『cool』に「カッコいい」とは真逆の意味がある? | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

どんどん英語力がアップする勉強法を紹介するブログ

"cool" という英単語は、

「カッコいい」という意味で

日本人の間でも結構知られていると思います。

 

テレビでも、外国人が日本の素敵な物を観て "Cool!" と言っている場面が流れますし、日本人のタレントもこの言葉を使うところを観ることがあります。

 

インターネットで調べると、次のようにありました。

 

1900年代前半ごろに「かっこいい」という意味のスラングとして使われ始め、現在では定番の表現となっています。」

 

スラングですが、1900年代前半頃からあったのですね。

 

私が使っている和英辞典にも、この意味が掲載されています。

 

cool [形容詞]

 4. すばらしい、かっこいい、いかす

 

辞書によると、coolは「冷たい」「冷淡な」という意味はありますが、ネイティブが使っている意味は「カッコいい」が殆んどのようです。

 

★本日投稿したこの記事に、ブロガーのYumiさんから重要なコメントを頂きましたので、以下そのコメントに沿って、内容を一部修正します。

 修正箇所に、「下線」を付けます。

 

coolイコール「カッコいい」のように肯定的な意味で理解していましたが、アメリカ人がこれを ”真逆” の意味で使っているように聞こえる場面がありました

 

テレビ東京の『YOUは何しに日本へ?』という番組です。

 

空港などで外国人にインタビューをして、何人かに密着取材をする番組です。

 

6月17日の放送で、日本のアイドルを夢見て来日したアメリカ人の若い黒人女性が密着取材を受けました。

 

この方は、日本のアイドルになりたくて、唄っているところをTikTokで発信したことを次のように説明しています。

 

「観てくれた人の95%は好意的に見てくれたけど、」

 95 percent is positive, but・・・

 

「残り5%は辛辣な意見でした。」

 

私には、これが次のように聞こえました。

 5 percent is just so cool.

 

この5%のコメントは、容姿を取り上げるような配慮を欠く酷いものです。

この方はそのことについて触れて、涙を流されていました。

私ももらい泣きをしてしまいそうになりました。

 

さて、

"Cool." というと肯定的な意味と思っていましたが、いわゆる ”真逆” の意味にも使われると思ったのでですが、Yumiさんのコメントを拝読して、私の勘違いであろうことが分かりました。

 

Yumiさんのご指摘は次です。

 

「ここはもしかしたら cruel だった可能性もあるのでは?と思ったのですが、いかがでしょうか。
cool と cruel は発音が似ていますし、意味も cruel の方がしっくりくる気がするのです。」

 

*cruel:残酷な、冷酷な、むごい

 

確かに、"cruel" であれば、意味が納得できます。

Yumiさんのご指摘が正しいと私も思います。

 

この番組の、この「クール」の発音を聞き直してみましたが、これをcoolとcruelを聞き分けるのは、無理と感じるほどです。

この「r」の発音を聞き取るのは、ほぼ無理です。

 

日本で英語を勉強している私には、太刀打ちができないレベルです。

 

もしかすると、ネイティブでもこれを聞き分けるのは難しく、文脈から「ここではcruelであって、coolではありえない」と分かるということかもしれないと思います。

 

Yumiさん、頂いたご指摘が正しいと思います。

 

コメントありがとうございました!