天気:晴れ
朝は冬のような
寒さのパリ。
やはり北海道よりも
緯度が高いだけあります。
しかし本日は快晴で、
昼から夕方にかけては
ほのかに暖かい一日中
になりました。
今日はパリの
トイレ事情についてです。
パリの街には
驚くほどトイレが
ありません。
そのため、外出する際には
必ず家で用をしっかりたしてから
出かけます。
しかし買い物などで
長く外にいると
どうしてもトイレに
行きたくなります。
そんなときは
仕方なく
カフェに入って
一杯コーヒーを
飲んでトイレを借りなければ
いけません。
なので、
どうやらパリジャンは
道端、地下鉄構内でガンガン用を
たしてしまうらしいのです。
前にパリの街は臭いと
書きましたが、
この臭さは間違いなく
小の臭いなのです。
犬も多いので
その小の臭いもありますが
パリ在住の方に聞くと
人間のものとのことなのです。。
なので、自分は
壁から離れて歩くのが
基本です。
しかしパリにも
公衆トイレなるものが
あります。
しかしこのトイレ、
ドアが電動で開閉するもので
中には一人しか入れません。
以前実家で
深夜2時に
風呂場から出ようと
ノブを回したら
ノブがスポン！ と取れて、
うそっ！と思うも
どうやっても
はめ直せず、
風呂場から出られなくなって
ドアをブチ破ろうと
旧ザク張りの
ショルダータックルを
かますも破壊できず
大変な思いをしたことがあります。
（結局、親父さんが
30分後ぐらいに
異変に気付いて開けてくれましたが）
以来、極度の
閉じ込められるかもしれない
恐怖症に。
パリについて間もない頃にも、
自分しかいない
地下のトイレの個室で
突然電気が消えて
鍵の場所が分からず、
個室から出られなくなった
恐怖体験をしました。
このトイレも、
もし閉じ込められたら
地獄なので、怖くて
とても入れなかったのですが、
先日どうしても我慢できず、
カフェをケチって
勇気を出して
オープンボタンを
押しました。
すばやく用を足し
出来るだけ速やかに去ろうと
水を流そうとしても
流れない。
なぜ！
もー、早く出たいのにっ！！
しかしこのまま出たら、
後ろに並んでいる人に
あのジャップめ！
と思われてしまう。
そう思って
中でたじろぎましたが、
またどうせパリだから
壊れてるのだろうと
オープンボタンを押して
外へ。
（よかった、無事に開いた！
と、かなり安堵）
そ知らぬ顔で
出て行きましたが、
次に入った人は
憤慨するだろうなー。
憤慨するだろうなー。
そう思ってちらっと見たら
次の人は中に入らず
扉が閉まってしまいました。
どうやら後で調べたところ、
このトイレは
一人が使用する度に
自動で洗浄し、
2分ぐらい経ってから
次の人が使えるシステムとのこと。
なので、間違って
前の人が出てきたときに
入れ替わりで
扉が閉まるときに入ってしまうと、
突然四方八方から洗浄の
水が飛び出し
中でビショビショになる
らしいのです。
恐ろしや。
（子供が溺れて
亡くなったことが
あるそうな。。）
いろいろ失敗続きの
パリ生活ですが、
これだけはやってしまわなくて
本当に良かったと思います。
もしこれをやられてたら
ネタ的には最高かも
しれませんが、
自分には耐えられないことなので、
無言で東京に帰ってたかも
しれません。