天気:晴れ
パリには華やかな
パティスリー(ケーキ屋)が
星の数ほどありますが、
その元祖、
パリのパティスリーで
最も古い店はどこか!?
何と、その店がまだ
今でも残っていて、しかも
人気店としての地位をキープしています!
それが、
パリのど真ん中、
レアールのほど近く
モントルゲイユ通り沿いにある
『ストレー』です。
こちらのパティスリー、
創業は1730年。
何と、286年前です。
※日本はこの時、徳川吉宗による享保の改革真っ只中
当時のフランス王(ルイ15世)に
ポーランドから王妃(マリー)が
嫁いできましたが(1725年)、
彼女のお抱え菓子職人の名がストレー。
そして彼が5年後の1730年、
この地にオープンさせたのが
この『ストレー』です。
王族のパティシエが作った
大変由緒正しいパティスリーですが、
※2004年にはイギリスのエリザベス女王も来店!
気取った雰囲気はゼロ!!
店員さんもかなり気さくで、
いろいろオススメを
教えてくれました(^^)。
案内板にも書いてありましたが、
この店の売りは何と言っても
「ババ」!
スプーンをケーキに差し込むと、
ジュワーっとシロップが
滲み出てきます
それを口に入れると、、
うまい!!!
シロップの甘さが
口いっぱいに広がります!!
以前、パリに来たばかりの頃、
よく分からずにカフェで「ババ」を
オーダーし、
その時頼んだそれは
あまりにラムがきつくて一口しか食べられず、
以来「ババ」は苦手でしたが、
もうその苦手意識はなくなりました!
「ラデュレ」のように
華やかな雰囲気はありませんが、
パリにお越しの際には、
この由緒正しいパティスリーを
訪れてみてはいかがでしょうか。