ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
花粉症の方にはつらい季節ですね💦
私は幸いにも重症ではないのですが、
この時期は、
マスクをしないとくしゃみ連発!
鼻水が垂れてきますし、
何だか、気だるい感じがします(^^;
独立研究者、
山口周さんの最新刊、
を紹介・解説してきました。
今回で6回目、最終回です(^^;
今回紹介する知見は、
「サーバントリーダーシップ」
です!
「サーバントリーダーシップ」
とは、
米国の研究者グリーンリーフ
によって提唱された概念で、
端的に言えば、
「支配する」のではなく、
「支援する」「支える」
リーダーシップのことです。
(グリーンリーフは)
それまで米国で優勢だった
「支配型リーダーシップ」
が有効に機能しない時代が
やってくことを指摘し、
権力に頼らない
「支援的なリーダーシップ」
として
サーバントリーダーシップ
という概念を提唱しました。
「支配」ではなく「支援」。
本書では、人生の「秋」、
すなわち中年期以降のリーダーシップは、
「支援型」を目指すことを
推奨しているのですが、
ではなぜ、
「支配型」ではまずいのでしょうか。
「賞賛依存症」「達成依存症」
つまり、
「支配型リーダーシップ」は、
一種の「依存症」だというのです。
この依存症に
かかっている人は、
支配的リーダーシップによって
影響力を発揮し、
チームを力強く引っ張って
目標を達成することで
「お金」や「権力」や
「快楽」や「賞賛」
といったものを手にして
興奮することに
病みつきになっており、
何度も繰り返して
これらを求めようとします。
たしかに、
「賞賛」や「快楽」は、
くせになりそうです・・・
しかし、
この追求は報われません。
なぜなら依存症の常として、
これらの「賞賛」や「快楽」
によってもたらされた高揚感は
数日~数週間もすれば
消えてしまい、
ドーパミンに飢えた脳は
さらなる「賞賛」や「快楽」
を欲して
人を駆り立てるからです。
まさに無間地獄です。
これは、ギャンブル依存症と、
構造的には同じかもしれませんね。
そして、
この無間地獄を
「もっと、もっと」
と追求し続けているうちに、
人生のバランス・スコア・
カードは崩れ、
自分の人生にとって
本当に大事なものが蔑ろにされ、
個人のウェルビーイングは
破壊されることになります。
落とし穴ですね・・・
そして、
挙げ句の果てにやってくるのが
「第一線を退く」
というタイミングです。
有能さを遺憾なく発揮し、
組織を率いて、
卓越した業績を達成し、
組織や社会から賞賛されることに
病みつきになっている人が、
自分の能力が低下し、
人々から頼られなくなり、
社会から忘れられる、
ということを
受け入れなければ、
ならなくなるのです。
これを受け入れられない人が、
権力にしがみつくと、
「老害」
といわれるようになりますが(^^;
やっぱり、どんなに優秀な人でも、
長い間、権力の座に座り続けると、
多くの人は、万能感にとらわれて、
それに執着してしまう、
そして、晩節を汚すことになる。
古今東西、
身近なところから、
歴史上の人物まで、
悲しいかな、
それが人間というものの
現実だと思います。
だからこそ、
中年以降は、
「支配型」のリーダーに
執着するのではなく、
それを手放して、
「支援型」のサーバント・リーダーを
目指すべきなのですが、
人間の「知能」には、
「流動性知能」と「結晶性知能」
があるといいます。
流動性知能とは、
「過去の経験や学習に依存せず、
論理的に考えたり、
パターンを見つけたりする
知的能力」のことで、
例えば、
「複雑なパズルを解く」
「未経験の問題に対処する」
「スピードを要する案件に対して
論理的に判断する」
際に有効です。
(中略)
「流動性知能は」
20歳前後にピークに達し、
40代以降は
急激に低下することが
分かっています。
うわっ、
40代以降は急激に低下するのか・・・
たしかに、
近年、頭の回転が鈍くなってきた
自覚ありありですが(^^;
では、
結晶性知能は?
結晶性知能とは
「過去の経験や学習によって
蓄積された知識やスキルを
活用する知的能力」のことで、
例えば、
「複雑なアイデアをわかりやすく
説明する」
「混乱した状態で
適切な意思決定を行う」
「専門分野で熟達した判断を行う」
際に有効です。
結晶性知能は
経験や幅広い分野の
蓄積に依存するため、
年を追うごとに向上し、
50~60代にピークを迎え、
その後も高原状態を維持します。
おおっ、
「結晶性知能」は、
今がピークで、
これからもそんなに落ちないのか!
「高齢になっても
知的パフォーマンスが
低下しない人」は、
人生の後半になって
結晶性知能を発揮しているのです。
なるほど・・・
人生の後半は
「流動性知能」にこだわることなく、
「結晶性知能」で勝負したほうが
いいということですね!
ちなみに、
「結晶性知能」
が発揮されやすい職業のひとつは、
「歴史家」なのですが、
もうひとつは・・・
結晶性知能と
とても相性の良い職業が
カウンセラー
(医師・弁護士・コンサルタント
といった専門職を含む)
や教師などの
「支援者」です。
これらも、
歴史家と同様に
「大量の知識と洞察を蓄え、
それを人生経験と
統合する必要がある」ため、
やはり
結晶性知能に依存する度合いが
高いのです。
つまり
「年長者でありながらも支援者」
というサーバントリーダーシップの
スタイルは、
50~60代の
「人生の秋」のステージから
高まってくる結晶性知能と、
非常にフィットするのです。
出ました、
カウンセラー(^^)
カウンセラーに限らず、
「支援者」
すなわち、
「サーバントリーダー」は、
様々な人生経験を重ねてきた
年長者の適性としても
合致するんです!
サーバントリーダーシップが
訴えているのは
「能力の低下する、
つらくて苦しい人生後半期は
端っこで支援者として
過ごしましょう」
などという
消極的なものではありません。
むしろ逆で、
他者を支援し、
その成功を手助けすることで、
金銭や名誉とった
虚しいものでは
得ることのできなかった
大きな喜びが
人生の後半期に
得られるということ・・・
フランク・シナトラの
墓標銘の言葉を借りれば
「お楽しみは、これからさ」
ということなのです。
そうですね・・・
職場のリーダーや管理職に限らず、
どんな立場の人でも、
もちろん仕事以外でも、
「支援者」「支える人」として、
今までの人生経験を踏まえた
何らかの貢献は
できるのではないかと思います。
「お楽しみは、これからさ」
人生の後半期、楽しみです😊
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以上、
独立研究者、山口周さんの最新刊、
を読んで、
私の印象に残った箇所を、
6回にわたって、
紹介・解説してきました。
「経営学の知見を人生に生かす」
取り上げた箇所は一部ですが、
他にも、自分の人生を
「経営」していくための知恵が満載です。
巻末には、
「経営学独習ブックガイド」
も付いていますよ(^^)
人生という名のプロジェクト、
苦楽しみながら、
自分らしく歩んでいきたいものですね😊
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今回も最後までお読みくださいまして
有り難うございました(^^)
次回は別の本を紹介する予定です。
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おまけ写真集(^^;
ニャンモナイト。
おおっ、マトリックス!
球体か・・・
何故か、
透明のビニール袋を
カミカミするのが好きな、
宮音くんでした😸
田坂広志先生の講演会の帰り、
皇居ちら見。
インバウンドで賑わってました!





























































