先日、三原順展なるものに行ってきた。
三原順とは、40年前に活躍していた漫画家で、代表作の「はみだしっこ」は、当時のエヴァと言ったらちょうどいいと思う。
はみだしっことエヴァの共通点はどこか。
1 様々な哲学をベースにしているので、人生を支える名言や名シーンや名展開があふれている。
2 緻密な計算が入ったストーリー
3 ラストが難解だったことはもはや代名詞
当時の子供より、今の子供の方が相性がいいのではないかと思うので、若い方ほどおすすめ。
古い作品であるのに、若いファンも多い名作。
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日にちがちょうどよかったので、漫画家の
芳崎せいむ
先生のトークイベントにも行ってきた。
はみだしっこを自身の漫画に登場させたりしている方だ。
教室には、とにかく人がいっぱいで、自分の人生と絡ませて三原順先生を紹介するせいむ先生はとてもトークがうまかった。
そして「小学生のときに描いた」とおっしゃって持ってきてくれた漫画のコマ割りが素晴らしかった。
一度、ブログで漫画を描こうと挑戦したかわ分かる。コマ割りがすっとできる人はすごい。さすがプロ。
実は、私は、はみだしっこグッズをコツコツと集めていて、いつかグッズのお披露目も加えて、お茶会をしようと思っていた。
けれど、このタイミングしかない!と今月実行しようとして結局、断念することにした。
なぜか
はみだしっこファンとうまくしゃべれるかどうか不安だったことも大きいが、
ここ1年で振り落としてきたものの中に「はみだしっこに共感できる自分」がいたからだ。
ここからの表現の中にはファンの方に不快をもよおすものがあるかもしれない。
それを踏まえて読んで欲しい。
私は、はみだしっこを小学生の高学年ぐらいで手に取った。
そのときの感想は、
「もっと早く出会いたかった」というものだった。
はみだしっこの前に藤本ひとみを読んでいて、
乗り越えるとは。
強く生きるとは。
という光がなんとなく見えた頃だった。
光が見える前に読みたかった。
はみだしっこを好きでいる限り、光に向けない気がした。
思春期に入る前に落としていくものを結晶にして美しくして、永遠に心に刻んでいく作品だと感じていた。
私は、文学作品が読めない。
不幸を喜んでいるように見えてしまって、気持ち悪くて受け付けなかった。
そんな私が、文学作品に通じるものを感じながらはみだしっこが読めたのは、闇を刻んでいきながら、光に向けてあがいている姿がそこにあったからだ。
「ただ楽しめ」ってそれは呪いだ!
という叫びと、
「それでもぼくたち生きてきたよ」
が両立している世界。
人生を通じて支えてくれた言葉は数しれず、三原順先生を通じて知った概念は今でも宝物だ。
カウンセラーはじめて、
波動セミナーで体質を変えて、
光を得る方法をブログに綴り続けて。
すっかり違う自分になってしまった。
光の世界はシンプルだ。
やるかやらないか
やりたいかやりたくないか
受け入れているか否定しているか
しかなくて、勇気を出し続けるだけ。
コツコツ自分の姿を決め続けていくこと
信じていくことが要求される。
ひとつひとつ消化してきたネガティブな思いは、体から消えてしまって理論としてはわかっても思い出すことができず、
何度読んでも共感できた「はみだしっこ」は、遠い過去になってしまった。
私の今までの人生は、小説と漫画をいかにリアルに感じることができるかを優先してきた。
それなのに、小説が書けず、小説が読めなくなり、漫画も展開が読めて入りこめなくなって、、、
カウンセラーをはじめて、この世界を真っ先に捨てなければならなかった。
そうしないと手に入らないものがあった。
「アメトーークで、三原順芸人をやりたい」という思いが溢れて困ったこともあったけど、もう自分の中で終わったんだとお墓を立てようと思う。
「はみだしっこ」ありがとう。
私と出会ってくれてありがとう。
そして、さようなら。
あなたは、前に進めないと分かっていながら、大切に握りしめているものはありますか?
あなたが握りしめているもの終わらせます。
新しい自分をそろそろ受け入れてあげませんか?
お待ちしています。
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