ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
今年も皆さまにとって、
素晴らしい年でありますように、
心より願っています😊
で、新年一発目に紹介させていただく本は、
D・カーネギーさんの古典的名著、
(これは旧版です。
今は文庫や新装改訂版が出ています!)
「人を動かす」
というと、
何だか、上から目線で
人をテクニックで操るといった
操作主義的な香りが
プンプンしますが、
いやいや、内容的には、
そんなことはなく(^^;
久しぶりに読み返してみても、
けっこう人情の機微に
通じているといいますか、
「知識」というよりも
「智恵」が語られており、
心理学的見地からも
本質を突いている内容だと思います。
この本がさまざまな自己啓発書の
元ネタになっているというのも、
うなずけます。
タイトルは、
内容を表すという意味では、
「よりより人間関係を築くための原則」
というほうがしっくりくるかもしれません。
(そして、その結果、
人が自ら動くようになるということです)
本書は、
人間関係をよりよくするための、
いくつかの原則が
紹介されているのですが、
はじめに紹介されている、
「人を動かす三原則」は、
1 盗人にも五分の理を認める
2 重要感を持たせる
3 人の立場に身を置く
なるほどと思いますが、
トップに、
「盗人にも五分の理を認める」
がくるのがちょっと意外な気がします。
「盗人にも五分の理を認める」
とは、
いったいどういうことなのか?
暗黒街の王者アル・カポネ
などの例のあとに、
著者はこう述べます。
わたしは、
シンシン刑務所から
興味のある話を聞かされた。
およそ受刑者で
自分自身のことを
悪人だと考えているものは、
ほとんどいないそうだ。
自分は一般の善良な市民と
少しも変わらないと
思っており、
あくまで自分の行為を
正しいと信じている。
なぜ金庫破りを
しなければならなかったのか、
あるいは、
ピストルの引き金を
引かねばならなかったのか、
そのわけを
実にうまく説明する。
犯罪者は、たいてい、
自分の悪事に
もっともらしい理屈をつけて
正当化し、
刑務所に入れられているのは
不当だと思い込んでいる
ものなのである。
なるほど・・・
この本で紹介されている
エピソードは、
戦前のアメリカが舞台のものが
多いのですが、
アメリカに限らず、古今東西、
これが現実なのかもしれません。
もちろん、
犯罪者は、罪を犯したわけであって、
法の裁きをうけなければならないのは
いうまでもありませんが、
自己正当化したくなる気持ちは
わからなくもない気がします。
極悪人たちでさえも、
自分が正しいと
思い込んでいるとすれば、
彼らほどの悪人でない
一般の人間は、
自分のことを、
いったいどう
思っているのだろうか。
(中略)
私は、残念ながら、
四十歳近くなってやっと、
人間はたとえ
自分がどんなに間違っていても
決して自分が悪いとは
思いたがらないものだと
いうことが、
わかりかけてきた。
「自分がどんなに
間違っていても
決して自分が悪いとは
思いたがらないもの」
たしかに、
それが人間というものですね(^^;
私は五十歳を過ぎてから、
ようやく分かりかけてきましたが、
妻とケンカをしたあとには、
強くそう思います(^^;
妻は、
決して自分が悪いとは
認めませんので・・・
・・・あっ、
お互いさまか?(笑)
他人のあら探しは、
なんの役にも立たない。
相手は、
すぐさま防御態勢をしいて、
なんとか自分を正当化しようと
するだろう。
それに、
自尊心を傷付けられた相手は、
結局、反抗心を
おこすことになり、
まことに危険である。
そうですね。
どんな人にも
「自尊心」がありますので、
それを傷付けられれば、
たとえ、理詰めで説得したり、
権力で抑えつけたとしても、
それは面従腹背にすぎず、
見えないところで
反発するような気がします。
リンカーンのエピソードが
紹介されています。
(この本はリンカーンがよく登場します)
南北戦争で、
ある将軍に攻撃命令をしたのですが、
その将軍は何故か命令を拒否して、
好機を逸してしまったのですね。
怒り狂ったリンカーンは、
将軍宛てに、
一筆書きました。
言葉は柔らかいですが、
どこか詰問するような、
責める内容の手紙です。
これを読んだ将軍は・・・
いや、
実は読んでないんですね。
なぜなら、
その手紙は、
リンカーンの死後、
彼の書類の間から
発見されたからです(^^;
リンカーンは、
なぜ投函しなかったのか?
カーネギーはこう推測します。
「待てよ、これは、
あまり急がないほうが
いいかも知れない。
こうして、
静かなホワイト・ハウスの
奥にすわったまま、
ミード将軍に
攻撃命令をくだすことは、
いともたやすいが、
もしもわたしが
ゲティズバーグの戦線にいて、
この一週間
ミード将軍が見ただけの
流血を目のあたりに
見ていたとしたら、
(中略)
たぶん、わたしも、
攻撃を続行する気が
しなくなったことだろう。
もしわたしが、
ミードのように
生まれつき
気が小さかったとしたら、
おそらく、
わたしも、
彼と同じことを
やったにちがいない。
それに、
もう万事手遅れだ。
なるほど、
この手紙を出せば、
わたしの気持ちは
おさまるかもしれない。
だが、ミードは、
どうするだろうか?
自分を正当化して、
逆にこちらを恨むだろう。
そして、
私に対する反感から、
今後は司令官としても
役に立たなくなり、
結局は、
軍を去らねば
ならなくなるだろう。」
もっとも、リンカーンも、
若い頃は、
手厳しい非難や詰問を、
バンバンおこなっていた
ようですが(^^;
いくつかの手痛い経験をすることで、
自ら学んだようです。
そこがただものではない、
偉大なところですね(^^)
「手紙」のエピソードを紹介しましたが、
今の時代だと、メールでしょうか。
相手に非があると思ったときには、
メールで伝えたくなりますよね。
面と向かって言うのは角が立つし、
文章にしたほうが
正確に伝わるような気もするし・・・
ただ、
このメールというのが曲者なんです(^^;
言葉を柔らかくしたつもりでも、
結局は相手を責めるような調子に
なってしまいがちです。
文章だと微妙なニュアンスや
本意が伝わらないこともある。
リンカーンのいうように、
自分の気持ちはおさまるかもしれませんが、
はたして、
受け取った相手はどう思うだろう・・・
したがって、
私は、メールで、
相手を非難するようなことは
なるべく、しないようにしています。
もし、書いたとしても・・・
リンカーンを見習って、
そのまま眠らせてしまうか、
少なくとも、
すぐに送信せずに、
何日か寝かしてみて見直しをするのが、
いいような気がします(^^)
あっこれは、
ラブレターも
一緒かもしれませんが(^^;
人を非難するかわりに、
相手を理解するように
努めようではないか。
どういうわけで、
相手がそんなことを
しでかすに至ったか、
よく考えてみようではないか。
そのほうがよほど
得策でもあり、
また、おもしろくもある。
そうすれば、
同情、寛容、好意も、
おのずと生まれ出てくる。
相手を理解するということは、
なかなか大変なことですが、
何でそんなことをしたのか、
ちょっとでもいいから、
相手の身になって考えてみる。
それだけでも違いますし、
もしかしたら
責める気持ちが収まってくるかも
しれません。
そうすることが、何より、
自分にとって「有益」ですから😊
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今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました(^^)
次回は、
2 重要感を持たせる
を紹介、解説させていただきます(^^;
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おまけ写真集(^^;
新年、初山歩きは、
相模湖近くの石老山。
途中にある、顕鏡寺。
途中に巨石や巨木があります!
巨石の上に、
木が生えています😲
石老山、
山頂着きました!
おお、
富士山も少し見えました!
相模湖を見下ろしながら・・・
下山後、
「さがみ湖温泉うるり」
に寄りました。
ほっこり♨
明日から仕事です。
9連休後なので、
エンジンがちゃんとかかるか
心配ですが(^^;
頑張ります!





