ご訪問くださいまして、
有り難うございます。
れっつごうです(^^)
蒸し暑い日が続きますね(^^;
前回から、
丹羽宇一郎さんの新書、
という本を読んで、
私の印象に残ったところを、
紹介・解説しています(^^)
丹羽宇一郎さんは、
伊藤忠商事の社長として、
瀕死の会社を立て直されたり、
中国大使も務められたりした、
一流の財界人で、
読書家としても、有名です!
で、今回紹介するのは、
人間が完全に
理解し合えることはない
という箇所です。
引用します。
「話せばわかる」
といういい方があります。
敵対している相手でも
腹を割って
とことん話し合えば、
誤解が解けたり、
お互いのことを
理解できたりするという
信念を持っている人は
たしかにいます。
しかし、現実は
「話してもわからない人」
が大半だと思います。
かくいう私だって
相手から見れば、
「話しても分からない人」
だと思われていることが
きっとあるはずです。
たしかに、私自身も
「話してもわからない人」
と思われていること、
きっとあります(^^;
特に妻からは・・・(苦笑)
どんなに
仲のよい友だちであろうと、
長年一緒に暮らしている
家族であろうと、
わからない部分は
絶対にある。
理解しているつもりでも、
心の奥深い部分までは
絶対にわからない。
だから人間は
面倒くさくて難しい。
そのくらいの心づもりで
人とは向き合うほうが
いいと思います。
そうでないと
必要以上に期待をして、
失望することに
なりかねません。
そうですね。
「わかりあえずはず」
と思い込んでいると、
そうならないときに、
ショックですよね。
「なんでわかってくれないんだ」
と勝手に怒りが
込み上げてきたり・・・
考えてみれば
自分のことだって、
よくわからない部分は
たくさんあります。
想定外のことを経験し、
こんな醜い感情や思いが
自分のなかに
潜んでいたのかと
驚いたことは
誰にもあるでしょう。
(中略)
自分のことですら
そうなのですから、
ましてや他人の心など、
もっとわからないことが
多いのは、
当然といえば当然です。
う~ん、たしかに、
ブログでは、私、
けっこう、きれいごとをいっていますが、
実際には、ズルく立ち回ったり、
保身に走ることもあります・・・
もう少しましな人間だと
思っていたのに(苦笑)
まだまだ自分自身をわかっていない。
買いかぶっているところが
あります(^^;
「不可解なもの」
をたくさん抱えているのが
人間です。
「不可解なもの」
がいっさいない、
神のような
純真無垢な人間なんて、
この世に存在しえません。
信頼していた人の嫉妬や
卑劣さを目のあたりにして
「生きるのがいやになった」
と思った経験は
誰にもあるでしょう。
しかしながら、
嫉妬や冷酷な面を
持たない人間はいないのです。
そうですね。
自分の中にもあるのだから、
他人の中にも、
当然のごとくあるわけです。
経済合理性や
効率といったことが
重んじられる
いまの社会に生きていると、
そのような
不合理な存在である人間まで
合理的に解釈しようとする人が
増えるのかもしれません。
今は、グーグル先生で調べれば、
何でも分かってしまう時代。
だからこそ、
人間のような不可解な存在に対して、
余計に、
「いらっ!」
としてしまうことが、
多いような気がします(^^;
いわば、
「耐性」が弱くなっている・・・
「ネガティブ・ケイパビリティ」
という言葉がありますが、
これは、
「答えの出ない事態に耐える力」
という意味ですね。
現代人には、
この力が不足しているといいます。
過去ブログで、
詳しく紹介・解説しましたので、
よかったらご参照ください。
しかし本来、
人は複雑怪奇で
不可解な存在であるという
前提に立つほうが、
人間関係の軋轢や
トラブルといったものは
少なくなり、
より頑健な人間関係も
築けるのだと思います。
同感です(^^)
もちろん、
傾聴しながら、
受容、共感の姿勢で、
相手のことを、
「理解しよう」「分かろう」
とする努力は
必要だと思います。
その姿勢があるかないかで、
理解度は、かなり変わってくる。
しかし、
危惧すべきは、
「分かったつもり」
になることだと思います。
たとえば、
なまじ、
カウンセリングの知識が
あったりすると、
つい、相手のことを、
分かったつもりになる。
ただし、
分かったつもりでも、
それは、
相手のごく一部にすぎない。
そもそも人は、
不可解な存在。
矛盾する思いを
抱えていたりもするわけです。
それを、
すべて分かった気になるのは、
いわば、
「傲慢」ですよね(^^;
「人のことは、なかなか分からない」
という前提に立ったほうが、
「何とかして、少しでも理解したい」
という謙虚な姿勢につながるので、
結果的に、相手のことを、
より多く理解できるような気がします。
自戒を込めて・・・
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今回も最後までお読みくださいまして、
有り難うございました😊
次回も、
この本の紹介・解説を続けます(^^;














