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パリの地下に広がる
納骨施設"カタコンべ"
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夏、と言えば怪談話、肝試しなど
ヒヤッとする幽霊、おばけの
季節でもありますが、
そんな中、
先日、奥さんの友人Uめちゃんが
日本から遊びに来ていて、
なぜか"カタコンべに行ってみようか?"
という話になり、
パリに来て2年、
行きたいと思ってまだ行ってなかった
"カタコンべ"についに行くことに!!
え? "カタコンべ"って何?
と思う方がほとんどだと思いますが、
"カタコンべ"とは
パリはモンパルナス近くの
地下に広がる世界最大の地下墓地のこと。
え!? 地下墓地!?
なんでそんなとこ行くの?![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
と思う方、多いと思いますが、
実はパリの"カタコンべ"は
パリの中でも
とりわけ人気の高い観光スポット。
いつも長い行列ができていることで
有名です。
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4時間の行列。。
アメリカ人とイギリス人だらけ
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なので、
並ぶの嫌だから早めに行こう。
と、朝、オープン1時間前に
行ったものの、
すでに大行列。。。
まー、でも30分ぐらいで
入れるでしょ。
と、たかをくくっていたら
入るまでにかかった時間、
4時間。。。
4時間並ぶって、
広いパリでそんなにないっすよ![おーっ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/080.png)
!
![おーっ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/080.png)
![おーっ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/080.png)
想像を上回る人気。。
観光業をやってる
友人のフランス人にメールしたら
「アメリカ人とイギリス人、
凄いいるでしょ」
とのこと。
確かに、
前と後ろはほぼアメリカ人&イギリス人。
バカンスでフランス人が
いないから空いてるのでは?
と思って来てみたら
アメリカ人とイギリス人で
溢れてた!
と言うわけです。
ちなみに、パリに溢れてる
中国人観光客はほとんどいませんでした。
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早速地下深くにある
墓地へGO!!
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もう足は棒でしたが、
ようやく"カタコンべ"の中へ!
ちなみにこちらの
"カタコンべ"、
入場の事前予約ができます!!
もう圧倒的に事前予約したほうがいいので、
行かれる方は強くお勧めします!!!!
券を買って、
いよいよ地下へ!!
禁止事項を伝える標識。
ついに、あの場所へ
やって来ました!!!!
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死者の国への入り口。
ここから先は、閲覧注意です!!!
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地下深く、
そして長い通路を経て、
ついに辿り着きました、
"死者の国"!!!
閲覧注意です!
この先、人骨が出ます。
苦手な方には閲覧をお勧めしません!!
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それでは、ここからは
大丈夫! と言う方のみで
参りましょう!!
奥さんとUめちゃん、
早速 "死者の国" へイン!!!
入りました! "死者の国"!!
何と600万人!!
かつてここは採石場で、
広大な地下スペースとなっていたのですが、
そこに、
今のレアール地区にあった
古代からの墓地の骨を移した、というのが
"カタコンべ"の歴史。
実に約1600年分の人骨が
ここにある、という話になります。
想像を絶する世界です。
そして、この"カタコンべ"
広大な地下スペースが使われていますが、
あまりに広大すぎて、
しかも道が複雑に入り組みすぎていて
整備された観光ルートを外れると
一生出てこれない迷路に迷い込む、
ことになります。
実際、つい最近も
若者が出られなくなり、
瀕死の状態で何とか救出された、
という事がニュースになっていました。
ただ、パリの地下は本当に広く、
います出入り口も実は多く、
上の写真の観光用入口から
だけではなく、
色々なところから入れるので
そのような事件が後を絶たないようです。
人骨と真っ暗な中、
食べるものも飲むものもなく、、、
想像しただけで怖くなります。。
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さすがフランス、
人骨でまさかのアート?
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さて、この"カタコンべ"ですが、
5分も歩くと人骨に慣れてくるので不思議。
かつては、
貴族の観光スポットでもあったらしく
いらいろな人骨装飾が見られます。
美しく積み重ねた人骨に、
頭蓋骨を要所に組み込んで
一種のアート作品のようになっている
ところも多く見かけます。
さすがと言うか、何と言うか、、、
出口のショップは
ガイコツ尽くし!!
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そんなこんなで
"カタコンべ"は終了。
地上に出ると、
お土産屋があって、