フランス人の皮膚はおかしい? | 西方見聞録(旧パリレポート)

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2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

7月21日(木)
天気:晴れ&熱帯夜


パリは夏真っ只中で、
暑い日が続いておりますが、

何が大変かって、
去年も書きましたが、
網戸がない!
のが本当に大変です。

網戸がないと、
窓は開けられません。

そして、エアコンもない。。

まー、これは家によっては
付けてるとこも
あると思いますが、
基本的には付いてません。

100年以上前の建物を
中だけリノベーションしているので、
そもそもエアコンを
取り付ける作りになってない。。

なので、うちにも
エアコンはないわけですが、
窓を開けられず、
エアコンなしで、
唯一の頼みは扇風機です。

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この扇風機が頼みです

そうゆうわけで、
扇風機はフル稼働しているわけですが、

この扇風機は冬の間、
地下のカーブ(倉庫)に
入れていて、
そこが本当にジメジメして
薄気味悪くて大嫌いなので、

この扇風機を取りに行くのを
躊躇していたら熱帯夜に襲われ、
堪らず窓を開けたら
夜通しで蚊の大群に襲われる始末。

そしてハエも大量に入ってきて、
昼間ハエ退治に追われたわけです。

はー、もう二度と
窓を開けるか!

と心に誓うのですが、
パッと前のアパルトマンを見ると、
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窓全開の家、結構あります

と言いますか、
皆さんそれが当然の様子。

蚊とかハエとか
もちろん彼らの家にも
平等に入っているはず。
いや、もうずっと窓開けっ放しなので、
うちよりバンバン入っているはずです。

一体どう対処してるのだろう、、

個人的な考えですが、
たどり着いた結論は、
フランス人は
皮膚が厚いのかもしれない

というもの。
いや、フランス人に限らず、
日本人以外、かもしれません。

いやまて、もしかして、
日本人の皮膚が薄いのか?

いや皮膚の問題ではなく、
日本人があらゆるものに
敏感すぎるのかもしれない。。

こっちの人は
部屋の中は土足ですし、
日本のように洗顔料など
部位別のソープもほぼないですし、
あと温度の変化にも強い気がします。

初春や晩秋、
長袖を重ね着し
"さびー"と言ってる私の横に、
半袖短パンのフランス人、
よくある光景です。。

それどころか、
明らかに寒い晩秋の海で、
ダウンコートを羽織って"寒い寒い"と
言っていた私の前で、
フランス人がきゃっきゃ言って
泳いでいたこともありました。

どんな皮膚してんだよ!

とその時は本気で
"生命体として完全に違うな、これは"
と思ったわけです。

今日もあっっつのに
バスにエアコン付いておらず、
"ひーー、勘弁、、"
とたじろいでいたのは自分だけ。

パリのバス、地下鉄は
あっつくて臭いのが
当たり前です。

知り合いのハーフの方は
"それがパリの味だよ"
と言っていました。

どんだけポジティブ!!

でも、いろいろ聞くと、
日本人が異質なのかもしれない、
という結論に辿り着きつつあります。

超細分化された製品、
過剰サービス、
圧倒的な消費者優位世界、
超抗菌社会、
コンビニ社会、、、

ウォシュレット、
私は大好きですが、
フランス人にしたら
「それ必要?」
なのかもしれません。
※フランスには、ほぼありません。
あるのは、日本レストランや
スーパー高級ホテル、レストランの
一部ぐらい。

便利すぎるし、
清潔すぎるし、
敏感すぎるのかもしれません日本社会!!


でも、今日、
日本から買ってきた
蚊取り線香のアロマセレクションを
ある方からいただき、
「あー、こんなところにも香りをプラス。
日本ってやっぱり素晴らしい」
と、思うのでした。
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ちょうど髪に蚊取り線香の匂いがついて、困るなー、と思っていたので、超嬉しい!!やっぱり日本人だなーと実感。。