怪しさ満点のアートギャラリー『59リヴォリ』に行ってみた！

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現代の"洗濯船"！！！

将来のピカソに会える場所！？

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パリは誰もが認める

芸術の都。

ロダン、ルノアール、モネなど

フランス人アーティストだけでなく、

ピカソ、ショパン、シャガール、ダリ、

ゴッホなど、

世界中から芸術家たちが集まり、

その才能を開花させてきました。

そのパリには、

国内・世界から集まってきた彼らが

共同で住み着いた安アパートなどが

あったわけですが、

--- 特に、ピカソらが住み着いた、

モンマルトルの"洗濯船"が有名---

そんな"洗濯船"のような

芸術家たちの溜まり場が

今のパリにも存在しています！！

それが、

『59リヴォリ』という建物。

現代の"洗濯船" 『59リヴォリ』。パリのメイン通り〈リヴォリ通り〉沿いにあります

上の写真の

変な飾り付けがされている建物が

それです！

こちらの7階建ての建物『59リヴォリ』は、

空き家だったところを

1999年３人のアーティストによって

不法占拠され、

以後、続々アーティストたちか

集まってきて

まるでかつての"洗濯船"のような

芸術家たちのアトリエに。

日本から夏休みで

パリに遊びにきている奥さんの友人

Uめちゃんの

「行きたいねん！」

という要望を受けて、

足を踏み入れてみました！！

（こんなアトリエがあるなんて、知りませんでした）

何だか、怪しい雰囲気です。。入場は無料！

6階までアトリエがあります

何階に、どのアーティストの

アトリエがあるか、表記してあるのですが、

その中に、、

ETSUKOさん！ 日本人アーティスト！

日本人アーティストも

このアトリエにいらっしゃるんですねー！

では、どんどん中に

入って行きましょう！

落書きのような絵が描かれた階段を上っていきます

ちなみに、この階段からして

アーティスティック！

いい雰囲気の階段です！

階段から部屋の中に入って行くと、

おー、作品が飾られています(^^)

なるほど、こんな感じになってるんですね！

中は、アーティストさん別に

スペースが割り振られていて、

それぞれのスペースでは

作品を展示していたり、

アトリエになっていたりと

完全に自由です。

作品を作っているアーティストを見ることもできます

んー、いかにも現代アートっぽいですね！(^^)

うわーっ！  ごっちゃごちゃな、訳わからない部屋に来てしまった(>_<)！

もう、アートなのか

ガラクタ置き場なのか

区別がつきませんが、

こちらもれっきとしたアート。

確か60歳過ぎのおじいちゃん

アーティストです。

凄いおじいちゃんパワー👴/ ！

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日本人アーティスト

ETSUKO KOBAYASHIさん！

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そして、ふらーっと

各階を回っていると、

ん？ ここは？ 誰かの住まい？？

と思って見ていると、

何と、このアトリエの住人こそ

ETSUKO さん！！！
凄い可愛い方で、

そろりそろりとアトリエに入って来た

私たちを見つけるや、

「あれ、日本人の方ですか？」

「パリには旅行で来られたのですか？」

など、我々に興味をもってくれて

色々と尋ねてきます。

すると、

Uめちゃんが、

「あ！ 私、本（※）でETSUKOさんのこと

読みました！ それでここ（59リヴォリ）を

知ったんでした！」

※『パリでメシを食う』

と、ここに来たかった

経緯を思い出し感激！

ETSUKOさんは、

かなりゆる〜い感じの方で

「何年こちらにいらっしゃるのですか？」

と伺ったら、

「もう16年になりますねー」。

じゅ、16年！！！！！

かなり若く見える方なので、

びっくりしました。。

ブログに載せたいので

写真撮らせていただいても

いいですか？

と尋ねると、

どうぞ。あ、でもちょっと待ってください。

と言って後ろを向いてモソモソして

こちらを振り向くと

え！？

えええええーーーー！！！

な、何か、

着けた〜！！！！

なぜ、、、

そして、かなりぶっ飛んでる仮面、、、

せっかくの可愛いお顔が、、、

さすが、アーティスト。

発想が私の想像を超えてきました😅

そして、

よく見ると、

もう飲んでますやん！！！

（ビールを）

まさかのビール、、、

こ、ここ、

アトリエですよね、、、💧
「あ、もしよかったら

一緒に飲みません？」

えええええーーーー！！！
あ、いや、

ありがとうございます、、

大丈夫です、、、😅

「パリにはいつまでいるんですか？」（Etsuko さん）

あ、まだもうちょっとおります😅

「じゃー、今度一緒にここで飲みましょうよ。

いつでもここのアトリエ、遊びに来てくださいよ」（Etsuko さん）

えーーー、

嬉しい！！！！

はい！！

ぜひ！！！😆😆😆

なんと気さくなお方！！！

ETSUKO KOBAYASHIさんです

ほんとにユニークなお方ですが、

どんな作品を作っていらっしゃるのか

拝見すると、、

可愛い画風です(^^)

と、思って見てましたが、

置いてあったEtsukoさんの作品集の

本を見ると、、

かなりぶっ飛んだ

作品がずらり、、、

ちょっと、ここではお見せできないので、

興味がある方はぜひEtsukoさんの

ウェブサイトに飛んで見てください。

↓

Etsukoさんのサイト

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カタコトぶっとんだ

変な怪しいアーティスト

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と、かなり個性が強い

Etsukoさんのアトリエを出て

ぷらぷらしてると、

たまに強烈な個性の

アーティストさんが

声をかけてきます。

「コンニチハ（以下、超カタコト日本語）」

「ニホンジン ノ カタ デスカ？」

「チョトマッテ クダサイ」

と何やら強引に

我々の行く手を阻み

アトリエに引き入れるや、

怪しい。。

怪しすぎる。。。

変な踊りからの

「ナマエ オシエテクダサイ」

あ、あー、Kと申します😅

「アー、Kサン、ハジメマシテ。

チョト マッテクダサイ！」

と言うや、おもむろに紙とペンを

手にし、ササササーーーっと

何やら怪しい歌を歌いながら

荒〜い似顔絵を乱筆。。

「ハーイ、Kサン、デキマシタ！」

って、言われて、

当然のように

お金を要求。

いやいやいや、

何でやねん！！！！

いらんわい！

しかしここは

「あ、大丈夫です😅😅」

と、丁寧な苦笑いを残して

その場を去りました。

ちなみに、この方の作品が

こちら。

。。。

深い、

深〜い

心の闇を感じます。。。

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と、まだまだ

不思議な発見がゴロゴロしてる

『59リヴォリ』。

アーティストって、

やっぱちょっと

ぶっとんでるなー。

ピカソとかゴッホ、モネとかも

遠からずこんな感じだったんだろうなー

たとえ私に、

絵をめちゃめちゃうまく描ける

才能があったとしても

私のような当たり前の

発想しかない人間は

アーティストにはなれないんだろうなー

そうしみじみ

実感したのでした。。。

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