対面会議を「オフライン」というのは正しいのでしょうか? | 「英語が話せるようになる本当の勉強法」のブログ

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2020年のコロナ禍依頼、オンラインの会議(リモート会議)が増えました。

 

今では対面の会議が増えましたが、それでも、

「オンラインで問題なければ、オンラインが望ましい」

というような状況です。

 

私は、個人的には会議室などに集まって行う対面会議を出来るだけ行うのが望ましいと考えています。

 

「報告会」であればオンラインでも殆ど問題ありません。

 

しかし、意見交換をする打合せ、もしくは時には人の意見を否定する発言が必要なような打合せは、対面にすべきです。

 

オンラインで議論をするのはとてもフラストレーションがたまります。

 

・相手の顔(反応)が見えない。

・沈黙となった時の状況が読めない。

・議論となった相手へのフォローが困難。

 

これらが理由です。

 

と言っても、オンライン会議はメリットもあります。

 

・移動時間が不要

・会議室の確保(予約)が不要

・(カメラをOFFにすれば)正装不要

 

などです。

 

 

さて、今回の本題です。

 

オンライン会議を「リモート会議」と呼びます。

 

これに対して会議室に集まる会議が「対面(の)会議」ですが、

この対面会議が「オフライン(の会議)」と呼ばれています。

 

 

私は、この「オフライン(の会議)」という表現が「正しくない」と感じ、聞く度に違和感を感じています。

 

その理由は、「オフライン」とは「線(回線)を切る」、または「線を繋がない」という意味であって、「対面」や「会う」という意味ではないからです。

 

「オフライン」という表現が使えるとすると、次の様な場合です。

 

アメリカ企業とのオンライン会議を想定します。

 

例えば、です。

 

日本側のメンバ5人が会議室に集まっています。

アメリカ側は、LAの事務所の会議室に6人集まっています。

 

打合せで議論が平行線になったとします。

そこで、日本側、アメリカ側で分かれて、約10分別々に内部打合せをする場合です。

 

「一旦オフラインにして、日米それぞれで相談しましょう。

 そして、10分後にもう一度オンラインを再開してお互いで議論しましょう。」

 

この「例」であれば、「オフライン」という言葉が正しく使われていることになります。

 

1か所に全員が集まるだけの会議を指して「オフライン会議」と呼ぶのは正しくないと思います。

通常は回線が繋がっていて、オンラインで参加できる状況でその回線を切ることができる場合に限ってオフラインという言葉を使うべきです。

 

「オンライン」という言葉の”反対”は「オフライン」です。

しかし、

「リモート(オンライン)会議」の反対は「対面」、「F2F (face-to-face)」であって、「オフライン」ではないということです。

 

皆さんはどのようにお考えでしょうか。