満腹にもかかわらず、
ペロリ〜させていただきましたウインク

いま流行りの人気フレンチもいいですが、
このようにクラシカルなフレンチも
素晴らしいです(^^)!

パリ観光にいらした際は
ガイドに載っている店もいいですが、
ぜひこのように昔ながらの
典型フレンチも訪ねてみてください!!

〈今回のお店〉
La Petite Périgourdine
※カルチェラタン地区にあります

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