天気:晴れ
抜群の天気が続くパリ。
パリに来て、今日で一月経ちました。
本日は、中古車を購入しに
車屋へ行ってまいりました。
（今日のブログはちょっと長いです。。）
車はやはり不安な外国では
日本車がいい、というのと
大きさがちょうど良いと思った
トヨタのヤリス
（日本ではヴィッツ）
をチョイス。
まだあまり走っていなく
オートマで
新しめのものが
ちょうど出ていたので、
先日前金を払って
今日が残りの支払いと
車の受け取りでした。
色々手続きし
残りは支払いとなりましたが、
連日のカードでの支払いで
限度額に達してしまっていて
いつも使ってるカードでの
支払いは不可！
結末、他の数枚のカードで
小分けにして
何とか支払いできました。
契約は基本フランス語で
取り交わされますが
C3PO張りの言語能力を持つ奥さんが
まだ習得途中のフランス語で
ガンガン進めていきます。
そして、ここからが問題。
ここから家まで
車に乗って帰らなければ
いけません。
初めてのフランスでの運転。
パリは運転が荒く、
道もよく分からない。
左ハンドル、右車線で
乗り慣れてない。
かなり緊張する中
とりあえず狭い車間で
停められている車を
出さなければいけません。
オートマなので、
シフトをドライブ（なぜかこちらはE）
に入れて発車。
前が狭くて車を出せないので
少しバックして
前にスペースを作ってから出そうと、
後ろの車ギリギリまでバックして、
前にスペースができたから
さあ出そう。
と、シフトをEに入れますが
ブレーキを離すと
車はなぜかバックします。
何度やっても
下がってしまい、
もうあと5センチで
後ろの車にぶつかる、
という状況に。
おいおい、何で前に進まないんだよ！
後ろ、ぶつかっちゃうよ！
と、いきなり顔面にじわーっと汗。
どうやら駐車している
場所が少し坂になっている
みたいで、
それでブレーキを離すと
下がってしまう模様。
こちらのオートマは
日本のそれとは異なり
ブレーキを離した時
勝手に前に行く力が
かなり弱いようです。
と、そのように憶測し、
思い切ってアクセスを強く踏むと、
無事に前に進んで何とか脱出。
まったく焦らせるぜと、
何とかパリの中心部を抜けて
無事家まで到着。
運良く停められるところを
すぐに見つけられて
とりあえず路駐。
（夜8時から朝までは無料）
やれやれと
エンジンを切り、
さあ車を出ようと思ったのですが、
窓を閉め忘れたので、
再度エンジンをかけようと
思ってキーを回しますが、
エンジンがかかりません。。
なぜっ！
と、何度もやりますが
キーを回そうにも回らないのです。
もー、何でこうなるの、
とよくシフトを見ると、
どうやらEのシフト位置で
キーを抜いてしまったのが
原因のようです。
こちらのシフトには
駐車のPがなく、
ニュートラルのNで
エンジンを切らなくては
いけない様子。
そうと知らずに、
分かりにくいEで
切ってしまったので
エンジンがかからなくなって
しまったようです。
（奥さんがネットで調べて分かった）
知らないしっ！
どうすればいいの？
と、シフト周りや
運転席のあちこちを
見てみますが、
何もヒントは見つかりません。
いきなりこれかよー、
どうすればいいの？
中古車屋のおっさんは
もう電話出ないだろうし、
（出ても、フランス語で
この状況を説明するのは無理）
とりあえず説明書、
と思い見てみるも
我らがトヨタも
ここではすっかり
フランス顔。
全てフランス語で、
何一つ日本語での説明はなく、
英語すらありません。
明日パリのトヨタに
行くしかないか、、
と先の面倒を思い
うなだれていると
隣にいた奥さんが
スマホでR2張りに解決法を
見つけ出し、
どうやらシフト近くに
シフトロックの解除スイッチが
あるとのこと。
あ、おれもそう思ってた
と強がり、
シフト周辺を見ると
気になる細長い穴が開いています。
これだよ、これ。
怪しいと思ってたんだ、
と言ってはみますが、
どうすればいいかが
わかりません。
指は入らないし
鍵の先を軽く突っ込んで
みますがだめで、
引っ掛けて引いてみますが
なんか違う。
すると奥さんが
「もっとぐっと刺すんじゃない？」
と言い、えーそうなのー？
と思い切ってぐっと入れたら
カチッと何かを押した様子。
すると、シフトを
Nに動かすことができ、
エンジンをかけることに成功！
もう、
焦る瞬間多すぎでしょ！
と、今日もぐったりの
一日でした。