以前、健康番組でお医者さんが、
「本人が困ってないなら病気じゃない」
と言ってたんです。
真理だな、と思いました。
病気や怪我など、明らかに症状が分かるものならともかく、心や発達障害は本人が困っていないなら、病気じゃないんです。
例えば、あなたから見て、すっごく心のことで苦しんでいる方がいたとして、
本人が変わりたいと思ってないなら、困ってないんです。
苦しんでいたいんです。
ただの愚痴っぽい人というだけなんです。
世間一般の心理的な本や、カウンセラーの方の文章を読んでいると、たまに、
「健康」という名前の同じ人間にしたいのかな?
と感じてしまうときがあります。
育児の本にも、同様に「最高」と言われる同じ教育を受けさせたいのかな?と
発達障害であろうと、どんなに変な人であろうと、そんな人がいっぱいいる職場に行けば、問題になりません。
理想詐欺にみんなひっかかってるなーと
悩んでいる人は「心の病気」にしておきたいし、
子供には、最高のナニカになれるように最高の教育を受けさせたいし、
発達障害という「病気」という名前をつけて、人と違うことをみんなにゆるして欲しい。
なぜ、そんなふうに詐欺にひっかかってしまうのか分かりますか?
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「今の状態が最高の姿で、幸せです」
って言うのって本当に勇気が必要だからです。
自分のイヤで認めたくない部分を見ずに理想を追い求めると、偏っていき、ついつい理想詐欺を使ってごまかそうとしていきます。
「ワタシ以外のナニカ」は、
すごく幸せで
すごく能力があって、
ワタシはいつも基準を満たしていない。
基準を満たすために何かをしたい。
そんな風に思っているなら、昔の私と同じです。
自分で「今の状態は最高だ」と決めていい。
決めることができないほど、心にモヤモヤが出るなら、ケアした方がいい。
誰かに「あなたは健康で素晴らしい」と決めてもらわなくていいんです。
誰かがわかりやすく基準を作ってくれて、そこを満たせばあなたは幸せになれるって、そんな簡単だったらいいんですが、
現実は、自分が心から
「健康で素晴らしい幸せな人間」と言えるまで、自分と対話していくことが大事なんです。
ツライけど。
本当にツライけど。
あなたは、「普通」「一般的」の言葉に惑わされてどこに向かっていますか?
「健康で最高で幸せです」と言えずに困っているなら、ぜひお試しを。
今回のテーマは女性性
褒めを受け止めれない方はぜひ
今回のテーマは「私のサービス買って」
「困っている」ことを聞き出す練習をします。
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