ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
泰岳寺副住職
泰丘良玄さんの本、
人生はブレていい。 - 平成の一休さんのポジティブ・トンチのすすめ
を紹介しています。
この本、
よりよく生きていくための知恵が満載です(^^)
今回が5回目の紹介になります。
修行の中でも怖かったのが、
持ち回りでやる真夜中のトイレ掃除でした。
(中略)
万が一先輩がやってきたら、
隠れないといけません。
気づかれてはいけないのです。
なぜ、わざわざ真夜中にトイレ掃除をして、
しかもバレないようにやるかといえば、
「陰ながらに努力しよう。
努力は、人にいちいちひけらかさなくていい」
という教えを体験するためです。
人の目立たないところで努力する。
これを「陰徳を積む」と言います。
う~ん、
陰ながら努力するどころか、
私は、あえて努力や親切を、
見せつけるように行い、
「あなたもしなさい」
と暗に押し付けるようなことを
してしまうことがあります(^^;
嫌味なやつです・・・
別の本、
(小倉広さん、アドラー関係の著作でも有名です)
という本で知ったのですが、
徳には、
「陽徳」と「陰徳」があるといいます。
(以下引用)
陽徳とは、
いいことをしていることをアピールする、
人に見せながら行うということです。
徳を積むことをオープンにして、
それを人にも求める。
つまり、
「リーダーシップ=陽徳」です。
そして、
“陰徳”というのは、オープンにせず、
こっそりと陰で、
誰にも言わずに徳を積むことです。
たとえば、
私(小倉氏)の場合で言うと、
毎日犬の散歩をするときに、
公園や道路に落ちているゴミを拾います。
(中略)
この習慣を続けられるのは、
ひとえに気持ちがいいからです。
やってみると良くわかりますが、
陰徳は、ことさら気持ちがいいものです。
これに対して、陽徳を積むとどうなるかというと、
エネルギーを奪われるのです。
「お客さんにはお返しをしろ」
「お礼が来たらすぐにお礼を返せ」
などと部下にいうのは、
部下教育としてリーダーにとって必要な行いです。
しかし、
それを部下に求めることは、
エネルギーを奪われる、
すなわち、リーダーとしての魅力が減ることになる。
そうなんですよね。
自分も完璧にできていないことを
人に要求するのは、けっこうエネルギーを使います。
後ろめたさを感じますし、
「おまえに言われたくない」
と陰口を叩かれているのではと気になったり・・・
(小心者な私)
そこで、
減ってしまったエネルギーを充填するために、
こっそり陰徳を積む必要があるという考え方が出てきます。
リーダーシップによって減ったエネルギーを
陰徳で補充するのです。
つまり、陰徳によって徳の貯金をし、その貯金で人を動かす。
ここから、経営者は徳(陰徳)を積む必要がある
と言われるわけです。
日ごろから徳を積んでいると、
自分が好きになり、
人にも自信をもって指示ができるようになります。
なるほど~。
たしかに、陰徳を積むと、
自分を好きになり、
人に対しても、自信が持てるかも・・・
私は、この考え方がすごく腑に落ちた!ので、
それ以来、陰徳を積むことを心がけるようになりました。
(つくづく、現金なやつです)
たとえば、
・プールのトイレで散らかっているサンダルを揃える
・勤務先のトイレを掃除してくださる方にお礼を言う
(他に人がいると照れくさいのでいいませんが・・・陰徳)
・コンビニでお釣りを募金する
・毎月の定額引き落とし募金をする(低額ですが)
・エレベーターのボタンを押して先を譲る
・ホテルのチェックアウトで部屋を出る際はなるべく整える
・月末に神社にお参りする時はお賽銭を奮発する
・倒れている自転車を起こす
・店員さんに「ごちそうさまでした」「ありがとうございます」と言う
・・・
いつも、できているわけではありませんが。
あっ、ここに書いてしまったので、
もう陰徳ではないですね(^^;
今回もお読みくださいまして、
有り難うございました。
次回も続きます。