パリで最も古いパティスリー『ストレー』に行ってみた! | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

11月19日(土)
天気:晴れ

パリには華やかな
パティスリー(ケーキ屋)が
星の数ほどありますが、

その元祖、
パリのパティスリーで
最も古い店はどこか!?

何と、その店がまだ
今でも残っていて、しかも
人気店としての地位をキープしています!

それが、
パリのど真ん中、
レアールのほど近く
モントルゲイユ通り沿いにある
『ストレー』です。
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パリのパティスリー、発祥の地です!

こちらのパティスリー、
創業は1730年。
何と、286年前です。
※日本はこの時、徳川吉宗による享保の改革真っ只中


当時のフランス王(ルイ15世)に
ポーランドから王妃(マリー)が
嫁いできましたが(1725年)、
彼女のお抱え菓子職人の名がストレー。

そして彼が5年後の1730年、
この地にオープンさせたのが
この『ストレー』です。
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小さいお店です。イートインはありません。テイクアウトのみ

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店の前には、歴史が書かれた案内板が!

王族のパティシエが作った
大変由緒正しいパティスリーですが、
※2004年にはイギリスのエリザベス女王も来店!
気取った雰囲気はゼロ!!

店員さんもかなり気さくで、
いろいろオススメを
教えてくれました(^^)。

案内板にも書いてありましたが、
この店の売りは何と言っても
「ババ」!
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こちらです! 「ババ・オー・ラム」。こちらをチョイス!

「ババ・オー・ラム」は、
ふんわりとした焼き菓子に
たっぷりのラム酒風味の
シロップを染み込ませたお菓子。
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スプーンで切って中を見ると、こんな感じです

スプーンをケーキに差し込むと、
ジュワーっとシロップが
滲み出てきますびっくり

それを口に入れると、、
うまい!!!ラブラブラブ

シロップの甘さが
口いっぱいに広がります!!

以前、パリに来たばかりの頃、
よく分からずにカフェで「ババ」を
オーダーし、
その時頼んだそれは
あまりにラムがきつくて一口しか食べられず、
以来「ババ」は苦手でしたが、
もうその苦手意識はなくなりました!

「ラデュレ」のように
華やかな雰囲気はありませんが、
パリにお越しの際には、
この由緒正しいパティスリーを
訪れてみてはいかがでしょうか。