ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

山口周さんの最新刊、

 

人生の経営戦略

 

 

から、

私の印象に残った箇所を、

紹介・解説しております。

 

山口周さんいわく、

昨今の人生論には、

二大潮流ともいうべき

流派があるといいます。

 

 

残酷な社会ゲームを

冷徹に戦って生き残り、

経済的・社会的成功を

手に入れろ

 

という考え方です。

 

いかにもドライかつ

現実主義者的な主張で、

 

本書では

このような人生戦略の

考え方を

 

「目的達成のためには

全ての手段は合理化される」

 

と言った中世の政治学者、

マキャベリにならって

 

「マキャベリ的人生論」

 

と命名しましょう。

 

 

目的は手段を正当化する・・・

 

「君主論」で有名な、

マキャベリ的な人生論。

 

現実主義的、性悪説ともいえますが、

競争社会で生き抜くうえで、

これはこれで大事ですね。

 

一方で、

真逆の人生論もあります。

 

 

経済的・社会的成功の

虚像に囚われず、

自分らしく生きて

本当の豊かさを手に入れろ

 

という考え方です。

 

いかにもナイーブかつ

理想主義的な主張で、

 

本書ではこのような

人生戦略の考え方を、

 

「人間は本来善良なもの、

個人の内面的道徳を重視せよ」

 

と言った近世の思想家、

ジャン・ジャック・ルソー

にならって

 

「ルソー的人生論」

と命名しましょう。

 

 

マキャベリ、ルソーと、

何だか世界史の授業みたいに

なってきましたが(^^;

 

「自然に還れ」と言った、

ルソー的な人生論。

 

いわゆる

理想主義的、性善説ともいえますね。

 

私は、

どちらかといえば、

こちらの理想主義のほうに

心惹かれるものがあります。

 

ただ、小心者なので、

実際にはそれを貫く勇気がなく、

現実に妥協することが多いという

半端ものですが(^^;

 

で、山口周さんは、

どっち派なのか?

 

 

「どっちもダメでしょ」

が結論

 

 

ええっ・・・

 

どっちもダメとは、

どういうことでしょうか。

 

 

マキャベリ的人生論の

問題点は

「ゴールの設定」にあります。

 

キャリアに関する

これまでの研究の多くは

「経済的成功」や

「社会的成功」が

仮に実現できたとしても、

 

それが必ずしも

「幸福な人生には

直結しないことを

明らかにしています。

 

 

そうですね。

 

いくら経済的、社会的に

成功したとしても、

 

それだけだと、

死を迎える際に、

「私の人生は何だったんだ・・・」

と後悔する人がいるわけであって。

 

 

一方、

ルソー的人生論の問題点は

「プロセスの設計」

にあります。

 

確かに人生において

「自分らしさ」

は重要な指標でしょう。

 

しかし

「自分らしさ」という目標は、

一定の経済的・社会基盤

があってこそ、

獲得できるものであり、

 

それだけをナイーブに

目指して得られるほど

「人生というプロジェクト」

は容易ではありません。

 

 

たしかにそうですね。

 

それだけだと、

いわゆる「食っていけない」

わけであって、

 

「人生そんなに甘くない」

ということですね。

 

では、どうすればいいのか?

 

ここで、

経営戦略論の知見が、

活かされます。

 

 

経営学における

イノベーション理論では、

一見すると

2つしかないトレードオフ、

 

つまり

「どちらか(=OR)の選択肢」

を安易に受け入れることを

否定し、

 

それらのトレードオフを

超克する3つ目のオプション、

 

つまり

「どちらも(=AND)の選択肢」

を目指します。

 

 

どちらか(OR)ではなく、

どちらも(AND)を目指す。

 

 

それはすなわち

「自分らしく生きる」

ということと、

「経済的・社会的に成功する」

ということの

両立を目指す、

 

ということです。

 

ルソー的人生論とも

マキャベリ的人生論とも異なる、

この「3つ目の人生論」

を言葉にするなら、

 

自分らしいと思える

人生を歩み、

経済的・社会的にも

安定した人生を送る

 

ということになります。

 

 

自分らしいと思える

人生を歩み、

かつ、

経済的・社会的にも

安定した人生を送る。

 

たしかに、

それに越したことはないですね(^^)

 

 

人生の目的を

「エウダイモ二ア=善き生」

におき、

 

その実現のために、

極端を避けて

「中庸」を重視せよ、

と訴えた

 

古代ギリシャの哲学者、

アリストテレスに倣って

 

「アリストテレス的人生論」

と名付けましょう。

 

 

アリストテレス。

 

ソクラテス、プラトンに続く、

有名なギリシア哲学者ですね。

 

私は、プラトンのイデア論には

興味を持ったことがあり、

若い頃、竹田青嗣さんの本など、

いろいろと読んだ記憶があるのですが、

(だいぶ忘れてしまいましたが)

 

アリストテレスは、

アレクサンドロス大王の師匠だった

ことぐらいしか

印象に残っていません(^^;

 

代表作の「二コマコス倫理学」

いつか読んでみたいです。

(かなり難解そうですが)

 

で、この、

「人生の目的を善き生におく」

という考え方、

私はとても惹かれます(^^)

 

そして、

「中庸を重視せよ」

 

中庸というのは、

常に真ん中を取るというよりも、

 

「そのその時の状況に応じて

最善の選択をせよ!」

 

ということかと考えます。

 

 

アリストテレス的人生論を

実践するためには、

 

一見すると

両立の難しいトレードオフを

高次元に調停していく

知性と勇気が必要になります。

 

そして、

そのためにこそ

「経営戦略論を活用すべきだ」

というのが

本書の基本的な立場なのです。

 

なぜなら、経営は

「短期と長期」

「コストと品質」

「規律と自由」など、

 

「こちらを立てれば

あちらが立たず」

 

という

二律離反と矛盾の塊であり、

 

経営戦略論は、

これらの二律離反と矛盾を

高次元で調停するためにこそ

練り上げられてきたという

経緯があるからです。

 

 

これは、

田坂広志さんも提唱している、

ヘーゲルの弁証法の考え方にも

通ずるものがありますね。

 

ただ、これは、

実践するとなると、

なかなか難しい・・・

 

私のような中間管理職ですら、

日々、悪戦苦闘していることを考えると、

 

経営者の苦労たるものは、

想像するに難くありませんが、

 

「経営戦略論」なども活用し、

試行錯誤しながらも、

何とかやっている。

 

「これらの二律離反と矛盾を

高次元で調停する」

 

この考え方は、

何と「新約聖書」の中で、

 

イエスが、

宣教に向かう使徒に

アドバイスしている中にも

あるのです!

 

 

「蛇のように賢く、

そして鳩のように素直に

なりなさい」

 

 

うーん、

どういうことでしょうか。

 

 

これほど

矛盾に満ちているように

思えながら、

全体的・包括的な人生戦略の

アドバイスはないと思います。

 

前半の

「蛇のように賢く」

というのは、

 

世の中でよく言われていることや

甘言を弄す人に騙されず、

 

自分の頭で考えて

判断するための

智恵と分別を持ちなさい

というアドバイスであり、

 

後半の

「鳩のように素直に」

というのは、

 

地位やお金といった

虚しいものに惑わされずに、

 

自分の中にある

美意識や倫理観に

素直に従って生きなさいという

アドバイスです。

 

つまり、

イエスもまた、

最愛の弟子を

旅立たせるにあたって、

 

一見すると

矛盾しているように思える

「第三の道」について

説いているのです。

 

 

なるほど~、

 

「蛇のように賢く、

そして、鳩のように素直に」

 

この世知辛い世の中、

 

覚えておいて

損はない言葉ですね😊

 

 

 

**********************************

 

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

次回もこの本の紹介を続ける予定です。

 

 

**********************************

 

 

 

おまけ写真集(^^;

 

冬晴れに誘われて、

西湘・湘南地区の

神社仏閣巡りをしました。

 

 

まずは、

金目山 光明寺。

 

 

近くの川から、

富士山がきれいに見えましたよ!

 

 

 

小田原の玉宝寺。

お声がけをして、

五百羅漢を拝ませていただきました!

 

 

 

飯泉山 勝福寺。

 

 

二宮尊徳さんゆかりのお寺だそうで、

尊徳さんが、

お祈りをされていました(^^)

 

 

 

立派な大イチョウ。

 

神社仏閣で巨木が多いのは、

やはり「気」が違うのでしょうか。

 

 

 

相模国の二之宮(町名になっています)

川勾神社。

 

 

 

茅葺屋根の素朴な門。

素敵です!

 

 

 

こちらは、

相模國総社 六所神社。

 

 

 

出雲大社風の、

太いしめ縄です!

 

 

こちらも、

ご神木(大木)がいくつかありました。

 

 

 

平塚八幡宮。

 

 

 

神馬がいらっしゃいました!

(ニンジン差し上げました)

 

 

 

池にはアヒルやカモもいて、

和む神社です(^^)

 

 

 

相模国四之宮、

前鳥(さきとり)神社。

 

 

 

学問の神様だそうです。

 

 

 

そして、最後は、

相模国一之宮、有名な寒川神社!

 

 

 

ねぶたが飾られていました。

 

 

 

夕方でしたが、大賑わい。

 

 

 

やはり、全国的に有名なだけあります。

立派で、美しい御社殿!

 

 

 

この相棒のおかげで、

自由気ままに

一日で多くの神社仏閣巡りができました😊

感謝です!

 

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今回、紹介させていただく本は、

独立研究者・著作家である、

山口周さんの最新刊、

 

人生の経営戦略

 

 

山口周さんの本は、

 

私にとって、

現代社会を深く考えたり、

また、

自分自身を見つめ直すにあたって、

大きな示唆を

与えてくれることが多いのですが、

 

この本もご多分に漏れずです(^^)

 

私は、本を読むときに、

印象深いページの上の角を

折る癖があります。

(ドッグイヤーというらしいですね)

 

それは、後で振り返って、

このブログを書く時に

とても重宝するのですが、

 

この本、

ページを折りまくったので、

上のほうだけ

かなり分厚くなってしまいました(^^;

 

それだけ、

「なるほど~」と思った箇所が

多かったということです。

 

山口周さんの本は、

冒頭に、結論や目的が

述べられていることが多いのですが、

 

本書ではこう述べられています。

 

 

本書の目的は、

 

経営戦略論をはじめとした

経営学のさまざまな知見を、

 

個人の

「人生というプロジェクト」

に活用するための

ガイドを提供する。

 

というものです。

 

 

山口周さんは、

一流外資系企業のコンサルとしても

活躍された方ですが、

 

そこで培った、

経営学の生きた知見を、

私たちの人生にも役立てられるように、

解説してくださっているのです。

 

 

もしかしたら、

このような提案に対して

 

「人生と経営を

結びつけるとは

なんとドライで冷徹なことか」

 

と苦笑される方も

おられるかもしれません。

 

確かに、一般に

「マネジメント」には

「計画」や「統制」や「管理」

といったニュアンスが

付きまといますから、

このような感想を持たれても

仕方がありません。

 

しかし

「経営=マネジメント」

という言葉の持つ

別の側面を知れば、

 

そこには

「人生」と結びつく

深いニュアンスがあることにも

気がつくでしょう。

 

というのも

「マネジメント」には、

 

「思い通りにならないものを、

とにかくなんとかする」

 

という意味もまたあるからです。

 

 

そうですね~、

 

そもそも、

人生はなかなか、

思い通りにはいかないわけであって(^^;

 

それでも、

私たちは、少しでもいい人生にすべく、

 

悪戦苦闘しながらも、

なんとか、

やりくりしているわけであって、

 

そういう意味では、

組織の「経営」も、

個人の「人生」も、

同じなのかもしれません。

 

 

予想もしなかったことが起き、

さまざまな障害が立ち現れ、

「計画」も「管理」も「統制」も

うまくいかないからこそ、

 

「とにかくなんとかする

=マネジメント」

が必要なのです。

 

 

山口周さんの他の本でも

述べられていますが、

(詳細は過去ブログで取り上げました。

よかったらご参照ください)

 

 

日本は、

1960年代の高度経済成長期以降、

低成長の時代が続いていますが、

 

これは、

決して悲観することではなく、

むしろ、

「登山の社会」から、

「高原の社会」へと

到達した証であるといいます。

 

ですので、それ自体は、

喜ばしいことでもあるのですが、

 

しかし、

問題点もあるといいます。

 

 

私が考える最大の問題は、

「低成長そのもの」

ではなく、

「無限の成長を前提としてる

社会の制度や規範」

と、

「ゼロ成長の均衡へと

軟着陸しつつある現実の社会」

とのあいだで

さまざまな歪みが

生まれており、

 

この歪みによって

私たちの人生が翻弄されている、

ということです。

 

 

う~ん、

これは鋭い指摘ですね。

 

 

この歪みは

 

「社会を再びかつてのような

高成長社会に戻す」か、

 

あるいは、

「ゼロ成長社会に合わせて

制度や仕組みを再構築する」かの

 

どちらでしか

調整できません。

 

60年以上にわたって

経済成長率が明確な

低下トレンドを示している以上、

 

私自身は

後者のアプローチ以外に

選択肢はないと

考えていますが、

 

どうも世の中は未だに

前者が可能だと考える人も

多いようで、

 

これから当分の間は、

この歪みは調整されることの

ないまま、

 

社会に混乱を

もたらし続けることに

なるでしょう。

 

 

私も、著者と同じく、

 

「ゼロ成長社会に合わせて

制度や仕組みを再構築する」

 

しか選択肢はないと考えますが、

 

たしかに、今の世の中、

どこか、

「やっぱり、かつての高成長時代を

目指すべきだ」

「それが、すべてを解決する」

 

というような風潮があるのは、

否めないと思います。

 

何か違和感を感じてしまう

私ですが・・・

 

 

現実の社会は

均衡のゼロ成長へと

軟着陸しようとしているのに、

 

制度や規範は

高成長への離陸を目指す

社会のまま、という

 

「つなぎ目の社会」

 

に私たちは生きているのです。

 

 

過渡期ともいえる、

「つなぎ目の社会」

に生きている私たち。

 

何とも難しい時代に

生きているわけですが、

 

しかし、

「高原社会」というのは、

経済成長は難しくとも、

 

個人の成長、変容という

意味でとらえると、

チャンスでもあるのです。

 

山口周さんは、

こう述べます。

 

 

現代の日本では、

何かあるとすぐに政府が悪い、

企業が悪いといった批判が

巻き起こりますが、

 

社会の衰退は何よりも

「個人の活力の喪失」

に起こるということを

絶対に忘れてはいけません。

 

 

う~ん、

耳の痛い話ですが、

たしかに、そうかも・・・

 

 

歴史家の

アーノルド・トインビーは、

彼の主著

「歴史の研究」において、

 

社会衰退の

最大の要因として

「自己決定能力の喪失」

というテーマを

論じています。

 

最近の日本では

テクノロジー人材の不足や

イノベーションの停滞

といったことが

国力低下の要因のように

語られることがありますが、

 

トインビーに言わせれば、

そのような理由で衰退した

国家・文明は

歴史上にひとつもありません。

 

私たちはまさに

 

「自分で考え、自分で決める」

 

という気概を失い、

トインビーの言葉を借りれば

 

「自らのうちの虚ろなもの」

 

にからめとられることによって

滅びるのです。

 

 

そうですね・・・

 

社会は、あくまで、

個人の集合体なわけですから。

 

「自分で考え、自分で決める」

 

たしかに、これが、

今の私たちに、

いちばん欠けていることなのかも

しれません。

 

で、本書はこの、

「自分で考え、自分で決める」

ために、

 

「経営戦略のコンセプトや

フレームワークを使うと、

役立つかもしれませんよ」

 

と提案している本なのです(^^)

 

それらの提案は、

どれも実践的かつ、

本質を突いているので、

唸らされるのですが、

 

次回、そのひとつ、

「二極化する人生論・キャリア論」

の箇所を紹介させていただきますね・・・

 

 

 

*********************************

 

 

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました😊

 

次回もこの本を紹介します(^^;

 

 

 

*********************************

 

 

 

おまけ写真集(^^;

 

 

宮ケ瀬湖畔から、

高畑山まで山歩き(^^)

 

 

 

途中、山の神様の祠でお参りして、

 

 

岩場を越えて、

 

 

宮ケ瀬湖と、

相州アルプスが見えました!

 

 

着きました!

 

 

マイナーな山なので、

山頂独り占め(^^)

 

弁当食べて下山、

 

 

宮ケ瀬湖近づいてきました。

 

 

宮ケ瀬湖着きました。

この吊り橋、渡ります!

 

 

 

つり橋から、

 

 

静かで、美しい湖・・・

 

 

 

帰り道、金剛寺立ち寄り、

 

 

石仏がたくさん

いっらっしゃいました。

 

 

少し歩くと、

甘い香りが・・・

 

ローバイ、咲いてました!

 

 

飯山観音(長谷寺)。

 

 

きれいなお寺です!

 

 

 

鎌倉や奈良の長谷寺もそうですが、

見晴らしがいいですね!

 

天気もよく、

おかげさまで、

気持ちいのいい休日を過ごせました😊

 

 

 

 

宮音(みやお)、

 

最近は、

みいちゃんと呼ぶことが多いです(^^;

 

 

 

寝顔アップ!

いい夢見てるかな・・・😸

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

D・カーネギーさんの

世界的ロングセラー、

 

人を動かす

 

 

を紹介しています。

 

今回で最終回です(^^;

 

今回は、私がこの本を読んで、

有益だと思った箇所を、

ランダムに紹介・解説

させていただきますね。

 

まずは、

 

 

「笑顔を忘れない」

 

 

という章から引用します。

 

「笑顔を忘れない」

とはいっても、

とても笑顔など見せる気にならない

ときって、

ありますよね(^^;

 

そんなときどうすればいいか。

 

 

むりにでも

笑ってみることだ。

 

ひとりでいろときなら、

口笛を吹いたり

鼻うたをうたったり

してみる。

 

幸福でたまらないように

ふるまうのである。

 

 

これは、たしか、

フランスの哲学者アランも、

 

「幸福だから笑うのではない、

笑うから幸福なのだ」

 

と述べていますね。

 

本書では、

ウィリアム・ジェームスの説が

紹介されています。

 

 

「動作は感情にしたがって

起こるように見えるが、

 

実際は、

動作と感情は

並行するものなのである。

 

動作のほうは

意志によって直接に

統制することができるが、

感情はそうではない。

 

ところが、感情は、

動作を調整することによって、

間接に調整することができる。

 

したがって、

快活さを失った場合、

それを取りもどす

最善の方法は、

 

いかにも

快活そうにふるまい、

快活そうにしゃべることだ。

 

 

意志によって、

動作は、統制できるが、

感情は、統制できない。

 

ただし、

動作と感情は、

連動している(平行している)ので、

 

感情を変えたければ、

動作を変えればいい!

 

ということですね。

 

たしかに、

これは、一理あると思います。

 

もちろん、

つねに快活そうにふるまうのは、

不自然ですし、

それはそれで疲れます(^^;

 

時には、

負の感情を感じることも必要です。

 

しかし、

負の感情にどっぷり浸りきって、

それが続いてしまうと、

 

生活のクオリティが

下がってしまうことにも

なりかねません。

 

何より自分が損します(^^;

 

そんな時には、

無理にでも、笑ってみる。

 

ちょっとずつでいいので、

快活にふるまってみる。

 

それが、

少しでも有意義な人生の時間を

増やすための

智恵なのかと思います😊

 

 

次は、

 

「議論を避ける」

 

の章から。

 

 

リンカーンはあるとき、

同僚とけんかばかり

している青年将校を

たしなめたことがある。

 

「自己の向上を

心がけているものは、

けんかなどするひまが

ないはずだ。

 

おまけに、

けんかの結果、

不機嫌になったり

自制心を失ったり

することを思えば、

いよいよけんかは

できなくなる。

 

こちらに

五分の理しかない場合には、

どんなに重大なことでも、

相手にゆずるべきだ。

 

百パーセントこちらが正しいと

思われる場合でも、

小さいことなら

ゆずったほうがいい。

 

 

こちらが、

半分くらい正しいと思うことは、

相手にゆずる。

 

人は、自分が常に正しいと

思いがちな生き物ですので、

これくらいが、

ちょうどいいのかもしれません。

 

ただ・・・

 

小さいことなら、

こちらが100%正しいと思うことまで

ゆずったほうがいいとは、

 

ちょっと受け入れがたい

気もしますが(^^;

 

 

細道で犬に出あったら、

権利を主張して

かみつかれるよりも、

犬に道をゆずったほうが賢明だ。

 

たとえ犬を殺したとて、

かまれた傷はなおらない。

 

 

なるほど・・・

 

「小事に拘わりて大事を忘るな」

ですね。

 

小さなことにこだわり続けると、

けっきょくは自分が損をすることに

なりかねない。

 

そう考えると、

たとえこちらが100%正しいことでも、

小さなことであれば、

へんに主張せずに流してしまうのが

大人の対応かもしれませんね。

 

・・・とはいっても、

 

小事ではないとき、

特に仕事の場合などで、

相手が明らかにまちがっている際には、

正さなければならない時もある。

 

そんな時はどうすればいいのか?

 

 

「実は、そんなふうには

考えていなかったのですが―

 

おそらくわたしの

まちがいでしょう。

 

わたしはよくまちがいます。

ひとつ事実をよく

考えてみましょう」。

 

 

なるほど・・・

 

まずは、

「わたしはよくまちがう」

とワンクッションおいたうえで、

相手を否定したり、攻撃したりはせず、

「事実を考えてみましょう」

と伝える。

 

私たちは、つい、

こちらがあきらかに正しいときには、

鬼の首をとったかのような

態度を取りがちですが、

 

相手が間違っているときこそ、

謙虚になる。

相手の顔をつぶさないように伝える。

 

大事なことですね(^^;

 

 

次は、

 

「命令しない」

 

という章から。

 

だれに対しても、

決して命令的なことは

いわなかった人の話です。

 

 

命令ではなく、

暗示を与えるのだ。

 

「あれをせよ」

「そうしてはいけない」

などとは決していわなかった。

 

「こう考えたらどうだろう」

「これでうまく行くだろうか」

などといったぐあいに

相手の意見を求めた。

 

手紙を口述して書かせたあと、

彼は「これでどう思うかね」

とたずねていた。

 

彼の部下が書いた手紙に

目を通して

「ここのところは、

こういういい方をすれば、

もっとよくなるかも知れないが、

どうだろう」

ということもよくあった。

 

彼はいつも

自主的に仕事をやらせる

機会を与えたのだ。

 

決して命令はせず、

自主的にやらせる。

 

そして、

失敗によって学ばせた。

 

 

特に部下に対して、

何かを伝える時には、

 

立場を利用して、

決めつけ口調で命令をするのではなく、

 

「どうだろう」

「どう思う」

と、あくまで

相手の意志を尊重する姿勢を忘れない。

 

これは、

皆から慕われるリーダーは、

自然とやっていることかもしれません。

 

・・・で、わたしは?

 

こんなにスマートには

とてもいえませんが(^^;

 

なるべく意識はするようには

心がけています。

 

 

こういうやり方をすると、

相手は自分のあやまちが

直しやすくなる。

 

また、

相手の自尊心を傷つけず、

重要感を与えてやることにもなり、

 

反感のかわりに

協力の気持ちを起こさせる。

 

 

そうですね~。

 

「相手の自尊心を傷つけず、
重要感を与える」

 

というものが、

ポイントになりますね。

 

カーネギーさんの話は、

単なるテクニックというよりも、

 

根底には、

相手を「尊重しよう」

という姿勢が

流れているように感じます。

 

そして、相手も、

自分と同じように、

 

間違うこともあるし、

自尊心もある。

 

人から認められたいし、

何より、

愛されたいと願っている人間なんだ。

 

「この人も私と同じだ・・・」

 

そんな気持ちが根底にあると

人間関係はうまくいくのかも

しれませんね😊

 

 

 

*********************************

 

 

以上、

3回にわたって、

D・カーネギーさんの

自己啓発の古典的名著

 

人を動かす

 

 

から、

私の印象に残った箇所を

紹介・解説してきました。

 

カーネギーさんは、

アメリカ人なので、

 

日本人としては、

「欧米か!」

とツッコミたくなるような、

ちょっと歯の浮くような

セリフもあります(^^;

 

「実際はなかなか言えないよな~」

と思うものもありますが、

 

しかし、

根底に流れているものは、

「人間愛」

なのではないかと感じます(^^)

 

だからこそ、

長く読み継がれているのではないかと。

 

紹介したもの以外にも、

 

「名前を覚える」

「美しい心情に呼びかける」

「遠回しに注意を与える」

「口やかましくいわない」

 

など、有益な知恵が満載です。

 

もちろん仕事だけでなく、

家庭やプライベートでも役立つと思います。

 

おすすめします😊

 

 

 

***********************************

 

 

今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

次回は別の本を紹介する予定です。

 

 

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おまけ写真集(^^;

 

最近、天気の良い休日が多いので、

つい、山歩きに気持ちが傾きます。

 

今回は、富士山を見に箱根へ!

 

 

矢倉沢峠方面から、

明神ヶ岳を目指します!

 

モクモク・・・

大涌谷が見えてます。

 

 

ふり返ると・・・

金時山の向こうに富士山

 

 

ようし、もう少し、

 

 

小さな祠に、

感謝のお参りをして、

 

 

 

頂上、着きました!

 

 

 

おお、今日は雲ひとつない快晴!

 

 

 

弁当を食べながら、

しばし見とれてました・・・

 

 

 

下山、

富士山に向っていく感じ、

 

 

何だか、

富士山に吸い込まれそう(^^;

 

 

余りにも天気がいいので、

欲張って、

右の金時山にも登ってみよう!

 

 

おお、こちらからも絶景!

 

 

う~ん、ダイナミック🗻

 

 

 

この後、公時神社にお参り後、

日帰り温泉に入って帰宅。

 

最高の登山日和でした。

お天道様に感謝です!

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

D・カーネギーさんの古典的名著、

 

人を動かす

 

 

から、

私の印象に残った箇所を、

紹介・解説しています。

 

この本では、

「人を動かす三原則」は、

 

 

1 盗人にも五分の理を認める

 

2 重要感を持たせる

 

3 人の立場に身を置く

 

 

だと述べられているのですが、

今回は、

 

 

2 重要感を持たせる

 

 

を紹介・解説させていただきます。

 

個人的には、

3つの中で、

これが最も大切なのではないかと

考えます。

 

 

人を動かす秘訣は、

まちがいなく、

ひとつしかないのである。

 

すなわち、

みずから動きたくなる気持ちを

起こさせること—

 

 

「みずから動きたくなる

気持ちを起こさせる」

 

そうですね。

無理矢理にやらせたとしても、

それは短絡的ですし、

いずれ反動がきたりしますので(^^;

 

 

人を動かすには、

相手のほしがっているものを

与えるのが、

唯一の方法である。

 

人は、

何を欲しがっているか?

 

 

欲しがっているものとは何か?

 

・・・それが、

「自己重要感」だといいます。

 

 

「自己の重要感」

がそれで、

 

フロイトのいう

「偉くなりたいという願望」

であり、

デューイの

「重要人物たらんという欲求」

である。

 

 

「自己重要感」

 

これは、

マズローの欲求5段階説でいえば、

 

「承認欲求」ともいえますね。

 

「承認欲求」は

精神的欲求ではありますが、

欠乏欲求であり、

 

成長欲求である、

「自己実現欲求」

に比べると、

低次元の欲求ではありますが(^^;

 

たしかに、

衣食住がある程度満たされた場合の

現代社会においては、

 

この、

「承認欲求」

すなわち

「自己重要感」

が、最も求められるものかもしれません。

 

(一般的には、

それがある程度満たされてから、

自己実現への道を歩むのだと思います)

 

ちなみに、

私自身は・・・

 

若い頃に比べると

薄まってはきましたが、

 

やっぱり、今でも、

「自己重要感」を求める欲求は、

あるわけで(^^;

 

たとえば、

丁寧な接客をされれば

単純に嬉しいですし、

 

たまには、グリーン車に乗りたいと

思いますし(^^;

(これは単に快適さがほしいだけ?)

 

「自己重要感」

は偉くなったり、

VIP待遇を受けたりすることでも

満たされますが、

 

やはり、身近なところでは、

「ほめられる」

ことで得られると思います。

 

ただし、

「ほめる」ことは、

「お世辞」とは違うと

本書は戒めています。

 

 

結局のところ、

お世辞というものは、

利益よりもむしろ

害をもたらすものだ。

 

お世辞は、

偽物である。

 

偽金と同様、

通用させようとすると、

いずれは、

やっかいな目にあわされる。

 

 

そうですね。

「お世辞」こそが、

まさに「操作主義」。

 

人をコントロールして動かそう

ということになるのかもしれません。

 

だいいち、

「お世辞」をいわれると、

何となく感覚で分かりますよね。

 

「こいつ、何か下心があるに違いない」

と(^^;

 

 

(中略)

 

深い思いやりから出る

感謝のことばを

ふりまきながら

日々をすごす—

 

これが、

友をつくり、

人を動かす秘訣である。

 

 

「ほめる」

ということの根底には、

「感謝」の気持ちがないと、

操作主義的になってしまうのかも

しれませんね。

 

こんなふうにも、

述べられています。

 

 

他人の長所を

考えてみることにしては

どうだろう。

 

他人の長所がわかれば、

見えすいた

安っぽいお世辞などは

使わなくても

すむようになるはずだ。

 

 

そうですね。

 

「美点凝視」などともいいますが、

相手の優れた部分や長所を

意識的に見つけて、

それを魅力として伝えること。

 

長所って、意識すると

けっこう見つかるものです(^^)

 

逆にいえば、

意識しないと、

なかなか見つからない。

 

相手の欠点のほうが

見えてしまうという人間の性(^^;

 

「具体性を持ってほめる」

ことも大切だといいます。

 

 

だれでも

ほめてもらうことはうれしい。

 

だが、

そのことばが

具体性を持っていて

はじめて誠意のこもったことば、

 

つまり、

ただ相手を喜ばせるための

口先だけのものではないことば、

として

相手の気持ちを

じかにゆさぶるのである。

 

 

「具体的にほめる」

ためには、

相手をよく

「観察」していなければ

できませんし、

 

何より

「あなたのことを気にかけている」

ということが

伝わるのかもしれませんね。

 

 

われわれには、

他人から評価され、

認められたい願望があり、

 

そのためには

どんなことでもする。

 

だが、

心のこもらない

うわべだけのお世辞には、

反発を覚える。

 

重ねていう。

本書の原則は、

それが心の底から

出る場合にかぎって

効果をあげる。

 

小手先の社交術を

説いているのではない。

 

新しい人生のあり方を

述べているのである。

 

 

「心の底から出る」

ここがポイントですね。

 

小手先の社交術ではなく、

「人生のあり方」であると。

 

 

他人の長所を

考えようではないか。

 

そうすれば、

お世辞などは

まったく無用になる。

 

うそでない

心からの賞賛を与えよう。

 

「心から賛成し、

惜しみなく賛辞を与え」

よう。

 

相手は、

それを、心の奥深くしまいこんで、

終生忘れないだろう—

 

与えた本人が忘れても、

受けた相手は、

いつまでも忘れないで

いつくしむだろう。

 

 

たしかに、

そうですね。

 

私たちは、

子どもの頃に、

自分の長所を見出してもらい

ほめられたことって、

 

ささいなことでも、

意外と忘れていないものです。

 

それが自信につながったりもします。

 

ちなみに、私自身、

子どもの頃から

度の強いメガネをかけていて、

時には、からかわれたりもしましたが、

 

ちょっとしたことで、

小学校の先生から、

「物知り博士ですね~」

とほめられて、

その気になったことを

今でも覚えています(^^)

 

いや、

子供だけでなく、

大人も同じですよね。

老若男女問わず。

 

私は、それほど、

人をほめることが

得意なほうではないのですが(^^;

 

相手の長所や

いいところを見出す、

自己重要感を与えられる人に

なりたいです😊

 

 

 

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今回も最後までお読みくださいまして

有り難うございました(^^)

 

次回もこの本の紹介を続ける予定です。

 

 

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追伸

 

いきつけの散髪屋のオヤジさん、

何故か、若者に人気の音楽や映画に詳しいので、

(お嬢さんの影響か?)

よくおすすめの作品を教えてもらうのですが、

 

 

アマゾンプライムで無料で観れるというので、

さっそく観てみたら、とてもよかったです。

 

「ルックバック」

1時間くらいのアニメ映画、

心を揺さぶられますよ!

 

 

 

 

遅ればせながら、

今年もよろしくお願いします😸

(by宮音)

 

 

 

ご訪問くださいまして、

有り難うございます。

 

れっつごうです(^^)

 

今年も皆さまにとって、

素晴らしい年でありますように、

心より願っています😊

 

で、新年一発目に紹介させていただく本は、

D・カーネギーさんの古典的名著、

 

人を動かす

 

(これは旧版です。

今は文庫や新装改訂版が出ています!)

 

「人を動かす」

というと、

何だか、上から目線で

人をテクニックで操るといった

操作主義的な香りが

プンプンしますが、

 

いやいや、内容的には、

そんなことはなく(^^;

 

久しぶりに読み返してみても、

けっこう人情の機微に

通じているといいますか、

 

「知識」というよりも

「智恵」が語られており、

 

心理学的見地からも

本質を突いている内容だと思います。

 

この本がさまざまな自己啓発書の

元ネタになっているというのも、

うなずけます。

 

タイトルは、

内容を表すという意味では、

「よりより人間関係を築くための原則」

というほうがしっくりくるかもしれません。

(そして、その結果、

人が自ら動くようになるということです)

 

本書は、

人間関係をよりよくするための、

いくつかの原則が

紹介されているのですが、

 

はじめに紹介されている、

「人を動かす三原則」は、

 

 

1 盗人にも五分の理を認める

 

2 重要感を持たせる

 

3 人の立場に身を置く

 

 

なるほどと思いますが、

トップに、

「盗人にも五分の理を認める」

がくるのがちょっと意外な気がします。

 

「盗人にも五分の理を認める」

とは、

いったいどういうことなのか?

 

暗黒街の王者アル・カポネ

などの例のあとに、

著者はこう述べます。

 

 

わたしは、

シンシン刑務所から

興味のある話を聞かされた。

 

およそ受刑者で

自分自身のことを

悪人だと考えているものは、

ほとんどいないそうだ。

 

自分は一般の善良な市民と

少しも変わらないと

思っており、

 

あくまで自分の行為を

正しいと信じている。

 

なぜ金庫破りを

しなければならなかったのか、

あるいは、

ピストルの引き金を

引かねばならなかったのか、

 

そのわけを

実にうまく説明する。

 

犯罪者は、たいてい、

自分の悪事に

もっともらしい理屈をつけて

正当化し、

 

刑務所に入れられているのは

不当だと思い込んでいる

ものなのである。

 

 

なるほど・・・

 

この本で紹介されている

エピソードは、

戦前のアメリカが舞台のものが

多いのですが、

 

アメリカに限らず、古今東西、

これが現実なのかもしれません。

 

もちろん、

犯罪者は、罪を犯したわけであって、

法の裁きをうけなければならないのは

いうまでもありませんが、

 

自己正当化したくなる気持ちは

わからなくもない気がします。

 

 

極悪人たちでさえも、

自分が正しいと

思い込んでいるとすれば、

 

彼らほどの悪人でない

一般の人間は、

 

自分のことを、

いったいどう

思っているのだろうか。

 

(中略)

 

私は、残念ながら、

四十歳近くなってやっと、

 

人間はたとえ

自分がどんなに間違っていても

 

決して自分が悪いとは

思いたがらないものだと

いうことが、

わかりかけてきた。

 

 

「自分がどんなに

間違っていても

決して自分が悪いとは

思いたがらないもの」

 

たしかに、

それが人間というものですね(^^;

 

私は五十歳を過ぎてから、

ようやく分かりかけてきましたが、

 

妻とケンカをしたあとには、

強くそう思います(^^;

 

妻は、

決して自分が悪いとは

認めませんので・・・

 

・・・あっ、

 

お互いさまか?(笑)

 

 

他人のあら探しは、

なんの役にも立たない。

 

相手は、

すぐさま防御態勢をしいて、

なんとか自分を正当化しようと

するだろう。

 

それに、

自尊心を傷付けられた相手は、

結局、反抗心を

おこすことになり、

まことに危険である。

 

 

そうですね。

どんな人にも

「自尊心」がありますので、

 

それを傷付けられれば、

たとえ、理詰めで説得したり、

権力で抑えつけたとしても、

 

それは面従腹背にすぎず、

見えないところで

反発するような気がします。

 

 

リンカーンのエピソードが

紹介されています。

(この本はリンカーンがよく登場します)

 

南北戦争で、

ある将軍に攻撃命令をしたのですが、

その将軍は何故か命令を拒否して、

好機を逸してしまったのですね。

 

怒り狂ったリンカーンは、

将軍宛てに、

一筆書きました。

 

言葉は柔らかいですが、

どこか詰問するような、

責める内容の手紙です。

 

これを読んだ将軍は・・・

 

いや、

実は読んでないんですね。

 

なぜなら、

その手紙は、

リンカーンの死後、

彼の書類の間から

発見されたからです(^^;

 

リンカーンは、

なぜ投函しなかったのか?

 

カーネギーはこう推測します。

 

 

「待てよ、これは、

あまり急がないほうが

いいかも知れない。

 

こうして、

静かなホワイト・ハウスの

奥にすわったまま、

ミード将軍に

攻撃命令をくだすことは、

いともたやすいが、

 

もしもわたしが

ゲティズバーグの戦線にいて、

この一週間

ミード将軍が見ただけの

流血を目のあたりに

見ていたとしたら、

(中略)

たぶん、わたしも、

攻撃を続行する気が

しなくなったことだろう。

 

もしわたしが、

ミードのように

生まれつき

気が小さかったとしたら、

 

おそらく、

わたしも、

彼と同じことを

やったにちがいない。

 

それに、

もう万事手遅れだ。

 

なるほど、

この手紙を出せば、

わたしの気持ちは

おさまるかもしれない。

 

だが、ミードは、

どうするだろうか?

 

自分を正当化して、

逆にこちらを恨むだろう。

 

そして、

私に対する反感から、

今後は司令官としても

役に立たなくなり、

 

結局は、

軍を去らねば

ならなくなるだろう。」

 

 

もっとも、リンカーンも、

若い頃は、

手厳しい非難や詰問を、

バンバンおこなっていた

ようですが(^^;

 

いくつかの手痛い経験をすることで、

自ら学んだようです。

 

そこがただものではない、

偉大なところですね(^^)

 

「手紙」のエピソードを紹介しましたが、

今の時代だと、メールでしょうか。

 

相手に非があると思ったときには、

メールで伝えたくなりますよね。

 

面と向かって言うのは角が立つし、

文章にしたほうが

正確に伝わるような気もするし・・・

 

ただ、

このメールというのが曲者なんです(^^;

 

言葉を柔らかくしたつもりでも、

結局は相手を責めるような調子に

なってしまいがちです。

 

文章だと微妙なニュアンスや

本意が伝わらないこともある。

 

リンカーンのいうように、

自分の気持ちはおさまるかもしれませんが、

 

はたして、

受け取った相手はどう思うだろう・・・

 

したがって、

私は、メールで、

相手を非難するようなことは

なるべく、しないようにしています。

 

もし、書いたとしても・・・

 

リンカーンを見習って、

そのまま眠らせてしまうか、

 

少なくとも、

すぐに送信せずに、

何日か寝かしてみて見直しをするのが、

いいような気がします(^^)

 

あっこれは、

ラブレターも

一緒かもしれませんが(^^;

 

 

人を非難するかわりに、

相手を理解するように

努めようではないか。

 

どういうわけで、

相手がそんなことを

しでかすに至ったか、

よく考えてみようではないか。

 

そのほうがよほど

得策でもあり、

また、おもしろくもある。

 

そうすれば、

同情、寛容、好意も、

おのずと生まれ出てくる。

 

 

相手を理解するということは、

なかなか大変なことですが、

 

何でそんなことをしたのか、

ちょっとでもいいから、

相手の身になって考えてみる。

 

それだけでも違いますし、

もしかしたら

責める気持ちが収まってくるかも

しれません。

 

そうすることが、何より、

自分にとって「有益」ですから😊

 

 

 

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今回も最後までお読みくださいまして、

有り難うございました(^^)

 

次回は、

2 重要感を持たせる

を紹介、解説させていただきます(^^;

 

 

 

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おまけ写真集(^^;

 

新年、初山歩きは、

相模湖近くの石老山。

 

 

途中にある、顕鏡寺。

途中に巨石や巨木があります!

 

 

 

巨石の上に、

木が生えています😲

 

 

 

石老山、

山頂着きました!

 

 

 

おお、

富士山も少し見えました!

 

 

 

相模湖を見下ろしながら・・・

 

下山後、

「さがみ湖温泉うるり」

に寄りました。

 

ほっこり♨

 

明日から仕事です。

 

9連休後なので、

エンジンがちゃんとかかるか

心配ですが(^^;

 

頑張ります!