「お客様は神様です」
についてあなたはどんなイメージを持っていますか?
個人で集客をしていると一人一人のお客様が本当にありがたいと感じます。
まさに福の神に見えるのです。
そんな私は、
「お客様は神様です」
=「お客様への感謝を忘れるな」
と理解していたのですが、この記事を書くにあたって、ネットで軽く調べてみました。
本来の意味は、歌手である三波春夫が歌うときに
「お客様を神様として、
奉納する気持ちで
舞台に立っています」
という舞台での信念を語ったときに
生まれた言葉なんだそうです。
で、ここで勘違いしてほしくないことがあります。
お客様に感謝をすることと
お客様のわがままに従うことは違う
ということなんです。
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ひとむかし前、今の70代以上ぐらいの世代や田舎では、
お互いにモノを売り合っていました。
ひとつのモノをAさんに売ったら、
Aさんの売ってるモノを買ってあげる。
というふうに、ほぼ物々交換のようなシステムで、恩を売って恩を回収というサイクルで強固につながっていたのです。
ですから、個々に合わせて融通がききました。
ちょっとしたわがままにつきあったとしても、何かのときに返してもらえることがなんとなく約束されていたのです。
お互いにできることをできる範囲で恩を売りあい、何かのときに回収するという常識がありました。
恩を返すことをしない人は、まわりから常識がない人と思われて、取引数が減るため貧乏になりました。
現代において、モノと人のつながりが分断された今、
初対面同士で売ったり買ったりしていることもあって、
すべてのサービスをしてもらって当然。
わがままを通してもらうことが当然。
ルールでしょ。
受けた恩は、お金でちゃんと払ってますけど…何か?
という方が増えました。
特に、
「受けた恩は、お金でちゃんと払ってます」
という考え方は、今の40代以下にとっては当然となっている方がほとんどではないでしょうか?
ネットを代表する技術によって、無料で受け取ることができるサービスも増え、
「人にお金を払っている」という感覚はどんどん薄れています。
モノの価値にお金を払っているのであって、販売してくれた方や作ってくれた方へ払っているという感覚がないのです。
これ、本当に危険な考え方なんです。
国民すべてが貧乏になる考え方なんですよ。
例えば、安売りしているところは、
製造過程や販売するときに人件費をおさえているから安売りができるわけです。
なのに、百貨店並の丁寧なサービスを求める。
それは、売る側も買う側も、
人件費にお金を払う価値がないと考えているということです。
だから、
企業が「安い=自分でやってもらう部分が増える」ということを発信していくということも大事ですが、
お客として買い物をしているときに、
これぐらいやってもらって当然じゃないの?
とつい思ってしまう方は、自分がどこで買い物をしているのか思い出して欲しいのです。
わがまま言いたいなら、百貨店や高級店へ行け。
それだけの金を払いましょう。
そうしないとあなたの人生が詰んでいきます。
払わない人は受け取れない人です。
結局自分に返ってくるのです。
お金に罪悪感がこびりついて自分がまわりから受け取れないのであなた自身が貧乏まっしぐらになります。
どんな仕事でも、事務であろうと最終的には、誰かに買ってもらうことにつながっているはずです。
まずは、目の前の店員さんを自分の会社の顧客と思ってみましょう。
取引先にできないことは店員にやるな。
これを胸に接客を受ければまちがいありません。
そして、そんなお客様に振り回されているあなたは、まずは自分がまわりのサービスに価値を置いているか
受けた恩は、返そうという意識をもっているかを感じてみてください
つい、これぐらいやってもらって当然じゃないの?が抜けないお客様をやってる方や、
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