リスボン滞在3日間、1日1回(計3回)スリに遭う。ナンポルトクワ‼︎ | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

8月17日(水)

天気:晴れ
 
 
ポルトガルでの夏季休暇を終えて
パリに戻って来ましたが、
パリは今、暑すぎずに心地よい天気照れ
 
と、今日の話題は
パリの話ではありません。
 
昨日までいたリスボンの
話です。
 
パリもスリが多くて、
先日のブログで、パリの地下鉄で
スリにバッグのチャックを開けられた話を
書きましたが
 
パリは一年滞在して
チャックを開けられたのはたった一度。
 
一年で一回です。
 
しかも、あまり警戒していなくての
一回です。
※パリに行かれる方は、100%警戒してください!
 
しかし!
何ということでしょう!!
 
ポルトガルの首都、
リスボンでは、
3日滞在して
毎日チャックを
開けられる
という、
とんでもない事態に遭遇しました。
 
しかも、スリ警戒100%の
状態で、です。
 
奥さんに、
「うわー、ここは絶対スリいるよ。
気をつけてね」
 
と、バッグを前にして
抱き抱えるように歩いて、
一瞬バッグが後ろに回った
その瞬間にチャックを開けられます。
 
もう、びっくりです!!!
 
一応パリに一年在住しているので、
スリに関してはそれなりに
予防の知識を持っている、と
思っていたのにです。
 
 
順を追って、
話をしましょう。
 
まずリスボン1日目。
この日はポルトからの移動日で、
夕方ホテルの近所を
軽く散策した程度、ほんの
30分ぐらいでしょうか。
 
リスボンの中心地、コメルシオ広場から
目抜通りのアウグスタ通りを歩き、
名物のアーチをくぐったすぐの信号で、
赤になったので立ち止まると、
背中に違和感が。
 
パッと振り返ると、
長身のアラブ人が
バッグに手を入れてます‼︎
 
 
おいーーーーっ!!
 
パリではスリの胸ぐらつかみましたが、
様々な方に、それは絶対にやってはいけない、
と強く言われたこと、
そして奥さんが横にいたこともあり、
 
あまり大声出すのもカッコ悪いと
思ってしまい、
「ピックポケット! ピックポケット!」
と、奴を指差して言うも、
通りの中なので
何か変なアジア人が
何か言ってる程度にしか響かず、
スリ野郎にヘラヘラしながら
去って行かれたわけです。
 
 
財布、携帯は前回の教訓があって
前ポケットに入れていたのですが、
何とこの時、パスポートを
バッグに入れっぱなしで、
危うくそれをすられるところでした。
※被害はなかったです
 
 
 
次は、翌日。
ロカ岬からの帰り、
名物の市電に乗って
混んでいる車内で立っていると、
50過ぎのおばさん(多分ロマ)が
やけにグイグイ近寄ってきます。
 
もちろんバッグは前にして
警戒マックスでしたが、
おばさんは大きなカバンを持っていて、
そのカバンを混んでいるどさくさに紛れて
私のバッグの上に
かぶせてきます。
 
そして電車の揺れとともに
さらにグイグイ近寄ってきて、
下で何かもぞもぞ動くものを感じたので
パッと身を引いてバッグを見ると、
そこにおばさんの手が‼︎
 
どうやってか、
チャックが少し開けられています!
 
まじか!!!
 
ちょうど降りるタイミングだったので
おばさんを指差しながら
「ピックポケット!」
と弱々しく言って電車を
降りましたが、
おばさんは堂々としたもので、
ドアが閉まってからも
こっちをじっと
見ていました。
 
何て野郎でしょう。
 
 
そして3日目。
もう、スリの警戒1000%で
奥さんとも会話がすぐに
スリの話になる程、頭の中は
スリスリスリです。
 
もうバッグは抱き抱える勢いで
持っていたわけですが、
そんな中で訪れたサン・ジョルジェ城。
 
ここで奥さんに、
「もう、ここは絶対スリいるから!
気をつけてね!!」
と、逆にこっちからスリを探していたぐらいで
観光しながら
「あいつは怪しい」
「いや、こいつこそスリでしょ」
と、スリ探しをしていたわけですが、
 
城の観光が終わり、
城の外に出て、はーーーっと
一息ついた瞬間、
不覚にもバッグが後ろに。
 
その刹那、
ボン、と誰かがぶつかってきて
「あ、すいません」
と謝ってバッグを見たら、
なぜかバッグのチャックが
少し開いています。
 
 
そのぶつかった野郎は、
手ぶらで地図を持った二人組だったので
見た目は観光客。
 
その時はまさかそいつに
開けられたとは思わず、
奥さんに
「いや、何かチャック開いてるけど、
あれどうしたのかな?」
と歩きながら話していた矢先、
 
不覚にも、この時
バッグがまた一瞬後ろに回ってしまった
瞬間、背中がもぞもぞ感じて
「ん?」と思って振り返った瞬間、
 
さっきのぶつかった野郎が
大胆にも
歩きながら
バッグのチャックを
開けているではないですか‼︎‼︎
 
うおりゃーーーっ!
ちょっと!!
てめーーー!!
 
急いでその手を払いのけ、
「ピックポケット!!!」
と指差すと、
「バカなこと言うなよ」
と言わんばかりに
ニヤニヤしてやれやれという
ジェスチャー。
 
このクソ野郎!
 
しかし、
蹴飛ばすわけにもいかず、
仕方なしに
「ピックポケット、ピックポケット!!」
を連呼しますが、
周りも特に奴らを囲むことはせず、
我関せずです。
 
特にものは取られてないので、
こちらとしても
なす術もなく、
ただムカついたので、
写真を撮ってやると、
こちらに唾を吐きつけて
(唾は自分には届きませんでしたが)
去って行きました。
 
※奴らは去り際に「Fu●k you!」と叫んでいました
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この二人組です。一見観光客を装ってます
 
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このクソ野郎です。リスボンのサン・ジョルジェ城観光される方は、こいつにご注意下さい!!
 
幸い、3度とも何も
取られることはなかったのですが、
本当に気分が悪いことです。
 
3度チャックを開けられて
すぐに気がついて被害がなかったことを
奥さんに「逆に凄くない?おれ」的に
話すと、1日目と3日目は
そもそもバッグを後ろにしたのが悪い!
と、かなり厳しく言われ、
旅の終わりは残念な雰囲気に。。
 
あのクソ野郎のせいで!
本当にムカつきます!!
 
 
リスボンに行かれる方は、
奴らは夏の原っぱの中の
ヤブ蚊のごとく寄ってきて
手を入れていくので、
本当にお気をつけくださいませ!!
 
※今回は、奥さんと、
奥さんの妹夫妻、
奥さんの妹の旦那様のお母様、
奥さんの妹の旦那様の叔父夫妻と
合計7名で旅行しましたが、
バッグを開けられたのは私だけ。。。
 
我々夫婦は
皆さんとは別行動での観光だったので
一緒にいるタイミングで手を入れられた
わけではないのですが、
私だけ手を入れられた、ということは
やはり私に隙があったことは
言うまでもありません。。。
 
つまり、しっかり対策できていれば
スリに遭う確率は低くなるということ。
 
私を反面教師にして、
ヨーロッパ観光をされる方は
十分対策をしてご旅行なさってください!!
 
※ただ、奥さんの妹は
リスボンの市電車内で3人のスリが
私服警官に捕まって降ろされたのを
目撃したそうです。
ほんと、スリがゴロゴロしてるので
ご注意下さい!!

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