古きよき時代のパリにタイムスリップできるカフェ | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

7月25日(月)
天気:晴れ

昨日のブログで、
パリのエキゾチックなエリアについて
書きましたが、

今日はうって変わって
パリの原風景、よき時代のパリが
色濃く残るカフェの紹介です!!

それがルーヴル美術館の近くにある
『カフェ・ドゥ・レポック』。
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典型的なパリのカフェです

こちらのカフェができたのは1826年。
このころ日本は江戸時代で、
化政文化という町人文化全盛の時代です。


このカフェのすぐ横には
「ギャルリ・ヴェロ・ドダ」という
パサージュがあり、
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重厚感のある入り口!

中に入ると、、
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んー!古きよきパリの雰囲気が、そのまま残ってます!

というのもこのパサージュ、
作られた当初(1826年)この辺りは盛り場で、
振興ブルジョワジーが
お金を惜しみなく注ぎ込み完成した
当時最も華やかなパサージュでした。

しかし、盛り場が他に移ると、
パサージュは一気に衰退。

その後、
新たに栄えることがなかったので、
建て替えなどが行われず、
当時のよきパリの雰囲気が
そのまま残っている、というわけです。

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ベルエポックの雰囲気を色濃く残しています

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天井の装飾も美しい!

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パサージュには「クリスチャン・ルブタン」も入ってます

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「ルブタン」は、ヒールが特徴のフランスのブランドです

ほかにも、
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革のバッグで人気の「イル・ビゾンテ」も(イタリアのブランドですが。。)

と、パサージュの話が
長くなりましたが、
カフェに戻ります。

こちらのカフェ、
老舗なのに
店員さんは非常に素朴で
気取ったところがありません。
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店内の雰囲気も、クラシカル!

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パサージュ側の入り口。ベルエポックの雰囲気、そのままです

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パサージュから見ると、こんな感じです

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メニューに昔の写真が載っていましたが、いまと全く変わってません



そして、カフェご飯は、、
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やっぱりカフェランチといえば、タルタル!

んー、やっぱり美味しい!
そしてデセール、、
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タルト・タタン! アップルのタルトです

タルト・タタンは
フランスの伝統的なデセール。
アップルがどっしりしていて、
ちょっと重めなので、
個人的にはそこまで、、という感じです。

食後はゆっくり
古きよきパリの雰囲気を楽しみながら
カフェ(^^)。

いい時間を過ごせます!

ルーヴルに近く、
また混んでいなし
値段も高くないので、
ぜひおすすめです!!