有名な自己啓発書、

7つの習慣

を紹介しています。

 

今日で7回目ですが、

ようやく、第二の習慣、

「終わりを思い描くことから始める」

の紹介です!

 

旧版、

7つの習慣-成功には原則があった!

だと、「目的を持って始める」

とありますが、

こちらの新訳、

完訳 7つの習慣 人格主義の回復

の表現、「終わりを思い描くことから始める」

のほうが、

たしかに、イメージがしやすいですね。

 

ちなみに、

翻訳者の、ジェームス・スキナーさんが、

著者の、コヴィーさん(故人)に、

「7つの中で、最も大切な習慣はどれですか?」

とお尋ねになると、

いつも、

「第二の習慣です!」

と、即答だったとのこと。

 

それくらい、

この習慣は重要なんですね。

 

「第二の習慣」

は、ショッキングなシーンからスタートします。

 

愛する人の葬儀に参列した、つもりが、

な、なんと、

そこには、自分の写真が飾られているではないですか!

 

集まっている人たちは、

亡くなったあなたへの、尊敬、愛、感謝の意を表しに来ているのです。

 

そこで、

何と言ってほしいでしょうか。

あなたはどういう人だったと言ってほしいでしょうか。

 

う~ん、

 

 

(ちょっと考えてみてください)

 

 

たしかに、

自分の葬儀の際に、参列者に言ってほしいことが、

人生の「目的」なのかもしれませんね。

 

「もし、はしごをかけ違えていれば、

一段ずつ昇るごとに、

間違った場所に早くたどり着くだけである」

 

とありますが、

日々の生活に追われるだけだったり、

収入や地位といった成功のみを追い求めていたら、

最後にたどり着く場所は、後悔する場所かもしれませんね。

 

終わり(目的)をイメージして、

そこから逆算して考えるのが重要だと思います。

 

たとえば、

注文住宅を建築する際には、

どういう家が欲しいのか、

間取りなどを明確にイメージしますよね。

 

そのうえで、設計図に細部まで描いたあと、

実際の建築作業に入る。

 

会社を創業する場合や、

旅行に出かける前、

料理を作る前も、

みな同じだと述べられています。

 

また、

リーダーシップとマネジメントの違いにも、

触れられています。

 

マネジメントは手段ですが、

リーダーシップは目的(臨む結果)なんですね。

 

ジャングルで道を切り開いている作業チームで、

たとえられています。

(おもしろいたとえですね!)

 

マネジャーたちは、後方にいて、

手斧を研いだり、マニュアルを作ったり、

スケジュールを組んだり、

賃金体系を作ったりする。

 

一方、

リーダーはどういうことをする人なのか。

 

ジャングルの中で一番高い木に登り、全体を見渡して、

「このジャングルは違うぞ!」

と叫ぶ人だというのです。

 

しかし、マネジャーたちの反応は、

「黙ってろ。作業は順調に進んでいるんだから」

となりがち・・・

 

子育て中の親なども含めて、

多くの場合、マネジメントのパラダイムにとらわれすぎて、

リーダーシップをおろそかにしがちですね。

 

手段が目的化してしまうわけです。

(私もその傾向があります。気を付けないと)

 

次回に続きます。

今回もお読みくださって、有り難うございました。

 

 

 

7つの習慣

 

「第一の習慣」は、

前回の、その2、で終了するつもりでしたが、

最後に、すごくいいことが書いてあったので、

懲りずに、その3、いきます!

 

自分自身の「主体性」を

認識し、育てるためには、

フランクルのように、

必ずしも強制収容所の

過酷な体験をする必要はないんですね。

(そもそも現代の日本では体験できませんね)

 

日々の平凡な出来事の中に、

「主体性」を育む要素はたくさんあります。

 

たとえば、

 

・交通渋滞に対して、どう対応するか。

(これ、私はついイライラしがちです・・・)

・怒っている顧客に、どう反応するか。

・いわれたことをしない子供に、どう反応するか。

 

などなど。

 

この本では、

この「主体性」の原則を、

30日間試してみてはどうか、

という提案があります。

 

「影響の輪」に集中することを、

実際にやってみて、結果がどうなるか。

 

たとえば、

 

・小さな約束をつくり、それを守る。

・批判者より、模範となる。

・問題を作り出すのではなく、解決に貢献する。

・他人の弱点について、争わない。

・自分の弱点を、弁護しない。

・間違ったら、素直にそれを認め、修正し、そこから学ぶ。

・他人のせいにしたり、批判したりしない。

 

などが挙げられています。

 

皆さんも、

どれかピーンときたものがあれば、

意識して、やってみられてはいかがでしょうか。

 

私は、

・批判者より、模範となる。

・間違ったら、素直にそれを認め、修正し、そこから学ぶ。

 

を、職場の人や、家庭(妻)に対して、

実践してみたいと思います!

 

ここで宣言すれば、

いい意味で、自分を追い込むことにもなりますので(^^;

 

さっそく手帳にも書きました。

 

今回も、お読みくださいまして、

有り難うございました。

 

次回は、「第二の習慣」

終わりを思い描くことから始める

です。

 

 

 

7つの習慣

 

第一の習慣「主体的である」

 

前回の続き(その2)になります。

 

心理学者フランクルさん、

といえば、

実存主義的なアプローチをとる

「ロゴセラピー」で有名です。

 

その理論の中で、

人生の「意味」を見い出す三つの価値、

が紹介されています。

 

一つめは「創造価値」

仕事、職場、社会での実際の活動に含まれるもの。

 

二つめは「体験価値」

人、自然、芸術を愛してふれあうことによる喜び。

 

三つめは「態度価値」

どんな態度(反応)をとるのかの、選択の自由。

 

の三つです。

 

どれもすばらしい価値ですが、

フランクルさんは、

三つめの「態度価値」が最も重要と述べています。

 

前回、強制収容所の実話を紹介しましたが、

たしかに、

末期の病気に苦しむ人や、

身体の不自由な人が示す、尊厳ある「態度」は、

周りの人にも勇気と希望を与えますよね。

 

私も、少しずつ、一歩ずつでも、

そんな「態度」がとれる人のレベルに近づきたいなあ、

と思います。

(今回の人生では無理?なんとか、ちょっとずつでも(^^;)

 

 

次に、

「影響の輪」と「関心の輪」

を紹介します。

 

この考え方にも、私はすごく感化されました。

 

「影響の輪」の中には、

自分がコントロールできる事柄が入っています。

 

「関心の輪」の中には、

自分がコントロールできない事柄が入っています。

 

主体的な人は、

自分ができること、

すなわち、コントロールできる

「影響の輪」の中に焦点を当てるために、

率先力、行動力といった、

積極的なエネルギーを生み出し、

自分の「影響の輪」はさらに拡大していく。

 

反応的な人は、

他人の欠点、周りの環境など、

すなわち、コントロールできない

「関心の輪」の中に焦点を当てるために、

グチや不平不満といった、

消極的なエネルギーを発生させ、

自分の「影響の輪」はしだいに小さくなっていく。

 

確かに、そうですよね。

 

本誌にも、

強引な社長が率いる組織で、

「反応的」な経営幹部が多い中、

ひとりだけ「主体的」な経営幹部がいた話が、

紹介されています。

 

社長を批判するだけではなく、

自分の「影響の輪」に集中することによって、

しだいに社長や周囲の信頼を勝ち得ていくのです。

 

 

有名な「ニーバーの祈り」が引用されています。

-----------------------------------------

「主よ、変えるべき変えられることを変える勇気を、

変えられないことを受け入れる平和を、

そして、その区別をつける知恵を与えたまえ」

-----------------------------------------

 

出典は忘れましたが、

(たしか、加藤諦三さんの本で引用されていた気がします)

こんなセリフも思い出しました。

-----------------------------------------

「困難に直面した時には、いずれかをやればよい。

できることがあれば、それをやる。

できることがなければ、それを忘れることだ」

-----------------------------------------

 

シンプルですけど、

そのとおりですよね。

 

これからも、私は、

自分のできること、

すなわち「影響の輪」に集中して、

このブログも続けていきたいと思います!

 

それが、少しでも、

皆さまのお役に立つことにつながれば、

嬉しいです。

 

今回も、お読みくださいまして、有り難うございました。

7つの習慣

 

4回目にして、ようやく第一の習慣、

「主体的である」

(旧版だと「主体性を発揮する」)

の紹介です(^^;

 

動物にはできず、人間にしかできないことに、

「自覚」があります。

 

グーグルの社内研修でも採用され、

近年、世界的に話題の

「マインドフルネス」も、

自分の感情に気づくという意味では、

「自覚」する能力ですよね。

 

この能力によって、

人は、自分のパラダイム(ものの見方)を、

客観的に見つめることができるはずですが、

多くの場合、どうしても「社会通念」という鏡によって、

ゆがめられてしまうといいます。

 

その代表的なパラダイム(鏡)が、

「3つの決定論」です。

 

ひとつめは

「遺伝子的決定論」

たとえば、

短気な家系だから、しょうがない・・・

 

二つめは

「心理学的決定論」

両親の育て方のせいだから、どうしようもない・・・

 

三つめは

「環境的決定論」

こうなったのは、職場、上司、妻のせいだ・・・

(これ、私もよくやってしまいます(^^;)

 

これらの理論は、いわば、

「パブロフの犬の実験」のような条件反射、

すなわち、

「刺激と反応」のモデルに基づいているといえます。

 

しかし、著者コヴィーさんは、

この理論に、ビクター・フランクルさん

夜と霧の著作で有名な心理学者)

の例を使って、反論します。

 

ナチス強制収容所の、

筆舌に尽くしがたい過酷な環境の中でも、

フランクルさんは模範となり、

生きがいを与える存在になったわけですが、

それは、「自覚」という能力を活かし、

人間の本質にかかわる基礎的な原則を発見したからだというのです。

 

その原則とは、

 

刺激と反応の間には「スペース」がある。

その「スペース」の中にこそ「選択の自由」がある。

 

ということです。

 

この「選択の自由」の中には、

人間の人間たる4つの性質、

「自覚」「想像力」「良心」「自由意志」があります。

 

これらを発揮することが、

すなわち、

「主体的である」

ということなのですね。

 

「自由」とは、

万能感満載でわがままやりたい放題!

ということだけではないんです。

 

たとえば、

「選択の自由」を体現した例として、

ナチスの強制収容所で、

自分が衰弱して明日にでも死ぬかもしれない状態で、

病人に自分のパンを与えた囚人がいました。

(私なら逆に病人からパンを奪っていますよ。とほほ)

 

そして、

究極的に「主体的」であった人は、

死を宣告された囚人の身代わりになって死んだ、

「コルベ神父」だと思います。

 

(コルベ神父のことは、いずれ詳しく紹介したいと思います)

 

私などは、あと100万回生まれ変わっとしても、

コルベ神父の足元にも及ばぬ存在ですが、

そのような方が、

小説や映画の世界ではなく、

「実在」した人物だというのは衝撃です。

 

少し話がそれました。

続きは次回。

 

本日もお読みくださいまして、有り難うございました。

 

 

前回からの続き、

7つの習慣

です。

 

「7つの習慣」は、人格主義という正しい原則に基づいた、

順序立った成熟へのアプローチですが、

7つを大きく分けると、

 

「依存」状態から「自立」への道が、第1~3の習慣(私的成功)。

「自立」から「相互依存」への道が、第4~6の習慣(公的成功)。

刃を研ぐ(磨き、向上させる)のが、第7の習慣。

となります。

 

プロセスとして、この順番が大切です。

 

よく、やってしまいがちなのですが、

「依存」状態から、一気に「相互依存」状態にはいけないんですね。

 

まず「自立」状態を経ないと、真の「相互依存」状態にはならない。

残念ながら、近道はない。

 

ケン・ウィルバーさんの成長段階説、

プレパーソナル→パーソナル→トランスパーソナル

で、一気にプレからトランスにいこうとするのが危ういのと、近いような気がします。

 

う~ん、甘くはないですね。

 

ちなみに、「自立」状態には、

「自己受容」や「心の土台づくり」といった要素も含まれるのではないかと考えます。

 

また、7つの習慣とは、「効果性」の習慣であると述べられています。

「効果性」とは、P/PCバランスという自然の法則に調和したパラダイムに基づいているとのこと。

 

次の「ガチョウと黄金の卵」というイソップ童話でたとえられています。

 

貧しい農夫が、飼っていたガチョウの巣の中に黄金の卵を発見しました。

一日一個ずつ産み落とされ、やがて農夫は大金持ちになったが、つい欲が出た。

腹の中の卵を全部一気に手に入れようとしたが、腹の中は空っぽだった。

そして、ガチョウは死んでしまった・・・

 

P(ガチョウの卵=目標達成・結果)と、PC(ガチョウの健康=目標達成能力・資源)

のバランスが大切だということですね。

 

たしかに、会社組織や家族でも大いに当てはまりますね。

(つい、卵ばかりを追い求めてしまいがちですが)

 

それから、

この本を最大限に活用するために、

2つのパラダイム転換が紹介されています。

 

ひとつめは、本棚にしまい込まず、近くに置いて、

何度でも読み返してほしいということ。

(すみません、私は何年も本棚に眠らせていました・・・)

 

ふたつめは、

パラダイムを、生徒から教師に転換する。

インサイド・アウトのアプローチをとり、

48時間以内に自分の勉強した内容をほかの人に分かち合うということ。

 

私は、48時間どころか、

最初に読んでから20年以上も、ほとんど分かち合っていないのが現状ですが。

遅ればせながら、今、やっているところです(^^;

 

アウトプットが前提だと、いいかげんなことはいえないので、

真剣に学びますよね。

 

こういったアウトプットの場があることに、感謝します。

 

皆さんも、一緒に、気軽に、アウトプットしていきましょうね。

 

次回も続きます。

いよいよ第一の習慣「主体的である」

の紹介です。

 

お読みいただき、有り難うございました。